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長い間、香川の里山、身近な森の姿といえば松林でした。正月の門松、松竹梅、そして「常盤の松」を飾る日本の生活習慣・常盤(ときわ)は、松の葉がいつも緑色で色を変えぬ事、永久不変なことを意味する事から目出たい席の必需品となってきました。
結婚前の結納に使われる「高砂台」という尉(じょう)と姥(うば)が高砂の松の前で白砂の落ち葉を刷いている飾りものはその抽象的なものです。しかし、「白砂青松」と云う言葉は、豊かな自然の代名詞のように誤解されていることが大方なのですが、景観としてはともかく自然の姿としては非常に貧しい状態を示しているのです。
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