<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
   <title>トレッキングレポート</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/" />
   <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.gofield.com/trekking2/atom.xml" />
   <id>tag:www.gofield.com,2008:/trekking2//2</id>
   <updated>2006-12-15T13:05:57Z</updated>
   <subtitle>
地域別インデックス
北海道東北関東甲信越北陸東海近畿中国
四国九州海外


全国に散らばるフィールドライターさん達が体験したトレッキングレポートをお送りします。
全国津々浦々、ありとあらゆる所のトレッキングを中心にお届けしていますが、続々と増殖中です。海外はニュージーランド、中国が熱いです。
また、Gofield.comではアウトドアライター、特派員を募集しています。あなたが体験したレポートをぜひ掲載させてください。国内、国外を問わず随時募集中です！詳しくはライター募集を参照ください。</subtitle>
   <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 3.33-ja</generator>

<entry>
   <title>太田薬師お手軽スノーシュー登山</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2005/01/post_38.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2005:/trekking2//2.42</id>
   
   <published>2005-01-29T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-15T13:05:57Z</updated>
   
   <summary>Jan.30, 2005
吹雪のときは無理しない！</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="02東北" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="22岩手" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="3" label="小林 Sadacchi 禎子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

本日は、本当は網張スキー場から三ツ石山へのスノーシュー＆テレマークツアーの予定でした。ところが、盛岡方面から現地へ向かう途中、ふだんなら雄姿を見せてくれる岩手山がまったく見えません。すっぽりと雪雲に覆われてしまっていたのです。三ツ石山は、岩手山の南西。嫌な予感120％で網張スキー場に着いてみると、案の定猛烈な吹雪でした。視界も悪く、登山は危険ということで網張スキー場でのテレマーク練習、または高度の低い盛岡まで戻り、太田薬師お手軽登山というプランが出されました。アウトドアが好きといっても負けるのも得意な私は、もちろん太田薬師プランです。]]>
      <![CDATA[<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/02.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

テレマーク軍団を残し国道46号線を盛岡方面へ戻っていくと、見る見る吹雪がやんでいきます。太田薬師は、盛岡市猪去地区にある「かんぽの宿」が出発地点。この近辺の道は普段から私もよく使う道だったのですが、こんな身近なところにコースがあったなんて、なんだか意外でした。

<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

「かんぽの宿」に車を駐車させてもらい、お弁当をリュックに背負っていざ出発です！今回は、秋田在住でテレマークスキーのお師匠様足利さんとえみさん、そして私という3人のパーティ。足利さんは得意のテレマークスキー、えみさんは和かんじき、私はスノーシューという三者三様の装備です。どんな違いがあるのか、ちょっと楽しみ。

<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/04.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

雪が少なかったので、途中までえみさんとワタシはツボ足でトコトコ。まるでお散歩気分。左手にリンゴ園が始まる頃、ようやくそれぞれの装備を装着しました。正面に目指す山頂を望みながら、左手にリンゴ園、右手に雑木林というのどかな道をしばらく進むと、やがて右前方に鳥居が見えてきます。太田薬師というだけあって神社なのですね。当たり前ですけど．．．。近づくと灰色の鳥居の向こう側に赤い第2の鳥居が見えました。あれ？コースはどっち？と思いきや、足利さんは鳥居をくぐって、とっとと行ってしまいました。鳥居はあるのに神社は見えず、ただただ道が奥へと続いていたのです。なんだかおもしろーい。私も急いで手を合わせてから足利さんを追いかけました。

<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

そのうち、途中から折れてしまっている木々を見つけました。老齢化から雪の重みに耐え切れず倒れてしまったのでしょうか。次第に勾配が急になってきたころ、ちょっとお茶休憩。冬山へ行くとき、小さな魔法瓶にジャスミンティーを入れて持っていくのが最近のマイブーム。冷たい空気の中、あつあつのジャスミンティーを一口飲むと、とても心が安らぎます。えみさんもゆるんでしまった和かんじきの紐を締めなおし、さあもう少しで山頂です。急な近道コースとゆるやか迂回コースに分かれているところがありましたが、私たちはもちろん迂回コースを選択。視界が開けたところに出ると、銀世界に包まれた盛岡の街並みと北東に姫神山を一望できました。吉村貫一郎の愛した南部ふるさとの懐かしい景色です。市街にこんな近いところで、こんな遊びができるなんて意外な発見でした。一方、西側を見ると景色は一変、灰色の世界が広がっています。姫神山より近いはずの岩手山がこれっぽっちも見えないんです。「テレマーク組もこっちに来ればよかったのにね～」なぁんて、ちょっと優越感に浸りながら山頂を目指していきました。

<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/06.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

山頂は、突然やってきました。木立の中に第3の鳥居があり、その向こうに神社があったのです。昔、地域の人々は、この長い長い参道を歩いて神社に来ていたのですね。神社の前には、いつ供えられたのか真っ黒になったバナナがありました。残念ながら雲がかかってしまい景色を眺めることはできませんでしたが、境内のクロビの大木や御神木の「猪去の大松」が十分誉めてくださっていたようです。寒かったので、神社の中にあがらせてもらいランチタイム。かじかむ手でラーメンや鍋焼きうどんをつくりました。暖かい食べ物ってホント生き返りますね。

<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ8" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/08.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />　<img alt="太田薬師お手軽スノーシュー登山：イメージ7" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/018/07.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

帰りはオガセの滝方面に降りていきます。テレマークプロの足利さんは、私たちに道標の轍だけ残して、すぐに見えなくなってしまいました。私たちもズボズボと転がるように、道を自由につくって遊びながら降りていきます。小さな沢沿いの細い道などもあり、ちょっとスリリングでした。沢を渡って、オガセ滝へ行ってみたのですが水量が少なく、かといって凍っているわけでもなくチョロチョロ中途半端で、ちょっとガッカリでした。その後通った崖崩れにできた巨大なツララ群のほうが見応えがあったように思います。この太田薬師、標高たったの407mゆっくり歩いても約2時間、お気軽なわりに景色も変化に富んでいて、とっても楽しめるコースでした。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>岩手県盛岡市猪去地区</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>国道46号線盛岡から秋田方面へ。雫石手前で県道13号線に入り「盛岡簡易保険保養センター」（かんぽの宿）へ。</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>あり（かんぽの宿）</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>あり（かんぽの宿）</dd>
<dt>行程：</dt>
<dd>かんぽの宿盛岡～鳥居まで16分<br />
鳥居から～太田薬師山頂まで41分<br />
太田薬師山頂～林道まで22分<br />
林道～オガセ滝まで10分<br />
オガセ滝～かんぽの宿盛岡39分<br />
登りが約1時間、下りがオガセ滝経由で約1時間10分といった感じでした。（情報提供：えみさん）</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>「盛岡簡易保険保養センター」（かんぽの宿）<br />
〒020-0054 盛岡市猪去上猪去1-1<br />
TEL：019-659-0131<br />
FAX：019-659-0132<br />
ここのお風呂は、「炭シャンプー」「オレンジエキスシャンプー」などアメニティが充実！女性にうれしいお風呂です！</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>秋田県八塩山・冬山登山デビュー</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2005/01/post_17.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2006:/trekking2//2.18</id>
   
   <published>2005-01-08T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T05:45:03Z</updated>
   
   <summary>Jan.09, 2005
和かんじきすと登場！</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="02東北" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="23秋田" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="3" label="小林 Sadacchi 禎子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ああ、雪ってホント山だけに降ってほしい！…と心の中で叫びながら毎日の除雪に汗を流す冬のある日、秋田市内にあるアウトドアショップ風天の主催する冬山登山に参加してまいりました。]]>
      <![CDATA[<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

八塩山は、秋田県南東由利町にある標高約704mの山です。道の駅東由利から東へ車で約15分ほど。「八塩山いこいの森キャンプ場」の案内板を目印にすれば、ほぼ迷うことはないと思います。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

登山口へと向かう車は、突然道路の途中で停まりました。どう見ても登山口には見えません。車を降りて、その理由がわかりました。冬の間、この道路は最終民家のあるところまでしか除雪されないため、除雪の終わったところが出発地点となるのです。「え？ここがスタート地点？」とちょっとびっくりするような場所ですが、このへんは都会にはない「ローカル・ルール」なようで、路上駐車も特に問題はないようでした。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

山歩きに慣れていらっしゃる皆さんはとっとと準備をし、進んで行ってしまいました。ワタシも風天さんから真新しい和かんじきをお借りし、慣れない手つきでなんとか装着。ランチの入ったリュックを背負い、すでに見えなくなってしまった先発隊を追って出発です。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

幸い、昨晩から今朝まで続いた大雪も歩き始めるころには止み、待っていたのはさらさらふっかふかのパウダースノー。「ツボ足」（かんじきやスノーシューをはかない状態）では、膝まで埋まってしまうほどです。ところが、和かんじきをはいてみると、あら不思議。まるで体重が軽くなったかのようにスイスイ歩けました。文明の利器のすばらしさに酔いしれる一方、調子に乗ると和かんじきの裏についている爪でもう片方の足を踏んでしまい、自爆転倒。でも、転んでもちっとも痛くありません。誰かが転倒するたびに笑いながら本当は車道なはずの道を登山口目指して進んで行きます。でも、ちょっとこの道は単調で長かったな～。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/06.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

ようやく登山口に到着。ここからが本格的な登山です。木製の看板が山頂の方角を示しているものの、一体道はどこ？今回のガイドであるe-nativeの佐藤さんがラッセルし、雪化粧した林の中、道なき道を登り始めました。よく見ると、時々木々にピンクのリボンがついています。道しるべなようです。でも、時には危険なところもあったので、必ずしもリボンのとおりではなく、なるべく負担のないようジグザグにパウダーを攻め登っていきました。雪をかぶった木々の中、道なき道をもりもり進んでいくのは、なかなかアドベンチャー気分を盛り上げてくれます。さすがの和かんじきとはいえ、時にはズボっとはまってしまい、雪に埋もれていた木の枝にひっかけてしまったりして、なかなかスリリングでした。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ7" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/07.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

