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星山
Apr.16, 2004

4月16日快晴。この日は以前北海道で知り合った関東の旅人がこちらに旅に来たので、前日から一緒にキャンプしていた。テントをたたみ、湯原温泉砂湯・蒜山高原・大山とその旅人を案内して、大山寺の辺りで別れた。がっちりと握手を交して再開を誓って別れたのはもう14時近くだった。しかし、せっかくこんな遠くまで来ているのに帰路に付くのはいくらなんでももったいない。かといって雪がまだたくさん残っている大山に登るには時間も装備もない。どこか雪が残っていなくて、こんな時間からでも登ることができるここからそんなには遠くない山はないものかと考えたら、見事あった。星山だ。ということで突如星山登山が決定した。

大山寺のところから星山の登山口まではバイクで約1時間30分ちょいかかった。星山の登山口は勝山美しい森のビジターセンターの所にある。国道 313号からのアプローチとしては勝山の街を少し北に向かうと、名瀑として名高い神庭の滝の案内がでる。そこを左に折れ、3キロほど進むと「勝山美しい森、星山登山口」の案内が出ているのでそこを右折。後は要所要所に案内標識があるのでそれに従って進めば登山口に到着することができる。

突然決まったとはいえ、念のために用意していた登山ステッキを片手に登山開始。登山開始時刻は、なんと16時前。さっき駐車場で「今から登るん?」と聞かれたのも納得な時刻である。ビジターセンターの横から出ている登山道を登り始める。山頂までは1時間と案内板には書かれていた。スタートしてしばらくは記念植樹をしているよく整備された道を登る。スタート直後から景色が広がり気分はいいが、逆に言うと日陰が少ない。そのせいか4月半ばだというのにかなり暑い。途中ある松林を通過してしばらく登ると道がY字路状に2手に別れる。しかし看板はなく不親切だ。普通に考えたら山頂方面に進む右が正解だと思うが、なぜだか私はまっすぐに登っている方に進んだ。そしてしばらく登るとまたY字路。そしてまたまた看板はない。でも、さすがに今度は右に進んだ。右に折れてすぐに道は林の中を下る。これはもちろんあとで分かった事なのだが、下りきった辺りで先ほどの道などに合流する。余計な登りと下りがあっただけ損した気分である。さて、ここからが本格的な登りになる。といっても距離的にはあと少しだ。しばらく林を登り、植生が笹に変わると頂上は近い。そしてあっという間に頂上到着である。登山時間は約45分であった。

星山山頂からは、当然すばらしい景色が広がる。毛無山や大佐山などまさに360度のパノラマである。登山開始から景色が広がってはいたが、山頂に着いて初めて蒜山や大山を望むことができる。そして記念撮影をし、コーヒータイム。時間が遅いせいか誰もいなかった。たいていの山頂ではお約束といっても過言でないが、ここも日陰はない。ところで、星山からの櫃ケ山縦走というのがあるみたいで、櫃ケ山180分の看板がある。ちょっと見た感じではあるが、尾根筋を歩くかなり気持ちのよいルートだと推測できる。が、時間も17時を過ぎているので、縦走するどころか早く下山しないといけない。

下山は、山頂付近が若干急なだけなので、それほど膝にくることもなく35分でできた。もう18時を過ぎていた。かなり無茶なスケジュールになったとはいえ、山頂でもっとゆっくりしたかった。この山についての個人的な感想を述べると、家族でハイキング感覚で登り、山頂で弁当を広げるにはもってこいの山だと思う。もちろん幼稚園児くらいの子供と一緒に登ることも十分可能である。私はジーパンという服装で登ったが、何の問題もなかった。逆に言うと登山を趣味にしている人には物足りないかもしれない。が、気持ちのよさそうな縦走路もあるのでそこまでプランに入れると十分満足できると考える。あと、少し気になったのは夕方という時刻もあったせいであろうか、蛇を2回見たことである。しかし、「マムシ注意」等の看板はなかった。星山ほどの知名度がある山であればマムシが出る場合はまず注意書きがあるはずなので、あくまで勝手な想像ではあるがほとんど生息していないのであろう。最後に、本当によく整備されたすばらしい山なので、皆さんの週末プランの参考になればこれ幸いである。
-DATA-
- 場所:
- 岡山県真庭郡
- 交通:
- バイク
- 駐車場:
- あり
- トイレ:
- ビジターセンターと駐車場にある。山頂にはなし。
- その他:
- コース途中に水場はない。
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