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大雪山高原沼 後編

Sep.15, 2003 紅葉の沼と山々を見ながら歩く

大雪山高原沼 後編:イメージ1

前編『紅葉が映りこむ静かな沼めぐり』に続いて、大雪山高原沼を歩くルートを紹介する。ヒグマ情報センターから1時間近い登りで、木道が現れ、木道が右に分かれて伸びているところに、土俵沼がある。土俵沼という名前は形から来ているらしい。小さな沼のほとりは紅葉した木々と針葉樹の緑がきれいなコントラストを見せ、沼に赤や黄が映りこむ。遠くに緑岳と思われる山が見える。山腹には残雪も見られる。木道を戻って、先へ進むと、左に長沼がある。これも形から来ている名前で、細長い沼である。最初の土俵沼が太陽を背にしての紅葉だったが、長沼は太陽に向かって紅葉を見る形となり、逆光に輝く紅葉も綺麗だ。

大雪山高原沼 後編:イメージ2

更に進むと、滝見沼が現れる。沼の向こう側の斜面いっぱいの紅葉と緑の針葉樹の取り合わせが綺麗だ。少しの登りがあって、少し大きめの緑沼がある。ここにはレンジャーの方が1-2名常にいる。飲食をして良い3つの沼の内、最初に現れる所だ。「やっぱり空気がおいしいわね」と年配の女性が深呼吸しているが、後ろで若いレンジャーの男性が煙草を吸っているのは、どうしたものか。緩い登りが続き、道ばたにエゾリンドウの紫色の花が咲いている。その先で2つほど川を渡るが、川沿いもダケカンバを中心とした黄葉が続く。川を渡った道沿いでは紫色の高貴な形のトリカブトが咲いている。たぶん、大雪山周辺の特産種のダイセツトリカブト(大雪鳥兜)であろう。

大雪山高原沼 後編:イメージ3

次第に硫黄の匂いがしてきて、沼の中央から湯が湧き出ている湯の沼がある。次に現れるのは鴨の沼。この辺りから沼の間の道の登りがきつくなる。えぞ沼、式部沼を経て、階段を上って、飲食をして良い2つ目の沼、大学沼がある。沼の向こう岸の紅葉が綺麗で、西側を見上げると高根ヶ原の東端の崖が見える。崖にはなっているが、木があちこちにあって、やはり紅葉している。白く雪も見えるが、秋のこの時期に残っていると言うことは万年雪になっているのだろう。大学沼からさらに登って行き、振り返ると遠く東南に石狩岳と音更山と思われる山が並んで見える。登り切るとこのコースのハイライト、高原沼に到着である。眼下に高原沼が見え、沼の周りから向こうへと紅葉が続き、その向こうに緑岳が見える。緑岳から左に高根ヶ原の東端の切り立った崖が続いている。ちょうど今が紅葉真っ盛りの斜面に囲まれている。素晴らしい景色を楽しんで帰路に付くこととする。私が行った日は、沼めぐりコースを一周できたので、高原沼から少し登って空沼を経て戻っても良い。但し、左回りの最初の方よりぬかるみが多いので、来た道を戻っても時間的には、ほとんど同じである。

大雪山高原沼 後編:イメージ4

高原沼めぐりコースは晴天が続いていてもぬかるんでいる道が多く、登山靴か長靴で歩くのが良い。スパッツ+レインウェアのズボンで泥はね対策も必要である。沼めぐりの前か、後に大雪高原山荘に泊まって、北海道では最も高い場所にある温泉を楽しむのも良いだろう。男女別の露天温泉と内風呂があり、お湯は乳白色という。今回は時間が無くて、温泉を楽しむことが出来なかったが、次は別の季節に温泉を含めて高原沼めぐりをしたいものだ。

-DATA-

場所:
北海道上川支庁上川郡上川町
交通:
車(紅葉時期のマイカー規制日):
上川町市街から国道39号、国道273号を通って三国峠方面へ。
大雪湖畔の大雪大橋近く大雪レイクサイド臨時駐車場へ車を駐車。
上川町市街から国道39号、国道273号を通って三国峠方面へ。
車(マイカー規制日以外):
シャトルバス高原温泉行きに乗って約20分。
大雪レイクサイド臨時駐車場入口の交差点から南西方向の沼ノ原・高原温泉方面に入る。
約20分で高原温泉。
駐車場:
高原温泉駐車場(マイカー規制日は大雪高原山荘の宿泊者のみ) 紅葉の時期は交通規制があり,マイカーは大雪大橋近くの大雪レイクサイト・シャトルバス乗り場駐車場に駐車する。(いずれも無料)
トイレ:
大雪レイクサイト・シャトルバス乗り場、高原温泉ヒグマ情報センター近く
宿泊、売店:
大雪高原山荘
テント指定地:
高原温泉の近くに無し
水場:
高原温泉ヒグマ情報センター近く
携帯電話:
ほとんどの携帯が圏外
公衆電話:
大雪高原山荘

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