苦労してようやっと尾根にたどりつくと、視界が開けて下界を見渡すことができました。山頂まであと700m！この先は、山頂の山小屋までは頬をさすようなものすごい強風との戦いでした。風上側の顔面が痛いほど冷たく、それなのに体は火照っているようで、ノドがかわいているのか息があがっているだけなのか、それすらよくわからなくなるぐらい、ワタシにはちょっとした試練でした。でも、そんな試練を乗り越え、山小屋に到着し下界を一望したときは、本当に感動しましたよ。小奇麗な山小屋には、ストーブも用意されていたので、皆でストーブを囲んで暖を取り、つかの間の昼食休憩をとった後、下り開始です。まるで転がり落ちるように苦労した稜線を下っていきます。ゆっくり歩こうが、飛び込もうが転がり落ちようが、どこもかしこもパウダースノー。みんな子供に帰ったように雪まみれになりながら、あっという間にスタート地点へ到着です。

<img alt="秋田県八塩山・冬山登山デビュー：イメージ8" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/021/08.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

上級者なら木立をぬって、スキーやスノーボードで滑り下りても気持ちよさうなコースでしたが、スノーシューや和かんじきといったスローペースな道具であったからこそ、パウダースノーや冬山の木々たちとゆっくり戯れ、それらの存在をより身近に感じることができたように思います。帰りは、道の駅の温泉でゆっくり体を温めて、初めての冬山登山体験は終了となりました。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>秋田県由利郡東由利町</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>電車：<br />
JR羽後本荘駅から羽後交通バス黒渕線で田代下車。徒歩約30分。<br />
車：<br />
国道107号で本荘市から約28km、横手市から約30km、<br />
県道、町道を通って約45～50分。「八塩いこいの森」の案内標識が目印です。</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>登山口までの道路が途中閉鎖されていたので、路上駐車しました。夏期はあり。</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>なし。道の駅東由利を利用。</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>道の駅東由利：八塩山から車で約15分ほど。温泉、レストラン、無料休憩室もあります。<br />
八塩山：http://www.chokai.ne.jp/higashiyuri/yashio.html#mori<br />
道の駅東由利：http://www.chokai.ne.jp/higashiyuri/station.html<br />
アウトドアショップ風天やe-nativeでガイドツアーなど相談に乗ってくれます。<br />
アウトドアショップ風天：http://www.pureweb.jp/~fu-ten/<br />
e-native：http://www11.plala.or.jp/t-guide/</dd>
</dl>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>王子ヶ岳縦走</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/10/post_245.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.292</id>
   
   <published>2004-10-11T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T02:56:34Z</updated>
   
   <summary>Feb.12, 2004</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="08中国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="22岡山" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="6" label="むきゃぁ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="王子ヶ岳縦走：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/291/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

王子ヶ岳縦走。タイトルを見たらなんとも大変そうであるが、何のことはない。倉敷市と玉野市の境にあるあの標高234mの山である。しかも上まで車で行くことができるまさに観光地。しかし、きちんとした登山道が整備されていて、しかもほぼ全線にわたり瀬戸内海の絶景を望むことが出来る僕の超おススメコースがあるのだ。]]>
      <![CDATA[<img alt="王子ヶ岳縦走：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/291/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

ある午後。家でパソコンを使って仕事をしていた。気分転換がてら外に出たら、「うおー！何でこんないい天気に中で1日中パソコンいじらにゃあかんのや！別に急いでいるわけでもないのに。」という事でどっかに出かけることに。どこに行こうかと検討した結果、近場の王子ヶ岳を縦走することに決め出発。自宅が倉敷市児島にあるせいか15分程で国民宿舎王子ヶ岳のところにある登山口に到着。国道430号沿いにある広い駐車場で準備を整え登山開始。

<img alt="王子ヶ岳縦走：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/291/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

登山口はまさに国民宿舎の横から始まっている。登山口と書いた矢印立札もしっかりある。そこから階段状の登山道を登っていく。この登山道はいかにも観光地の登山道といった感じで、よく整備されている。観光地の展望台などで、近くまで車で行けるが、駐車場に車をとめて若干登らなければならないような所がよくあるが、あれの距離が長くて、若干急なやつと思ってもらえればいい。登り始めてすぐに景色が見えるようになる。気分よく30分ほど登ると上まで到着する。そこを右方向に行くとレストハウス方面だ。ちなみに左に行くと桜園地で、春には桜が咲き乱れる。あと、桜園地には少しではあるがアスレチックもあり、子供にはいいかもしれない。話を元に戻して、レストハウス方面に向かうとすぐに大岩の所を通過する。僕はそこの先の岩からの景色が大好きなので、そこで腰をかけて下で買った缶コーヒーを飲む。余談ではあるが、王子ヶ岳は巨大な岩があちこちあり腰をかけれるので、ぜひお気に入りの岩（場所）を見つけて欲しい。休憩を終え、建てるだけ建ててオープンすることのない巨大なホテルを横目に車道沿いにあるレストハウスに到着。このレストハウスの屋上は展望台になっている。その後、レストハウスをそのまままっすぐに5分ほど進むと新割山頂に着いた。いわゆる王子ヶ岳山頂である。

<img alt="王子ヶ岳縦走：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/291/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

山頂からの景色はすばらしいのだが、ここまで来るまですべてが絶景と言っても過言ではないので、それほどの感動はない。とはいえ、瀬戸大橋から五色台、高松までが一望できる。この山頂をそのまま少しばかり下りると、野外ステージやパークセンターなどがあるちょっと公園状の場所が広がっている。パラグライダーのフライト基地なんかもあったりする。ここが観光地の王子ヶ岳である。ここでは野外ステージのところの芝生で寝転んでみる。青空がほんっと気持ちいい。まるで空中に浮いているような気分だ。しばしの空中散歩（気分）を味わった後、渋川方面に出発。渋川方面への道は「笑う人面岩」と呼ばれる方に向かえばいい。5分も歩けば「笑う人面岩」に着く。この岩を横から見たら、笑った人の顔に見えるということだ。確かに陽気に笑った人の顔に見える。きっとこの景色を見て笑っているのであろう。ここまで気分よく縦走してきた僕の笑顔とツイン笑顔である。

<img alt="王子ヶ岳縦走：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/291/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ここからは気分的に下山モードで、そのまま人面岩を通り抜け渋川方面へ向かう。途中久々に海が見えなくなる区間があり、そこを過ぎると渋川前の下りになる。渋川前の下りにはいったら、渋川の砂浜が見える。もう少しでゴールであるが、階段を下りるので結構ひざの負担になる。下りきったら、国道430号線をひたすら歩いてスタート地点に戻るようになる。歩道がないのが痛いのだが、上を縦走している時とはまた違った瀬戸内海を見ながらなので気分よくゴールできた。ほんとに気分爽快な最高の時を過ごせた。みなさんもぜひ、車だけでなく足で縦走してみてはどうだろうか。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>岡山県倉敷市</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>児島の中心街から車で15分</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>大きなのがある</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>登山口、山頂至る所にあり</dd>
<dt>自販機：</dt>
<dd>登山口、山頂至る所にあり</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>マウント・イーデン</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/09/post_277.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.364</id>
   
   <published>2004-09-25T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T05:58:13Z</updated>
   
   <summary>Sep.26, 2004
オークランドでいちばん高い山</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="21ニュージーランド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="104" label="畑中 美紀" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="マウント・イーデン：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/363/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

「Mt. Eden(マウント・イーデン／イーデン山)」はオークランドに約50カ所ある死火山のひとつで、標高196メートルの市内で最も高い山。市の中心部から Mt. Eden Roadをひたすら走るバス（バス番号274、275、277）で約15分、「Mt. Eden Shop」で下車する。バス停周辺には、その名の通り、カフェ、雑貨、パン屋、花屋など、こじんまりとした感じのいいお店が軒を連ね、地元の人気スポットになっている。]]>
      <![CDATA[<img alt="マウント・イーデン：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/363/02.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

バスで来た道を少し戻り、右手にあるRautangi Rdに入ると、「ここから山につながる道などあるのだろうか」と不安になるほど閑静な住宅街が広がっている。そのまま歩き進んでいくと、道のつきあたりに、とってつけたような、いや、完全にとってつけた階段が登場する。それは「Mt. Eden」のサインもない寂れた殺風景な階段で、この階段が本当に山への入り口なのか、誰かの所有地で不法侵入なんてことになりやしないかと、またしても不安になるのだが、「ええい、ままよ」と、階段をのぼる。ふぅぅぅー。目の前に「歩道は滑りやすくなっています（オークランド市）」と書かれた看板を発見し、ようやくマウント・イーデンであることを確信。マウント・イーデン初心者にとっては大変不案内なエントランスになっていることに少々腹をたてる。

<img alt="マウント・イーデン：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/363/03.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

エントランスを通り抜けると、足を慣らす間もなく、すぐに上り坂。先ほどの看板のいう通り、道はふつうの山道で、とくに雨が降った日などには、ぬかること必須なので注意が必要である。登り始めておよそ５分後、舗装された車両用の道が傍らにあらわれ、観光客を乗せた大型バスや乗用車がどんどん頂上に向かっていく。トレッキング愛好者はこのまま山道を進んでいくもんだと思っていたら、「車道の方へどうぞ」と、わざわざ歩行者を車道にみちびく看板が……。そして、うながされるままに車道へ出ると、車道脇の看板には「ドライバーのみなさん。車道を歩く人たちに注意して運転しましょう」と注意書き。これを見てしばし苦笑する。なぜなら、道はほぼ車一台分の幅しかなく、人が歩くスペースなどほとんどないからだ。というより、あたまっから歩行者のことなんて考えてないと思う、この道。そこをあえて歩けというのだから、不思議な国です、ニュージーランド。文句をいっても仕方がないので、車が来ないことを祈って、足早に先に進むことにする。

<img alt="マウント・イーデン：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/363/04.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

この山には牛がたくさん放牧されている。彼らのおかげで、人間が定期的に草取りをしなくてもいいため、マウント・イーデンにいる牛は、さしずめオークランド市の職員だ、などと重宝されている。だが、その分、落し物もどっさりしてくれるので、トレッキングの際には気をつけたい。オークランド市内で一番高い山と聞いていたが、実際は小高い丘という感じで、あっさりと頂上にたどりつく。山頂にはアリ地獄のような噴火口跡がぱっくりと口を開いていて迫力満点。ちなみに、噴火口のところまで降りていくこともできる。ここは高層ビルが立ち並ぶビジネス街と静かな海を360度一望できる絶好のビューポイントで、とくに夜景は絶景といわれている。ただし、週末の深夜は浮かれた地元の人たちが酒盛りをして暴れていることもあるので、からまれないように注意しよう。

