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マウント・イーデン

Sep.26, 2004 オークランドでいちばん高い山

マウント・イーデン:イメージ1

「Mt. Eden(マウント・イーデン/イーデン山)」はオークランドに約50カ所ある死火山のひとつで、標高196メートルの市内で最も高い山。市の中心部から Mt. Eden Roadをひたすら走るバス(バス番号274、275、277)で約15分、「Mt. Eden Shop」で下車する。バス停周辺には、その名の通り、カフェ、雑貨、パン屋、花屋など、こじんまりとした感じのいいお店が軒を連ね、地元の人気スポットになっている。

マウント・イーデン:イメージ2

バスで来た道を少し戻り、右手にあるRautangi Rdに入ると、「ここから山につながる道などあるのだろうか」と不安になるほど閑静な住宅街が広がっている。そのまま歩き進んでいくと、道のつきあたりに、とってつけたような、いや、完全にとってつけた階段が登場する。それは「Mt. Eden」のサインもない寂れた殺風景な階段で、この階段が本当に山への入り口なのか、誰かの所有地で不法侵入なんてことになりやしないかと、またしても不安になるのだが、「ええい、ままよ」と、階段をのぼる。ふぅぅぅー。目の前に「歩道は滑りやすくなっています(オークランド市)」と書かれた看板を発見し、ようやくマウント・イーデンであることを確信。マウント・イーデン初心者にとっては大変不案内なエントランスになっていることに少々腹をたてる。

マウント・イーデン:イメージ3

エントランスを通り抜けると、足を慣らす間もなく、すぐに上り坂。先ほどの看板のいう通り、道はふつうの山道で、とくに雨が降った日などには、ぬかること必須なので注意が必要である。登り始めておよそ5分後、舗装された車両用の道が傍らにあらわれ、観光客を乗せた大型バスや乗用車がどんどん頂上に向かっていく。トレッキング愛好者はこのまま山道を進んでいくもんだと思っていたら、「車道の方へどうぞ」と、わざわざ歩行者を車道にみちびく看板が……。そして、うながされるままに車道へ出ると、車道脇の看板には「ドライバーのみなさん。車道を歩く人たちに注意して運転しましょう」と注意書き。これを見てしばし苦笑する。なぜなら、道はほぼ車一台分の幅しかなく、人が歩くスペースなどほとんどないからだ。というより、あたまっから歩行者のことなんて考えてないと思う、この道。そこをあえて歩けというのだから、不思議な国です、ニュージーランド。文句をいっても仕方がないので、車が来ないことを祈って、足早に先に進むことにする。

マウント・イーデン:イメージ4

この山には牛がたくさん放牧されている。彼らのおかげで、人間が定期的に草取りをしなくてもいいため、マウント・イーデンにいる牛は、さしずめオークランド市の職員だ、などと重宝されている。だが、その分、落し物もどっさりしてくれるので、トレッキングの際には気をつけたい。オークランド市内で一番高い山と聞いていたが、実際は小高い丘という感じで、あっさりと頂上にたどりつく。山頂にはアリ地獄のような噴火口跡がぱっくりと口を開いていて迫力満点。ちなみに、噴火口のところまで降りていくこともできる。ここは高層ビルが立ち並ぶビジネス街と静かな海を360度一望できる絶好のビューポイントで、とくに夜景は絶景といわれている。ただし、週末の深夜は浮かれた地元の人たちが酒盛りをして暴れていることもあるので、からまれないように注意しよう。

マウント・イーデン:イメージ5

「マウント・イーデン」も前回の「ワン・ツリー・ヒル」同様、先住民マオリ族にとっては歴史ある場所。12世紀に彼らの要塞「Pa(パ)」があったといわれ、頂上には当時建造されたままの貴重な砦が残っている。

-DATA-

場所:
マウント・イーデン
交通:
バス、車
駐車場:
トイレ:
その他:
無料

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