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白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン

Feb.25-Mar.3, 2004 ベトナムでマリン・リゾートを満喫

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ1

観光にも力を入れているベトナム。ホーチミン市やハノイ、あるいは世界遺産ともなっているフエやハロン湾など様々な見所があるが、ベトナム屈指のマリン・リゾート地と言えるのがニャチャンである。ホーチミン市を朝7時半に出て夕方6時半頃に到着するニャチャンは、フエやハノイに行くにしても車中泊を考えないでいい距離にある。しかも、リゾート地として整備されているならばのんびりできるだろう、ということでニャチャンで数日滞留することに決めた。

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ2

カインホア省の省都ニャチャンは、ホーチミン市から国道1号線を北上した約450kmの位置にある。南シナ海に面し、熱帯モンスーン気候に属しながら、まとまった雨は10~11月のほぼ2カ月間しか降らない温和な気候。しかも遠浅の海岸線が約5kmも続く。そんなニャチャンの楽しみ方は、何といっても海である。きれいな白砂のビーチにエメラルドグリーンの波穏やかな海。降り注ぐ陽光は海へと気持ちをはやらせる。リゾート地のビーチとして確立されているはずなのに、数えられるくらいの人しか泳いでいないのもいい。海があたたかい。体が冷えて海から上がるのではなく、泳ぎ疲れて上がれるのも南国の海ならでは。そして海から上がったら、レンタルのデッキチェアー(ビーチパラソル付きで1万5千ドン=約105円)で寝そべって体を休める。疲れが取れた頃には体はすでに乾いており、再び海に入る。それの繰り返しで一日が過ぎてゆく。海に入らなくてもいい。デッキチェアーだけ借りて本を読みふける。海風が体を優しくなでてゆき、いつの間にか眠りに落ちてゆく。そして目が覚めた時、贅沢な時間が過ぎていることに心が満たされる。

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ3

もっと行動的な遊び方もできる。例えばスキューバダイビング。PADIのライセンスが200ドルで取得できるという(しかも日本人インストラクター!)。もっとも、この情報はニャチャンを出る直前に聞いた話しで、こんなに安ければ取っておけば良かったと、ちょっと後悔。それよりも、もっと簡単にできるものとして島巡りのツアーがある。市内からも見えるチェ島など、ニャチャン沿岸にはいくつもの島がある。そのうちの4カ所ほどを回るツアーだ。このツアーに参加するのは簡単。市内のいたる所にツアーオフィスがある。内容はほぼ同じ。後は細かい内容と料金、対応してくれるオフィスの人の人柄(?)を比較して申し込めばいい。僕が参加したハン・カフェのツアーは、沖合いでフローティング・バーを開くのが特色らしい。海に浮き輪を浮かべ、それをイスにしてワインやビールを振る舞ってくれるのだ。ただし、ビールは別料金。ムン島の沖合いに停泊し、楽しむシュノーケリング。意外なほど熱帯魚が多くいて、しかも近くに感じられる。長く眺めていても飽きない、美しい光景がそこに広がっている。ここは絶好のポイントとなっているらしく、他のツアーボートも集まり、またスキューバダイビングのボートも出ている。観光スポットとしてもう一つあるのが、タム島である。ここが唯一上陸した島なのだが、ジェットスキーやパラセーリングができる。9年前にニャチャンに訪れた時は、スキューバダイビングのショップが1~2軒しかなかった。その時から比べると、もはやニャチャンはひとかどのリゾートエリアになっている。僕は、この変化に驚いた。

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ4

ニャチャン市内にも見所はある。白い大仏が有名なロンソン寺。チャンパ時代の遺跡、ポー・ナガール塔は9世紀初めに建立され、ベトナム人の持つ精霊信仰や仏教などと取り入れることで守られ、今なお篤い信仰を集めている。妖精と巨人の伝説があり、巨人がうつ伏せになった姿が岩の形になったと言われる奇岩があるのはホンチョン岬だ。ポー・ナガール塔やホンチョン岬へ至る海岸線を走る道路も見所の一つと言って良いだろう。これらには歩いて行くこともできるが、暑さに負けない体力が必要だ。

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ5

さて、一通り遊んだ後はやっぱり汗を流したい。そこであるのが、タップ・バー・ホット・スプリングセンター。泥スパや温泉、温水プールなどがあって10万ドン(約680円)。プラス5万ドンでホット泥スパも利用できる。泥スパや温泉は、1人用から5~6人用など数種類のバスタブがある。肌を気にする柄ではないが、泥スパは肌に良いと言われるだけあって、なるほど湯(泥?)上がりにはスベスベになった感じだ。そして温水プール。泳いでいる人がほとんどなく、気分はプライベートプール。惜しむらくは、水温がほとんど温泉と同じで、長く泳いでいることができないという点だ。とはいえ、滝や池、花壇などがあり、ホテルの中庭のような雰囲気さえ漂う敷地内で、青空の下、開放感のある場所で泳ぐ気持ちよさ。疲れが取れていくのが分かり、本当に来て良かったと思った。

白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が心を癒すニャチャン:イメージ6

ベトナムは、かつての占領国であった中国やフランスの影響、ベトナム戦争、チャンパ遺跡、クメール(カンボジア)との関わり、少数民族など興味深い事柄がたくさんある一方で妙に考えさせられたりする。ニャチャンにも、それらと関係するような見所がまだまだたくさんある。ニャチャン大聖堂やイェルシン博物館、ベトナム最後の皇帝バオダイ帝の別荘、海洋研究所の博物館……。向学のためにそれらを見て回るのもいいだろう。でも、それ以上に魅力なのは、ただ自然に身を置き、感じることだ。海風を感じながらボーッとし、時に遊ぶ。ホーチミン市やハノイと同じく大都市の一つに数えられるニャチャンだが、何も考えないで過ごすことができ、楽しむことができる。それが許されるベトナム唯一の街だと思う。どうやら、ベトナム好きの僕にとって、ニャチャンは旅の休息場として欠かせない街になったようだ……

-DATA-

場所:
ベトナム社会主義共和国カインホア省ニャチャン
交通:
ホーチミン市からツアーバスで約11時間。 飛行機では1時間10分(ベトナム航空時刻表から)、電車では約7時間。
駐車場:
観光地にはオートバイの有料駐車場がある。
トイレ:
ボートトリップのボートを含め、観光地にはある。
その他:
自動車・オートバイについて~自動車の国際免許は通用せず、ベトナムで免許を取得しなければならない。むしろ、免許の必要のない70cc以下のオートバイでの移動が効率的だが、交通ルールが粗雑な面もあり、相当の注意は必要。

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