<img alt="マウント・イーデン：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/363/05.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

「マウント・イーデン」も前回の「ワン・ツリー・ヒル」同様、先住民マオリ族にとっては歴史ある場所。12世紀に彼らの要塞「Pa（パ）」があったといわれ、頂上には当時建造されたままの貴重な砦が残っている。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>マウント・イーデン</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>バス、車</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>有</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>無</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>無料</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ニセコアンヌプリ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/09/post_10.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.11</id>
   
   <published>2004-09-11T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T05:52:58Z</updated>
   
   <summary>Sep.12, 2004</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="01北海道" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="24道南" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="6" label="むきゃぁ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      9月12日、この日は北海道に上陸して2日目だった。天気予報では文句なしの晴れとなっていたので、以前羊蹄山に登った時に、次はあの山に登ろうと思っていたニセコアンヌプリに登ることに決めて小樽の宿を出発した。小樽からは国道5号線で倶知安まで行き、そこから道道58号線で最も一般的な登山コースであろうニセコ五色温泉のところの登山口に向かう。しかし、さすがは北海道だ。小樽から1時間30分程で登山口まで着いてしまった。
      <![CDATA[<img alt="ニセコアンヌプリ：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/011/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

バイクを停めて、簡単な準備運動をして登山開始である。登山口はキャンプ場のところにあり、行けばすぐにわかるはずである。事実私も、登山口の詳しい位置は知らなかったがすぐに分かった。登山道は広くよく整備されている。ただ、雨の後は滑りやすいかも知れない。登山開始時刻は12時45分。登山開始後少しの間は林の中を進むが、やがてすぐに視界が開けてくる。登りもそれほどきつくなく気分よく登ることができるが、視界がいいということはそれだけ直射日光を浴びることになり、暑いということでもある。しかし、本当に気持ちよく登ることができる。適度に風があり心地よい。この日は日曜日だったため何人もの人と「こんにちわ」と挨拶を交してすれ違うが、服装が登山登山している人はほとんどいなかった。それほど手軽に登ることができるのだ。例えるなら少しきつめの坂が続くハイキングと言えよう。

<img alt="ニセコアンヌプリ：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/011/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

そんな感じでニセコの町を眺めつつ気持ちよく登っていく。が、少しは急な箇所もあり、また下から石がごろごろしていそうな登山道が見えていたが、その場所辺りは見えていたほどではないにしろ若干石がごろごろしていて足場が悪い。そのうちニセコの町は見えなくなり、イワオヌプリの向こうに積丹半島を望むことができるようになる。そうなると山頂はもう少しだ。やがて山頂直前の稜線を行き、そして山頂に着いた。時刻は14時少し前だった。

<img alt="ニセコアンヌプリ：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/011/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

山頂はとても広く、小さな避難小屋もあった。そこからの景色はというと、羊蹄山を正面に見て、倶知安の町を眼下に望み、積丹半島、洞爺湖をも眺めることができるまさに絶景。実はこの登山コースは山頂に立つまでは倶知安の町や、また意外なことに羊蹄山は見ることができないのだ。そのことを考慮しないとしてもここから見る羊蹄山の雄姿は筆舌につくしがたいほどの絶景と言っても過言ではない。おそらくこの絶景を見た登山者のほとんどは羊蹄山の1番のビューポイントはここだと思ったにちがいない。そんな絶景を眺めつつ今まで我慢していた弁当を食べる。そのあと食後の缶コーヒーを飲む。最高のひとときだ。空にはなぜだかここより高い場所をパラグライダーが優雅に空中を舞っている。きっと相当な上級者なんだろう。それを見ていたらパラグライダーを始めてみたいと思ってきた。

<img alt="ニセコアンヌプリ：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/011/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

山頂での時間を過ごしたあとは下山である。それほどきつい勾配がなかったせいか、あまり膝が笑うこともなく45分で下山することができた。ただ、やはり泥上の箇所があり雨の時や後は滑ると思われるので油断だけは禁物である。以上がニセコアンヌプリの登山である。相当ゆっくり登っても1時間30分あれば山頂に着くことができるお手軽登山の割には、以前登った羊蹄山にも負けないすごい絶景なので、1人でも、友達や恋人とでも、また家族とでもいいから、ぜひ登ってみてください。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>北海道虻田郡ニセコ町</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>小樽からバイクで約1時間30分</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>道道横や山の家等たくさんある</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>駐車場にきれいなトイレがある。また、登山口の横にキャンプ場のトイレもある。<br />
山頂にはトイレはない。</dd>
<dt>温泉：</dt>
<dd>登山口の所に日帰り入浴できる施設が2箇所あり。<br />
どちらも入浴料金500円程。下山後に汗を流すのにちょうどいい。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>奥穂高岳</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/08/post_171.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.185</id>
   
   <published>2004-08-09T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T04:39:13Z</updated>
   
   <summary>Aug.10, 2004
日本第三の高峰、岩の殿堂</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="04甲信越" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="22長野" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="8" label="kenken" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="奥穂高岳：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/184/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

富士山、北岳に続き、日本で三番目に高い山が奥穂高岳、標高3,190mである。もちろん北アルプスでは最高峰である。そのけわしさ、数々の岩峰を従える姿は、北アルプスの盟主と呼ばれるのにふさわしい。天候の安定した真夏に日本第三の高峰を目指すこととした。]]>
      <![CDATA[<img alt="奥穂高岳：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/184/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

奥穂高岳へは岐阜県側の新穂高温泉からのルート、長野県側からは、岳沢（だけさわ）からのルートと涸沢（からさわ）からのルートが主にある。この中では楽なルートである涸沢から登ることとした。上高地から涸沢カールまでは、私のトレッキングレポート『北穂高岳』に詳しく書いているのでご覧いただきたいと思う。涸沢カールで一泊し、翌朝、朝日が奥穂高岳や北穂高岳が赤く染まるのを眺めてから登り始める。涸沢ヒュッテとテント場の間から、奥穂高岳方面へのパノラマコースを登って行くことにする。カールの底部にまだ雪が残っているのを左に見つつ、岩がごろごろした所を進む。少し登ると、高山植物の咲く中を歩いて行くことになる。道のすぐ横にも咲いているので踏まないように気を付けて行く。チングルマは花が終わってすでに果穂になっている。お花畑が終わると岩場を登る。登りきったところの大きな岩からは振り返って見る涸沢カールが良い眺めだ。岩場の登りが終わると、左の見上げる斜面に高山植物が多い。高山植物帯が終わると、両側が岩だらけの道となり、間もなく右からの涸沢小屋から登ってきた道と合流する。涸沢小屋からの道がほぼ直進する形で道が続いている。涸沢岳の中腹をトラバースしつつ登って行く道で、左下に先程登ってきたパノラマコースを見て、右に高山植物の多く咲く斜面と涸沢岳と涸沢槍が見える。

<img alt="奥穂高岳：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/184/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ザイテングラードの取付からは直登して行くかたちとなり、左前方に奥穂高岳とその左の前穂高岳を見つつ登る。岩場を登り、道が左へと曲がっていくと白出のコルにひょっこりと出る。穂高岳山荘が建っており、テント場は北側にある。奥穂高岳へはハシゴをいくつか通って1時間ほど登ることになるので、必要な装備のみで登ると良い。穂高岳山荘の南側からいきなりハシゴ2つを登る。更に右へのクサリ場が続く。すれ違う場所がほとんど無いので下ってくる人と声を掛け合って、すれ違うようにしたい。岐阜県側の岩がごろごろした道を登っていく。しばらく登ると涸沢側が見えるようになり、切れ落ちている岩にへばりつくようにイワギキョウが紫色の花を咲かせている。さらに登ると右側にトウヤクリンドウが何株もあって、白に緑色の紋様を混ぜた花を咲かせている。登っていって道が左に折れると、右にジャンダルムと呼ばれる3つの峰からなる岩峰が見える。ジャンダルムは西穂高岳へ連なる稜線上にあり、西穂高岳方面から見ると奥穂高岳の前に立ちはだかっているのでフランス語で衛兵、前衛峰を意味するジャンダルムと呼ばれている。ここからは少しの登りで奥穂高岳頂上に達する。どの方向にどの山が見えるかを絵で示した展望盤があり、その横に岩を高く積んだケルンがあって展望盤より高い所に祠（ほこら）が祭られている。このケルンは人工物と見なされるので、展望盤のあるところが国土地理院が認める標高3,190mである。

<img alt="奥穂高岳：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/184/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

頂上には「奥穂高岳」を示す石碑も札も標識も何も無く、記念撮影するのに困ってしまう。日本第三の標高なのに残念だ。登った日はガスがかかって展望が望めなかったが、雷鳥の姿を見ることが出来た。翌朝、もう一度登ると360°の山が見渡せ、富士山とその右に南アルプスも確認出来た。紅葉の良い時期にも再び登って見たいと思いつつ、素晴らしい展望を目に焼き付けた。

写真は上から、奥穂高岳と高山植物群、上高地河童橋からの奥穂高岳、穂高岳山荘から頂上間のイワギキョウ、奥穂高岳頂上から槍ヶ岳方面、奥穂高岳頂上から富士山と南アルプス

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>長野県南安曇郡安曇村</dd>
<dt>タイム：</dt>
<dd>10時間5分<br />
上高地バスターミナル-河童橋:15分<br />
河童橋-明神館:50分<br />
明神館-徳沢:1時間10分<br />
徳沢-横尾:1時間20分<br />
横尾-本谷橋:1時間<br />
本谷橋-涸沢:2時間<br />
涸沢-ザイテングラード取付:1時間30分<br />
ザイテングラード取付-穂高岳山荘:1時間<br />
穂高岳山荘-奥穂高岳:1時間分</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>鉄道・バス（夜行）：<br />
1.東京（新宿）、横浜、大阪、京都、神戸から出る夜行バスのさわやか信州号 上高地行きで入る。（要予約）<br />
2.新宿から中央線の夜行快速「ムーンライト信州」にて早朝松本下車、松本電鉄線に乗り換え終点新島々下車、上高地行きの路線バスにて上高地バスターミナルもしくは大正池下車。(「ムーンライト信州」は運転日注意。夜行急行「アルプス」は'03年までに休止)<br />
3.大阪、名古屋から夜行急行「ちくま」にて早朝松本下車、以下は2と同じ。「ちくま」は運転日注意。<br />
鉄道・バス（昼間）：<br />
1.新宿から中央線の特急「あずさ」にて松本下車、以下は（夜行）2と同じ。<br />
2.大阪、京都、神戸から新幹線で名古屋へ。名古屋から中央線の特急「しなの」にて松本下車、以下は（夜行）2と同じ。<br />
車：<br />
関東、中京、近畿方面からは中央高速を利用、岡谷ジャンクションから長野道に入り、長野道を松本インターで降り、 国道158号を西方向、上高地へ向かう。沢渡から先は交通規制が敷かれているので沢渡周辺のいくつかある駐車場に車を駐める。駐車場から上高地へは路線バスもしくはタクシー利用。</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>沢渡付近の駐車場：有料</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>上高地バスターミナル、各山小屋に有り</dd>
<dt>携帯電話：</dt>
<dd>上高地バスターミナル付近、奥穂高岳頂上付近のみ通話可能。</dd>
<dt>公衆電話：</dt>
<dd>各山小屋に有り</dd>
<dt>水場：</dt>
<dd>各山小屋に有り、無料（穂高岳山荘は宿泊者のみ無料）</dd>
<dt>宿泊：</dt>
<dd>横尾山荘、涸沢小屋、涸沢ヒュッテ、穂高岳山荘</dd>
<dt>テント指定地：</dt>
<dd>横尾、涸沢、穂高岳山荘の北</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>涸沢岳</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/08/post_182.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.204</id>
   
   <published>2004-08-08T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T04:39:13Z</updated>
   
   <summary>Aug.09, 2004
奥穂高岳と槍ヶ岳の両方の勇姿が間近に迫る</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="04甲信越" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="22長野" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="8" label="kenken" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="涸沢岳：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/203/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

奥穂高岳のどっしりとした山容と、槍ヶ岳へと続く北方向の眺めが楽しめるのが涸沢岳である。涸沢岳（からさわだけ）の南に位置する奥穂高岳、前穂高岳、北に位置する北穂高岳にはさまれている。穂高連峰と称される山々の中にあって、他の峰はみな穂高の名前が付いているのに、この峰には名前に穂高が入っていない。少し仲間はずれ的なこの山だが、涸沢カールから望む涸沢岳は鋭く尖る涸沢槍を従え、独特で個性のある山である。高山植物の咲き誇る夏に、涸沢槍を眺めつつ登ろうと上高地から入ることにした。]]>
      <![CDATA[<img alt="涸沢岳：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/203/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

上高地に早朝に入るとして、涸沢岳へは一泊二日のコースとなる。上高地のバスターミナルから歩き始め、誰も河童橋へ向かう。河童橋からは梓川の流れの向こうに穂高連峰がそびえるが、奥穂高岳のすぐ左にあるはずの涸沢岳はここからは見えない。今日の目的地涸沢カールが見えてくるまで、その姿は見えない。河童橋から梓川に沿った道を横尾まで歩いて行くことになる。横尾までの約3分の1にあたる明神館までは、梓川の両側に道があるので、どちらを選んでも良い。私は梓川の西側を歩くことをお勧めする。小さな湿原があったり、川を多く渡るし、明神岳を間近で見ることも出来るし、明神池に寄ることも出来るからである。もちろん、涸沢までの道のりは長いので、そうそうは寄り道は出来ない。このあたりの紹介は私のトレッキングレポート『上高地』『北穂高岳』に詳しく書いているので参考にして欲しいと思う。明神館を過ぎて、梓川の東側を川に近付いたり、森に入ったりのゆるやかな登りの道を歩いていく。涸沢方面と槍ヶ岳方面の分岐点に当たる横尾には昼少し前に着く。私は横尾山荘で昼食を食べるのが常なのだが、楽しみにしていたカレーライスは、2004年には無くなっており、仕方なくラーメンを食べることとした。横尾山荘の前に梓川に架かる橋があり、この橋を渡っていくのが涸沢へのルートとなる。およそ1時間の歩きで本谷橋の吊り橋に着く。ここで休憩して、これから始まる急な登りに備える。本谷橋から歩き始めると、あやしかった空から雨が落ちだした。たいした降りではなく、雨具を付けるかどうか迷う降り方である。5分ほどそのまま歩くが、10分程で雨は上がった。また降り始めるかもと思って、雨具を着たまま歩くが、蒸し暑いので脱ぐことにして歩き始める。さいわい雨はもう降ることはなかった。そんなふうに雨を気にしつつ、登り続けると前方に涸沢カールが見えてくる。カールから上の涸沢岳や北穂高岳は雲に覆われて見えない。雨に濡れた岩を登り詰めると涸沢カールに到着する。

<img alt="涸沢岳：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/203/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

翌日、涸沢岳へ向けて出発する。涸沢小屋の前から奥穂高岳方面の道を登り始める。約1時間の登りで左側にほぼ並行して登ってきたパノラマコースと合流する。ここからは涸沢岳の山腹をトラバース気味に登っていく道であり、右にクルマユリ等のお花畑とその向こうに涸沢岳と涸沢槍を見つつ行く。ザイテングラードと呼ばれる支稜の末端にたどり着く。ここから岩場の登りとなる。左に前穂高岳の鋭い峰が見える。ザイテングラードを直登して行くが、少し左に曲がるようになると間もなく、テント場の横を通って、穂高岳山荘の前に出る。ここから涸沢岳までは30分も歩けば着くので、必要な装備とカメラなどを持って登るとよいと思う。涸沢岳へは先程のテント場に沿って登って行く道を行く。西側の岐阜県側を登り詰めると、木の札で涸沢岳と表示された頂上に到着する。標高 3,110m、涸沢岳頂上である。振り返ると奥穂高岳がどっしりと山容を見せている。北側はすぐ近くに涸沢槍が見え、その向こうに北穂高岳がある。さらに視線をその奥にずらすと、思ったより近くに槍ヶ岳が見えている。

<img alt="涸沢岳：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/203/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

夕刻にヘッドライト等の装備を整えて、涸沢岳へもう一度登ると、雲に包まれた奥穂高岳が、太陽が沈む直前に姿を現してくれた。赤く染まる雲と奥穂高岳を見ながら、「登って良かった」と思わずにはいられなかった。近くの穂高岳と名前の付く峰に対して、涸沢岳は隠れた存在になりがちだが、奥穂高岳を間近での眺望は最高級だと思う。次回は涸沢岳から北穂高岳へも歩いてみたいと思いつつ帰途に着いた。（写真は上から、涸沢岳とお花畑、奥穂高岳から見た涸沢岳、ザイテングラードから見た前穂高岳、夕焼けの雲に包まれる奥穂高岳、朝日で赤く染まる笠ヶ岳）

写真は上から、涸沢岳とお花畑、奥穂高岳から見た涸沢岳、ザイテングラードから見た前穂高岳、夕焼けの雲に包まれる奥穂高岳、朝日で赤く染まる笠ヶ岳]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ワン・ツリー・ヒル</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/07/post_283.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.370</id>
   
   <published>2004-07-25T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T05:58:13Z</updated>
   
   <summary>Jul.26, 2004
オークランドでいちばん有名な丘</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="21ニュージーランド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="104" label="畑中 美紀" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/01.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

アイルランドのロックバンド「U2」のアルバム『Joshua Tree』の中に収録されている『One Tree Hill』という曲をご存知だろうか。これは、亡くなったニュージーランド出身のマネージャーを偲んで作られたといわれている。今回はその曲のタイトルにもなった「One Tree Hill（ワン・ツリー・ヒル）」を紹介しよう。]]>
      <![CDATA[<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

「One Tree Hill」とは文字通り「1本の木が立つ丘」のことで、市内からバス（バス番号302、305、312）でおよそ20分、住宅街のど真ん中に位置し、敷地内にはスポーツが楽しめる広場やバーベキュー場なども整備されている。この丘は、かつて先住民族であるマオリ族の砦であり、聖地だったが、1840年代にイギリスを中心としたヨーロッパ系の白人たちがこの国の主導権を得てからは、この丘も白人たちが所有することになった。しばらくすると、殺風景だった頂上には白人たちによって数本の木が植えられたが、吹きさらしの丘という地形上、木が生育するのは容易ではなかった。そして、かろうじて1本の松の木だけが逞しく残ったことから「ワン・ツリー・ヒル」とよばれるようになった。

<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/03.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

死火山の噴火口跡にできたこの丘は、標高が約183メートルもあり、そのため車で乗り入れる人がほとんどで、この日も徒歩で登っているのはわたしだけだった。頂上までの道も完全に自動車優先で、歩行者は「車に注意！」と書かれたゲートを通り、車道から少し離れた歩行者用の道を進むことになる。ただし、途中から歩行者用の道は完全に消え、否応なしに車道を歩くことになるので、往来する車には十分注意してもらいたい。こんなトレッキング愛好者の存在を無視した環境においては、正直、軽やかに通り過ぎる車たちがうらやましかったし、トレッキングなどやめて、できるものなら同乗したいとさえ思ったが、そんな、なげやりになったトレッキング愛好者をまるで慰めるかのように、丘の麓と中腹に愛くるしい牛と羊が放牧されていた。愛嬌たっぷりの動物たちを眺めていると、車でただひたすら頂上を目指すのがだんだん味気なく感じられるのだから、一種のアニマル・セラピーとでもいったところだろうか…。

<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/04.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

傾斜の激しい道を頂上までのぼりきると、目の前にはオークランドのシンボル、スカイタワーと周りに立ち並ぶビルディング、その向こうには青い海が広がり、港には多くのヨットが停留し、「シティ・オブ・セイルズ（帆の街）」といわれるオークランドならではのパノラマが広がっている。反対側にはさっきまで目の前にいた動物たちが牧歌的な景色となり、ニュージーランド最大の都市オークランドにいることを忘れてしまうほど、なんとものどかな風景が広がっている。ここからは180度違うオークランドの景色を360度楽しむことができるのだ。

<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/05.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

実は、「ワン・ツリー・ヒル」といいながら、頂上にあった1本の松の木は、すでになく、現在では事実上「ノー・ツリー・ヒル」になっている。この丘は、マオリ族の人々にとっては、白人たちによる侵略の傷跡。そのため、過去数回、最後まで残っていた木は、マオリ活動家によって何度もチェーンソーで切り倒されそうになっていたのだ。チェーンソーによってできた傷口には鉄の保護板があてられ、ワイヤーで四方から支えられながら、ようやく立っていたが、「いつ倒れてもおかしくない大変危険な状態」というオークランド市役所の判断で、2000年に125年もの歳月をかけて成長してきた松の木はあっけなく切り倒され、今の姿になってしまった。丘の頂上には50年以上も前に、オークランド市の創設者ローガン・キャンベル卿により、マオリ族への敬意を表してオベリスクが建てられているが、マオリたちの遺恨はそう簡単に消え去ることはないのだろう。

<img alt="ワン・ツリー・ヒル：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/369/06.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

外から見ると、平和でのんびりとした国という印象の強いニュージーランドだが、実際は白人至上主義の風潮が強く、マオリ族への差別もまだまだ根深い。「ワン・ツリー・ヒル」はそんな白人とマオリの訣別の地であるが、いつか、この丘が「共存」のシンボルとして多くの人々に愛されるようになることを願いたい。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>ワン・ツリー・ヒル</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>バス、車</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>有</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>有</dd>
<dt>入場料：</dt>
<dd>無料</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>熊野古道・ツヅラト峠を歩く</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/05/post_224.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.266</id>
   
   <published>2004-05-28T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T04:05:03Z</updated>
   
   <summary>May.29, 2004
梅ヶ谷～紀伊長島</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="06東海" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="24三重" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="9" label="itsuko" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/01.jpg" width="120" height="96" class="float-l" />

2003年の5月に、はじめて熊野古道(小広峠～発心門王子)を歩いたときから、こんどは別の古道も歩いてみたいと思っていました。そこで今回は、日帰りということもあり、名古屋から手軽に行けるツヅラト峠へ行って参りました。名古屋よりJRワイドビュー南紀を利用し、途中、多気で普通列車に乗り換え、 JRの梅ヶ谷で下車しました。三重県は、鈴鹿を過ぎると、急にのどかな風景が広がります。水田は青々としており、5月下旬という今の時期は、ちょうど麦を刈り取る作業をしている人が目につきました。梅ヶ谷駅は、無人駅です。梅ヶ谷駅を出発点とし、まずはツヅラト峠の登山口を目指して約1時間ほど、歩きました。]]>
      <![CDATA[<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/02.jpg" width="120" height="96" class="float-r" />

ツヅラト峠は、JRが主催する常設のウォーキングコースにもなっているようで、道しるべは頻繁に出てきます。地図を見なくても、案内板だけをたよりに歩けるほどです。鋪装された道を歩くのが嫌で、途中、「ツヅラト峠登山口への迂回路」という看板を見つけ、しかもそちらは山の中へ入る気配だったので、私たちは迷うことなく迂回路の方へ入りました。この迂回路がなかなかいい路でした。青緑色の水の色が印象的な川の脇を通っていくと、いかにも熊野古道らしい、背の高い、まっすぐと伸びた木々の中に道が現れます。

<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/03.jpg" width="120" height="96" class="float-l" />

やがて、高野橋のところに登山口を見つけました。時計を見ると、ちょうど12時。JRの梅ヶ谷駅から約1時間です。この登山口からは、ずっと、木立の中を歩いて行きます。世界遺産登録を間近にしているためか、植林や伐採のあとがあります。多くの人の手を入れて、木々が手入れされているのがわかります。そのためもあるのでしょう、木のいい香りが立ちこめて、心が癒されます。30分ほど急な登り坂を歩くと、ツヅラト峠第一見晴らし台に到着しました。

<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/04.jpg" width="120" height="96" class="float-r" />

見晴らし台からは、かなり眺望がききます。山々の麓に志子の民家が小さく見え、その向こうには、紀伊長島の海が臨めます。また、海にはいくつかの島が浮かんでいます。海の色は空の色と同化して、空と海がつながっているように見えました。ここで昼食をとりました。あまりの気持ちよさに、その場に50分も座っておりました。第一見晴し台から一段下ったところに、第ニ見晴らし台があり、さらに降りていくと、第三見晴し台がありました。しかし、第ニ、第三から見る景色は、第一見晴らし台からのものには、及びません。

<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/05.jpg" width="120" height="96" class="float-l" />

ツヅラト峠から、志子へ向かいます。かなり急な下り坂が続きます。途中、石畳の古道がありました。紀伊長島方面から登る場合は、志子奥が登山口になります。ツヅラト峠からは、約40分ほどでしょうか。

<img alt="熊野古道・ツヅラト峠を歩く：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/265/06.jpg" width="120" height="96" class="float-r" />

志子奥の登山口を通過して、紀伊長島駅を目指します。約1時間ほどです。その途中に、「花の広場」そして「めだかの分校」なる、ビオトープがありました。最近は、ビオトープをあちこちで見かけます。しかし、「めだかの分校」ほど成功しているビオトープを見たことがありません。ほとんど自然さながらの水辺環境です。カエルは鳴き、めだかやおたまじゃくしが泳ぎ、アメンボが水面を進み、たくさんのとんぼが飛んでいます。元は、休耕地であり、それを生物が住める環境に変えようと創られたものだそうです。「めだかの分校」なるネーミングも、分校で育ったメダカたちが、本校である自然の中へ帰って行けるようにとの願いがこもっているそうです。ツヅラト峠を降りてきて、心地よく疲れたあと、このビオトープで足をとめ、水辺の小さな生き物たちを眺めるのは、本当に楽しく、素敵な場所でありました。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>三重県北牟婁郡</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>名古屋よりJRワイドビュー南紀で多気下車。JR普通列車に乗り換え、梅ヶ谷下車。　</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>梅ヶ谷駅、紀伊長島町田山、志子奥に有り。　</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>梅ヶ谷駅前の神社の向かい側と、志子の「山の神」のほこらを過ぎてすぐのところに有り。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>氷ノ山</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/05/post_243.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.290</id>
   
   <published>2004-05-23T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T02:56:36Z</updated>
   
   <summary>May.24, 2004
中国地方第2の高峰に登る</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="08中国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="21鳥取" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="6" label="むきゃぁ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="氷ノ山：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

氷ノ山は中国地方で大山についで2番目に高い山であり、日本200名山のひとつでもある。周辺はスキー場がたくさんあり、オフロードバイクが好きな人ならご存知であろうが、中国地方随一のダート天国でもある。以前、僕もオフロードバイクで氷ノ山周辺のダートを走りに来たことがあった。その時は、目的が違ったので登ることはしなかったが、次に来る時は絶対登ろうと決めていた。そして数年を経てその日は来た。]]>
      <![CDATA[<img alt="氷ノ山：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

氷ノ山登山の日は文句なしの快晴。日焼け止めを塗ってないとヒリヒリするのは確定な程の快晴。よって、日焼け止めを塗って朝6時に出発。時間を稼ぐために高速で岡山インターまで走った。あとは、国道53号をひたすら鳥取県用瀬町まで走り、そこから国道482号で氷ノ山に向かう。途中国道29号と併走し、別れたらいよいよ国道482号は氷ノ山方面に上がっていく。別れてから10キロ足らずで氷ノ山スキー場に着く。実は、おおよそのルートは調べていたが、登山口の詳しい場所は調べていなかったのだ。ただ、間違いなく案内標識が出ているだろうとは思っていた。計画では仙谷コースで登り、氷ノ山越えコースを下りてくるつもりであった。僕のもくろみは見事当たり、氷ノ山自然ふれあい館「響の森」の所の案内板を見て仙谷登山口にたどり着くことができた。

<img alt="氷ノ山：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/03.jpg" width="90" height="120" class="float-l" />

さあ、いよいよ登山開始である。登山口の案内板を見ると仙谷コースは上級者向けと書いてある。事前の調べによると鎖場もあるみたいで、なんかとても楽しみである。余談だが、氷ノ山はいつ来てもほんとに1,510メートルもあるようには全く見えない。見た目は1,300メートルがせいぜいといった感じである。話を元に戻して、登山開始してすぐの林を抜けると道は広大な畑に出る。そこに分岐があり、看板には氷ノ山2.4キロとあり、それに従い左に進む。すぐに再び林になり、やがて沢の横を登り始める。何回か沢を横切ったりしながら登る。雨のあとはちょっと大変かも知れない。沢のところを登るので石というか岩がごろごろ転がっていて、しかも結構急なため距離が稼ぎにくい。さらに追い討ちをかけるかのようにコースが分かりにくいところもあったりし、注意が必要である。。そうこうするうちに最初の鎖場がくる。鎖を張っているというのではなく、垂らしている。上級者なら特に鎖はいらないであろう。そこをパスして、同じような感じでしばらく登ると第2の鎖場に。ここも最初の鎖場と同じような感じである。2箇所の鎖場ともに距離はあまり長くない。ここも過ぎ、急な坂道をたんたんと登って行くと道は尾根道と合流する。ここまでくればあとひと踏ん張りである。ここまでほとんど展望がなかったせいか非常に気分がいい。まさに緑の尾根道を爽やかな風に吹かれ、いい景色を見ながらハイキングといった感じである。そして、山頂に到着した。登山時間は約1時間30分であった。

<img alt="氷ノ山：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

山頂に着いたらまずは記念撮影。そして、ビールを飲みながら弁当をいただく。やっぱりこの瞬間がたまらなく幸せである。山頂は、やはり1,510メートルは伊達じゃないと感じさせてくれるには十分な360度の大パノラマが広がる。疑って悪かったと氷ノ山に謝ってしまった。簡単に説明すると扇ノ山や後山など周りの山は全部見える。その日は見えなかったのだが、日本海も当然見えるであろう。空気が澄んでいれば大山も見えるんじゃないかな。山頂は広く、三角屋根の避難小屋があり、あとトイレも展望台もある。その日は平日であったが他にも5組くらいの人がいた。しばらくして、小学生が学年単位で登ってきて山頂は大賑わいになった。

<img alt="氷ノ山：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

さて、下山開始である。下山は氷ノ山越えコースだ。さっき登ってきた尾根道を戻ることになる。登る時、帰りに挑戦しようと思っていたコシキ岩が途中にあるのでそこに登る。登山の基本のテクニック３点支持が要求されるせいか、上には人はいなかった。実はこのコシキ岩わざわざ少し危険な思いをして登らなくても、上から行けば普通の平らなコースで行くことができるのだ。

<img alt="氷ノ山：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/289/06.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

コシキ岩を出て、、仙谷コースの分岐を過ぎ、ぶなの原生林を通過し、氷ノ山越えコースの分岐に到着した。ここにも山頂と同じような三角屋根の避難小屋があり、この山がいかにメジャーな山かうかがい知ることができる。ここで、尾根道は終わり、道は本格的に下りにはいった。特に大きな変化のない杉林の中を分岐から40分ほどで下山することができた。こちらのコースもほとんど展望がないのが残念だ。この氷ノ山越えコースは仙谷コースと比べたらぜんぜん急ではない。初心者でもなんなく登ることができるのではと思われる。ちなみにこちらの登山口はキャンプ場の敷地にあるので、案内板等でしっかり確認をしとこう。さて、僕の場合は登りは仙谷コースだったのでそこまで歩いて戻り（約15分）、氷ノ山登山は無事終わった。

最後に感想。仙谷コースは上級者というよりは中級者向けであろう。この山は中国地方で2番目に高いということもあってか、非常によく整備されている。コースも難しいコースを選ばなければ比較的楽に登ることができるので、みなさんぜひチャレンジしてみてください。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>鳥取県八頭郡若桜町</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>倉敷からバイクで約4時間</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>仙谷登山口に2・3台駐車可。広く見れば「響の森」などに大きな駐車場がある。</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>山頂にあり。キャンプ場や「響の森」にもある。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/05/post_298.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.389</id>
   
   <published>2004-05-06T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T06:38:43Z</updated>
   
   <summary>Mar.4-7, 2004
失われた王国チャンパの遺跡を訪ねる</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="26ベトナム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="114" label="高木 信之" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ベトナム中部の沿岸都市クイニョン。日本の某有名ガイドブックからは削除され、ベトナムの現地人でさえ「なんでそんな所に行くの」とか、ひどければ「そんな街は知らない」というような人がいるくらい観光地としてはマイナーな街である。しかし、クイニョンには11～13世紀に建造されたチャンパの遺跡が8カ所も残っており、金塔や銀塔といった魅力的な名前が付けられている。ホイアン近くの世界遺産にもなったミーソン遺跡や、観光地ニャチャンの市街地にあるポー・ナガール遺跡へ行くのもいい。だけど、2世紀に渡って一つの地域に遺跡が集中しているクイニョンの遺跡群を見ることは、ベトナム中南部の歴史を垣間見ることができると思い、クイニョンへ訪れることに決めた。]]>
      <![CDATA[<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

ニャチャンからの移動では、僕はホイアン行きのツーリストバスを利用している。着いてからの宿探しなど総体的に見て、電車やローカルバスより安上がりだし労力も省けると考えたからだ。実際クイニョンではバーバラ・バックパッカーズというゲストハウスで停車し（ホイアンまでの中継地点であり、休憩地になっている）、そのおかげでいくつかの手配ごとがスムーズに行えた。まずバーバラ・バックパッカーズでは僕の宿泊条件（10ドル以下のシングルユース）に合わないとなると、その姉妹館というか旧館のバーバラ・キゥイ・カフェを紹介してくれた。また、チャンパ遺跡が目的だと伝えると、信頼のおけるバイクタクシーまで紹介してくれたのである。ただし、値段交渉は自分でしなければならない。これは自己責任の範疇になるからだ。とはいえ、観光地としてはマイナーなクイニョンで、ゲストハウスの名前が示すように安旅行をする者を、おそらく10年以上迎えてきた宿のオーナーが紹介してくれるのである。バイクタクシーも安心して乗っていられる。ちなみに、バーバラ・バックパッカーズは海岸沿いを走るグエン・フエ通りを南に行った市街地を少し外れた所にあり、海水浴やボートトリップなどが楽しめる。一方のバーバラ・キゥイ・カフェは、同じグエン・フエ通りに沿って市街地にあり、フレンドリーで便利なゲストハウスだ。

<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

チャンパ遺跡巡りは、二日をかけて7カ所を訪れた（1カ所行かなかったのは忘れていたから）。初日の最初に向かったのは、二つの塔を意味するタップ・ドイ。フンタンという呼び名もある。タップ・ドイの名の通り二つの塔が、クイニョンの市街地の中にこつ然と現われるのだ。もちろん湧いて出てくるわけではない。バイクや車の行き交うチャン・フン・ダオ通りを路地のような所を曲がると、突然と見えるのである。高さは2塔とも20mくらいだろうか。レンガ造りの壁や屋根には、ヒンドゥー色の濃い彫刻やレリーフがはっきりと見て取れる。これは、修復が進んだ結果であるとも言える。とはいえ、土台となる建造物自体の形状が崩壊せずにしっかりと残っていたから、修復もきれいにできたのだろう。実際、まだ放置状態に近い1990年当時の資料写真を見ても、外観の損傷は少ないように伺える。ベトナム戦争ではクイニョンでも激戦があったはずなのだが、都市部にありながら崩されず形状を保ってきたのは、やはり神秘的なものを感じさせる。

<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

複数の塔があるものとしては、3塔が並んだ象牙塔へも訪れた。ズオンロンとも言う。最も美しいと言われるだけあって、3塔ともスリムな外観を持ち、壁にはヒンドゥー神話による彫像やレリーフ、装飾がみごとである。祭壇を装飾として施しているのも面白い。小高い丘の上にある銀塔（バン・イット）も4塔が残っている。しかし、中心となる祠堂は一つで、後は宝物庫、碑文庫、楼門である、それぞれに独特の形があって面白い。

<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

丘の上など高台に建てられたものが多いのも、チャンパ遺跡で特徴と言えるだろう。これは、宗教的地位に関わりがあるらしい。クイニョンで最も高い位置にあるのが金塔。フーロック塔とも呼ばれ、クイニョンから北西に約30kmの所にある。ちょっとした小山の上にあり、途中まではバイクで行くことができるが、最も奥の民家からは歩いて登らなければならない。しかも、ガイドをその民家の人にお願いした上でである。そうしなければ迷ってしまうような、草の茂った道を登るのである。それが、ある所で視界が開ける。人々が集い拝礼したであろうテラスのような広場、直線の長い階段、その上に威風堂々とそびえ立つ金塔。クイニョンの街が一望でき、遠く（5kmほど先）には銅塔も眺められる。重厚感さえある。見渡しの良い場所にありながら、人を寄せつけないようにして建つ金塔。この塔の前に立った時、漂う空気の中に宗教的地位の高さが感じられた。

<img alt="チャンパ盛衰の面影にひたるクイニョン：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/388/06.jpg" width="90" height="120" class="float-r" />

例えば、前述したタップ・ドイは建物としての美しさがある一方で交易などの行政に関わり、銀塔は宗教的威厳とともに政治的な威圧感を与えていたと想像できる。象牙塔の場合は、政治や国家防衛的な要素もあったのではと思わせる。また、村の中にあるタップ・ヴィンラムや畑の中にあるタップ・トゥーティエンは、地域に密着した宗教建築物としてどこか親しみやすい。カンティエンと呼ばれる銅塔も地域密着感があるのは、この塔がチャンパの中心的存在となる寺院の一つだったからだろう。その中で金塔だけは、立地から見ても純粋に宗教的威厳が感じられるのである。クイニョンにチャンパ王国が栄えた3世紀間、外国との交易で富む一方で周辺諸国からの攻撃もあり、国家の動向としても大きく揺らいでいたのだろう。考古学的に正しいかは別にして、その時代の変化がクイニョンの遺跡群で伺い知ることができる。残り一つの雁塔やまだ行っていないチャンパの遺跡も是非見てみたい。それらを見た時、どんな風に感じるのか楽しみだ。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>ベトナム社会主義共和国ビンディン省クイニョン</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>ホーチミン市から飛行機で1時間もしくは1時間半（ベトナム航空時刻表）、ツアーバスで15時間半。鉄道はクイニョン駅があるが、所要時間は未確認。</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>なし</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>なし</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>チャンパ遺跡へ個人で行く場合、タップ・ドイはクイニョン駅から遠くない所にあり、徒歩で行くことも可能。その他の遺跡へは、近くてもオートバイで30分、遠ければ2時間もかかるため、バイクタクシーをチャーターするかレンタルバイクを利用する必要がある。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>星山</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/04/post_246.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.293</id>
   
   <published>2004-04-15T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T02:56:36Z</updated>
   
   <summary>Apr.16, 2004</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="08中国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="22岡山" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="6" label="むきゃぁ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="星山：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/292/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

4月16日快晴。この日は以前北海道で知り合った関東の旅人がこちらに旅に来たので、前日から一緒にキャンプしていた。テントをたたみ、湯原温泉砂湯・蒜山高原・大山とその旅人を案内して、大山寺の辺りで別れた。がっちりと握手を交して再開を誓って別れたのはもう14時近くだった。しかし、せっかくこんな遠くまで来ているのに帰路に付くのはいくらなんでももったいない。かといって雪がまだたくさん残っている大山に登るには時間も装備もない。どこか雪が残っていなくて、こんな時間からでも登ることができるここからそんなには遠くない山はないものかと考えたら、見事あった。星山だ。ということで突如星山登山が決定した。]]>
      <![CDATA[<img alt="星山：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/292/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

大山寺のところから星山の登山口まではバイクで約1時間30分ちょいかかった。星山の登山口は勝山美しい森のビジターセンターの所にある。国道 313号からのアプローチとしては勝山の街を少し北に向かうと、名瀑として名高い神庭の滝の案内がでる。そこを左に折れ、3キロほど進むと「勝山美しい森、星山登山口」の案内が出ているのでそこを右折。後は要所要所に案内標識があるのでそれに従って進めば登山口に到着することができる。

<img alt="星山：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/292/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

突然決まったとはいえ、念のために用意していた登山ステッキを片手に登山開始。登山開始時刻は、なんと16時前。さっき駐車場で「今から登るん？」と聞かれたのも納得な時刻である。ビジターセンターの横から出ている登山道を登り始める。山頂までは１時間と案内板には書かれていた。スタートしてしばらくは記念植樹をしているよく整備された道を登る。スタート直後から景色が広がり気分はいいが、逆に言うと日陰が少ない。そのせいか4月半ばだというのにかなり暑い。途中ある松林を通過してしばらく登ると道がY字路状に2手に別れる。しかし看板はなく不親切だ。普通に考えたら山頂方面に進む右が正解だと思うが、なぜだか私はまっすぐに登っている方に進んだ。そしてしばらく登るとまたY字路。そしてまたまた看板はない。でも、さすがに今度は右に進んだ。右に折れてすぐに道は林の中を下る。これはもちろんあとで分かった事なのだが、下りきった辺りで先ほどの道などに合流する。余計な登りと下りがあっただけ損した気分である。さて、ここからが本格的な登りになる。といっても距離的にはあと少しだ。しばらく林を登り、植生が笹に変わると頂上は近い。そしてあっという間に頂上到着である。登山時間は約45分であった。

<img alt="星山：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/292/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

星山山頂からは、当然すばらしい景色が広がる。毛無山や大佐山などまさに360度のパノラマである。登山開始から景色が広がってはいたが、山頂に着いて初めて蒜山や大山を望むことができる。そして記念撮影をし、コーヒータイム。時間が遅いせいか誰もいなかった。たいていの山頂ではお約束といっても過言でないが、ここも日陰はない。ところで、星山からの櫃ケ山縦走というのがあるみたいで、櫃ケ山180分の看板がある。ちょっと見た感じではあるが、尾根筋を歩くかなり気持ちのよいルートだと推測できる。が、時間も17時を過ぎているので、縦走するどころか早く下山しないといけない。

<img alt="星山：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/292/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

下山は、山頂付近が若干急なだけなので、それほど膝にくることもなく35分でできた。もう18時を過ぎていた。かなり無茶なスケジュールになったとはいえ、山頂でもっとゆっくりしたかった。この山についての個人的な感想を述べると、家族でハイキング感覚で登り、山頂で弁当を広げるにはもってこいの山だと思う。もちろん幼稚園児くらいの子供と一緒に登ることも十分可能である。私はジーパンという服装で登ったが、何の問題もなかった。逆に言うと登山を趣味にしている人には物足りないかもしれない。が、気持ちのよさそうな縦走路もあるのでそこまでプランに入れると十分満足できると考える。あと、少し気になったのは夕方という時刻もあったせいであろうか、蛇を2回見たことである。しかし、「マムシ注意」等の看板はなかった。星山ほどの知名度がある山であればマムシが出る場合はまず注意書きがあるはずなので、あくまで勝手な想像ではあるがほとんど生息していないのであろう。最後に、本当によく整備されたすばらしい山なので、皆さんの週末プランの参考になればこれ幸いである。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>岡山県真庭郡</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>バイク</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>あり</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>ビジターセンターと駐車場にある。山頂にはなし。</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>コース途中に水場はない。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>恩田川の桜並木</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/04/post_51.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.55</id>
   
   <published>2004-03-31T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T05:16:51Z</updated>
   
   <summary>Apr.1, 2004
ベビーカーでGO！</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="03関東" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="21東京" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="11" label="yossy" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="恩田川の桜並木：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/055/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

町田市を流れる恩田川は、市内の七国山周辺を源流とし、横浜市の恩田町付近で鶴見川本川に合流する一級河川である。この中で「高瀬橋」から「都橋」にかけての3kmほどの区間がソメイヨシノの並木となっていて､町田の桜名所の1つに数えられている。ポカポカ初夏の陽気となった4月1日、8ヶ月の息子をベビーカーに乗せて、花見がてら恩田川沿いを歩いてみることにした。スタートは、「オーディオテクニカ」の建物付近にある扇橋。ここから下流方向に向かって歩いていく。「扇橋」をスタート地点に選んだのは、単に筆者の自宅から近かったからで、電車でアクセスする場合には、「成瀬中央橋」あたりから上流方向へ進んでも良いだろう。ＪＲ横浜線の成瀬駅北口のスーパー「そうてつローゼン」前を右折し、東へ向かって直進すると、10分足らずで「成瀬中央橋」にたどりつく。]]>
      <![CDATA[<img alt="恩田川の桜並木：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/055/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

両岸は「恩田川自転車歩行者道路」として整備され、アスファルト舗装されているので、ベビーカーを押しながらでもラクラク歩くことができる。途中何人ものベビー連れとすれ違った。サクラは頭上近くから川へ向かって垂れ下がり、花見にちょうどよい木の高さだ。今がまさに満開で、視界が一面ピンク色にそまり、お花見気分満点である。天気も良かったからか、平日にもかかわらず、たくさんの人が歩いていた。年配の女性や夫婦、子供連れの主婦、犬の散歩中の人などが多い。

<img alt="恩田川の桜並木：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/055/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

10 分ほど歩くと、ベンチがあり、若い女性のグループが飲み物片手にくつろいでいた。ベンチの数はそれほど多くないので、ベンチを見つけたら一休みしておいた方がよいかもしれない。近くには小さな公園が見える。すべり台などの遊具がある児童公園だが、子供づれで散策中に一休みするにはよさそうだ。花びらがちりばめられた川面には、カルガモなどのカモたちがゆうゆうと泳いでいる。

<img alt="恩田川の桜並木：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/055/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

成瀬駅へ続く道路「会下山橋」の下をくぐると、「成瀬団地」横に差しかかる。「成瀬団地六号棟商店会」では、花見シーズン中の土日に「さくら祭り」を開催している。飲み物やたこ焼きなどの軽食の販売、ゲーム大会などが行われ、休憩所、トイレも設置されるので、ここでちょっとお祭り気分を味わいながら休憩していくのもよい。成瀬団地内の川沿い近くの広場には小さなあずまやがあり、ここでも一服できそうだ。サクラを見上げながらのんびり、ゆったり歩いていく。遊歩道沿いにはツツジも植えられ、こちらもきれいに咲いていた。西山橋までたどり着くと、息子がぐずりだし、残念ながら散策はここまでとなってしまった。成瀬団地まで引き返し、「成瀬センター前」の交差点から成瀬駅方向まで戻ることにした。

<img alt="恩田川の桜並木：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/055/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

今回歩いたのは本当に短い距離だったが、十分ゆったりと楽しむことができた。時間と状況が許せば、桜並木の始点から終点までをゆっくりと歩いてみたいところだ。広場などはなく、ベンチもそれほど多く設けられてはいないので、お弁当を広げて花見の宴……というよりは、お散歩コースと考えたほうがよいだろう。花びらのシャワーを浴びながら歩くと、春のエネルギーを体全体で吸収したような、さわやかな気分になることうけあいだ。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>東京都町田市高ヶ坂、町田市成瀬</dd>
<dt>タイム：</dt>
<dd>扇橋－（12分）－成瀬団地－（6分）－西山橋</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>JR横浜線成瀬駅から徒歩10分</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>なし</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>「さくら祭り」開催時は成瀬団地商店街にトイレ設置</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>フラワーモン族の町バック・ハ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/03/post_301.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.392</id>
   
   <published>2004-03-23T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T06:38:43Z</updated>
   
   <summary>Mar.21-24, 2004
緑濃き風景と、鮮やかな民族衣装のアンサンブル</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="26ベトナム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="114" label="高木 信之" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ベトナム北部山岳地帯で、少数民族の町として知られるサパ。そこから順調に行けば3時間半程度の所に、ベトナムで最も美しいと言われるフラワーモン族が集まるバック・ハの町がある。]]>
      <![CDATA[<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

サパとの位置関係は、ハノイと中国・北京を結ぶ国際列車のベトナム側の終点ラオカイを挟み、サパは西方向、バック・ハは東方向にある。かといって、それぞれに観光客が分散するというのではなく、サパまで来たのだからバック・ハまで寄ってみようという人がほとんどだ。これはバック・ハが、大きなマーケットが開かれる日曜日以外は閑散としていること、トレッキングできる場所が少ないことなどが挙げられる。観光地としての歴史も浅く、道路や宿泊施設、レストランなどにまだまだ開発の余地があることも一因にはあるだろう。もっとも、観光スレしていない分、素朴なありのままのフラワーモン族に会うことができるのだが。ともかく、現在のバック・ハの観光事情がサパの“おまけ”のようになっているため、ラオカイからのツアーバスやローカルバスなどがあるものの、サパで土曜のマーケットを見、日曜にはバック・ハへ行き、その日の内にサパへ戻るかあるいはハノイや中国へ行くというのが観光パターンとなっている。

<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

10時前に到着するバスが、ちょっとしたトラブルがあって11時過ぎにバック・ハに到着。町はすでに活気に満ち、いたる所にフラワーモン族の人がいる。このフラワーモンという呼称は、上着の花柄地に特色があってそう呼ばれるようになったのではないかと考えられる。あるいはもっと総体的に、襟廻りから肩口、おくみの部分に施された幅広の刺繍や、スカートや前掛けに全体的に施された刺繍の色鮮やかさに花をイメージしたのかもしれない。少数民族を分類する場合に、衣装の色や柄で分けたりするからだ。いずれにしても、フラワーモンとは良く名付けたものだ。

<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

マーケットの奥は野外になっている。この日は雨が降るか降らないかの曇り空でパラソルやビニールシートで屋根を作っていたが、それさえなければ、まさに花畑を見るような光景がフラワーモン族の女性たちによって作られる。しかしながら季節なのか、あるいは流行なのか、7年前にバック・ハに訪れたときとは趣を異にしているようだった。先に書いたような花柄地が少なくなり、ビロードのような布地が多くなっていた。また、筒状の型にチェックの布を巻いているのだろう、そういった帽子をかぶっている女性も少なくなった。とはいえ、鮮やかさ美しさから言ったら、ベトナムで一番なのがフラワーモン族だろう。ちなみに、この衣装を一式揃えるとすると、店の人の言い値だが30ドルらしい。

<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/05.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

バック・ハは山々に囲まれた盆地に開けた町である。そのため、一歩町の外に出れば、美しい風景に出会うこともできる。その風景を満喫するためにツアーに組み込まれているのが、バンフォーへのトレッキング。バンフォーは、バス通りを中心とした場合、バック・ハ市場とは反対の方向にある。往復して1時間半から2時間程を、整地された道をほぼ道なりに歩いていく。歩いている道から向いの山までが近いのか、緑が濃く感じる。谷あいにはライステラスが広がり、その一画には果物の樹木を栽培している。その合間には、瓦屋根を載せた民家が点在し、集落を作っている。観光地としてはサパに一歩立ち後れているバック・ハである。だからこその風景、素朴で昔ながらの風景がそこに広がっている。そんな風景の中で出会うフラワーモン族。彼女たちの鮮やかな民族衣装と山々の緑は決してお互いの色合いを損なうことなく、穏やかな調和を奏でている。桃源郷というものが本当にあるなら、このような場所を言うのではないか。そんな想像さえ掻き立てられる。

<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/06.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

ジアンフォーという村にも個人的に行ってみた。というより、歩いていたら結果的にその村に入っていった。知らない道をゆっくりと風景を見ながら歩いたため1 時間ちょっとの道のり。バック・ハ市場の裏の道を進み、吊り橋を渡ってT字路に出た所を右に曲がる。川の手前を左に折れ、石畳というか無造作に石が敷きつめられた道を山の中に入っていく。脇道もあるのだが、ひたすら本道を歩く。山々に囲まれ、山側に植樹園を見ながら歩いていく。谷側には農村の風景が広がり、所によっては花畑もある。そんな風景が目に飛び込んでくると、知らない道を歩いている不安も薄らいでくる。急に民家が立ち並ぶあたり、そこがジアンフォーだ。この集落を抜けるのに5分とかからない。集落を抜けて左手には畑が広がり、右手には学校がある。畑では、フラワーモン族の女性があの美しい民族衣装のまま農作業をしている。そして、学校に通う女の子もまた民族衣装で通っている。

<img alt="フラワーモン族の町バック・ハ：イメージ7" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/391/07.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

そう、あの鮮やかで美しい民族衣装は、日曜のマーケットなど特別な時にだけ着るものではなく、きわめて日常的な衣装なのだ。フラワーモン族だけではない。少なくとも僕が出会ったベトナム北部の少数民族の女性たちは、普段着として民族衣装を着こなしている。だからこそ、そこに民族としての自覚を見ることができ、そんなところに僕はベトナムの少数民族の魅力を感じているのだろう。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>ベトナム社会主義共和国ラオカイ省バック・ハ</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>ラオカイからローカルバスで約1時間半、サパからツアーバスで約3時間</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>なし</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>バック・ハ市場内にあり</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>ラオカイからバック・ハへ直接行く場合、駅前のツアーカフェでブッキングし、サパからのツアーバスに便乗することも可能。ただし、出発が午前8時前後になるので、前日までに予約しておいたほうがベター。（ハノイからもこのルートをブッキングできるかもしれないが未確認）</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>少数民族の町サパ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.gofield.com/trekking2/2004/03/post_300.php" />
   <id>tag:www.gofield.com,2004:/trekking2//2.391</id>
   
   <published>2004-03-19T15:00:00Z</published>
   <updated>2006-12-20T06:38:43Z</updated>
   
   <summary>Mar.14-20, 2004
ホアンリエンソン山脈の抱かれる、藍と赤の民族衣装の調和</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="26ベトナム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="114" label="高木 信之" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.gofield.com/trekking2/">
      <![CDATA[<img alt="少数民族の町サパ：イメージ1" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/01.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ハノイからは電車とバスを乗り継いで約11時間。中国と国境を接するラオカイ省に、北部少数民族に触れることができ、また周辺へのトレッキングの拠点ともなる町サパがある。僕が乗ったのは、22時20分のハノイ発ラオカイ行きの夜行列車。翌朝の7時半頃に中越国境のイミグレーションがある町ラオカイに到着。そこからミニバス（見かけや車内は普通のライトバン）で、鋪装された山道をサパに向けて登っていく。今回訪れた時は、行き帰りともあいにく天候が悪く風景が楽しめなかったのだが、7年前に訪れた時は晴れており、眼下にライステラス（棚田）や川、少数民族の人たちの民家を見下ろすことができる。そして、 “Welcome to Sapa”の看板のあるあたりからサパの町へ入っていく。]]>
      <![CDATA[<img alt="少数民族の町サパ：イメージ2" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/02.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

標高約1,560mにあるサパ。気候も涼しく、フランス植民地時代に避暑地として開拓された小さな町だ。2003年には「サパ観光100年」のイベントが開かれたらしく、それに合わせたのだろう、人造湖ができたりホテルが増えたり、街路が整備されたりして観光地の体裁は整ってきた。それでも、開拓したフランス人たちの思いや建築様式が受け継がれているのだろう、街並は落ち着いた雰囲気を醸し出し、夜ともなると人通りも少なくなってロマンチックな空気に包まれる。西方約9kmには登山家田部井淳子さんが登頂したことでも知られるファンシパン山（標高3,143m）があり、サパはファンシパン登山のベースともなっている。晴れた日には、その山容が良く見える。現在では、ハノイやサパのツーリストオフィスでファンシパン登山のコーディネイトもオーダーできる。とはいえ、もとよりファンシパン登山の予定はなく、少数民族に会いに行くのがサパ行きの目的だった。

<img alt="少数民族の町サパ：イメージ3" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/03.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

ベトナムには、アオザイの民族衣装で知られるキン族が最も多く人口の約90％を占め、それ以外に53の少数民族が暮らしている。サパにはモン族、ザオ族、タイ族などの少数民族が集まってくる。最も多いのがモン族だ。黒に近いインディゴ（藍色）の上着に同色の五分丈のズボン、やはり同色の膝当てを巻いている。上着の袖に刺繍が施されていたり、全面刺繍の巻きスカートをはいている人もいる。一方、サパで最も鮮やかなのがザオ族。衣装の色合いから赤ザオ族というように細かく分けることもある。彼女たちもインディゴを基調とした衣装を身に付けているが、上着の襟と袖口、腰の部分に大きめの刺繍を施している。そして、頭には、まるで日本の童獅子の獅子頭のような赤い帽子様のものをかぶっている。もっとも、以前に訪れた7年前と比べ、衣装がシンプル化しているというのが実情。10年後20年後、彼女たちがどれだけ民族衣装を着ているのだろうか…。

<img alt="少数民族の町サパ：イメージ4" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/04.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

最も少数民族の人たちが集まるのが、土日のいわゆる週末マーケット。サパ市場を中心ににぎわいを見せる。それを目当てに外国人観光客も集まってくる。少数民族の人たちが土日にサパへ集まってくる目的は、かい出しであったり、自分たちで作った野菜、刺繍、工芸品などを売りに来るためである。当然、現地の人同士のやりとりもある。しかし、外国人が訪れるようになって長い土地柄であるだけに、外国人相手にも刺繍やアクセサリーなど、お土産になるもので商売もしている。僕も後者に入るわけだが、彼女たちとのやりとりが楽しい。物を売りに来るのは、年輩の女性か10代以下の女の子が主だ。年輩の女性は、刺繍の入った民族の帽子や衣装などを「ジョリジョリ（“かわいい”という意味らしい）」と言いながら商売をする。女の子たちは英語だ。そして、誰が教えたのか、名前を教えると次からは“ちゃん”付けで呼んでくる。交渉は必要だが、一度でも彼女たち、特に女の子から物を買うと、後は友だちのように接してくれる。「もう一つ買わないか」というのは挨拶のようなものになり、一緒に歩いたり、話したり、遊んだりする関係になる。時には少数民族の村へガイドをしてくれる。

<img alt="少数民族の町サパ：イメージ5" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/05.jpg" width="120" height="90" class="float-l" />

また、土曜の夜に教会前の庭で開かれるラブマーケットも面白い。男側、女側双方に仲人さんが入り、お見合いをしているのだ。そして、近くでは民族楽器を奏で、舞っているモン族の夫婦らしい男女がいる。教会の周りには屋台が並び、日本の盆踊り後の雰囲気といったら分かりやすいだろうか、それに似た盛り上がりがある。ただ、こうした現在のラブマーケットの様相は、形式的なものと言わざるを得ないだろう。本来のラブマーケットは、男性が音調のある詩を読み、それに女性が応える、いわゆる歌垣のようなものだったらしい。そして、村中の近親婚を防ぐというのが目的だったらしいのだ。しかし今は、長い夜を楽しく過ごすためのイベントといった印象の方が強い。

<img alt="少数民族の町サパ：イメージ6" src="http://www.gofield.com/trekking2/image/390/06.jpg" width="120" height="90" class="float-r" />

9年前、僕は初めてベトナム・サパに訪れ、初めて少数民族というものを見た。その時の印象が衝撃的だった。衣装の鮮やかさや着こなしの良さだ。彼女たちの民族衣装からは、民族としての自覚と誇りを感じたのだ。それにフレンドリーな性格。そんな民族の自覚とフレンドリーな性格を持ち合わせた彼女たち少数民族が好きになり、ベトナムへ行く度に僕はサパへ訪れている。そして、彼女たちが民族衣装を脱ぎ、フレンドリーさを失わないかぎり、僕はベトナムへ行く度にサパへ訪れるだろう。

<strong>-DATA-</strong>

<dl>
<dt>場所：</dt>
<dd>ベトナム社会主義共和国ラオカイ省サパ</dd>
<dt>交通：</dt>
<dd>ハノイからラオカイ行きの列車が1日に6～7本。早朝もしくは夜行が便利。ラオカイからは列車の到着時間に合わせてサパ行きのミニバスが運行されている。</dd>
<dt>駐車場：</dt>
<dd>宿泊先に要確認。ただし、国際免許は通用せず、ベトナムで免許を取得しなければならない。</dd>
<dt>トイレ：</dt>
<dd>公衆トイレは特になし。サパ市場内にあったかもしれないが、未確認</dd>
<dt>その他：</dt>
<dd>サパの周辺にはいくつもの少数民族の村が点在し、日帰り、1泊2日、2泊3日などのトレッキングツアーをガイド付きで手配できる。山道を歩いたりするので、ガイドを付けた方が安全だし、服装なども山歩きをするつもりの配慮が必要。山中であるため気候も変化しやすく、温度が急にさがったりするため、雨具や長袖のシャツなどを用意していった方がいい。</dd>
</dl>]]>
   </content>
</entry>

</feed>
