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大雪山高原沼 前編

Sep.15, 2003 紅葉が映りこむ静かな沼めぐり

大雪山の内、表大雪の東南に位置する緑岳の南側には、約15の小さな沼があり、9月下旬頃には周囲の木々が紅葉して、沼に映る空の青と紅葉の赤や黄が美しいと聞いていた。今回、長年行きたいと思っていた北海道の秋に訪れる機会を持つことが出来、高原沼を歩いてみることとした。

大雪山高原沼 前編:イメージ1

9月中旬から9月下旬の紅葉時期の週末・祝日はマイカー規制日が設定されており、自然保護のために高原温泉へのマイカー乗り入れを制限している。大雪高原山荘の宿泊者をのぞいて、大雪湖畔の大雪大橋近く大雪レイクサイド臨時駐車場へマイカーを駐車し、そこでシャトルバス高原温泉行きに乗り換えることとなる。マイカー規制日以外と、大雪高原山荘に宿泊する場合は、上川町市街から国道39号、国道273号を通って三国峠方面へ向かう。大雪レイクサイド臨時駐車場入口の交差点から南西方向の沼ノ原・高原温泉方面に入る。ヤンベタップ川沿いに登っていく道を行き、約20分で高原温泉の駐車場に着く。この道は林道であり、ほぼ全線が砂利道で道も狭く、急ブレーキをかけるとハンドルの制動がうまく効かないので運転には注意して頂きたい。特にシャトルバスとのすれ違いはカーブの場所では出来ないことが多い。マイカー規制日に利用する大雪レイクサイド臨時駐車場は、国道273号から少し入ったところにあり、700台駐車出来るという広いスペースだが、原っぱに駐車するという感じである。休日にはこの広いスペースも満車状態になる。シャトルバスは午前6時30分から午後1時頃までほぼ30分ごとに発車するが、満員となれば定刻より早く出ることもある。案内図とヒグマについての注意事項のちらしをもらってシャトルバスに乗る。シャトルバスは高原温泉行きと、銀泉台行きの2つがあるので間違えないようにしたい。料金はシャトルバスを降りるときに支払うが片道350円で、駐車場の管理・シャトルバスの運行を考えると非常に良心的であり、北アルプス周辺などのバス運賃が高く感じてしまう。

大雪山高原沼 前編:イメージ2

まだまだ紅葉の始まっていない林を眺めつつバスは登る。ヒグマについての注意を中心とした案内放送が流れ、林の中に赤が目立つようになると高原温泉に到着する。ここは標高が1231mである。大雪高原山荘とヒグマ情報センターの2つの建物がある。バスを降りたら、まずトイレを済ませたい。沼めぐりコースにはトイレが無いからだ。高原沼めぐりに入るにはヒグマ情報センターで代表者が入山の名簿に記入して、レクチャーを受けてからとなる。名簿には入山と下山の時刻を記入することになっていて、降りてきいていないグループが無いかきちんとチェックしている。また、高原沼付近はヒグマの生息数が多いため、ヒグマの行動時間帯を避けるために入山は午前7時から午後1時まで、午後3時までにヒグマ情報センターに下山するように決められている。それでもレクチャーの中でヒグマの目撃情報を示した地図を見せられたのだが、3日に1度はヒグマが目撃されている。ヒグマ情報センターの中で約30名ごとにヒグマに出会ったときの注意事項、飲食をして良い場所等のレクチャーを受けて、沼めぐりコースに出発する。私が行ったときは飲食をして良いのは、入山時間帯にレンジャーの方が常駐する緑の沼・大学沼・高原沼の3つであった。飲食場所を指定しているのは、ヒグマがにおいで近付いて来たり、人間の食べ物の味を覚えたりしないためである。また、沼めぐりコースでどうしてもトイレが我慢出来なかったときは、ティッシュは持ち帰るようにとのことだった。

大雪山高原沼 前編:イメージ3

沼めぐりコースは最初は緩やかな登りで、川が近づくと急な階段となる。川を2つの橋を通って渡るが、風が強いときには渡らないようにとのことだった。川を渡ると再び登りとなり、間もなくヤンベ分岐がある。沼めぐりの一周コースの始点となる地点であり、まっすぐが左回りコースであり、右が右回りコースである。レクチャーで左回りコースを行くように言われているのでそちらを進む。更に登りが続き、まだ沼は現れないのかと思った頃にようやく土俵沼の標識が見えた。

後編『紅葉の沼と山々を見ながら歩く』に続く。

-DATA-

場所:
北海道上川支庁上川郡上川町
交通:
車(紅葉時期のマイカー規制日):
上川町市街から国道39号、国道273号を通って三国峠方面へ。
大雪湖畔の大雪大橋近く大雪レイクサイド臨時駐車場へ車を駐車。
シャトルバス高原温泉行きに乗って約20分。
車(マイカー規制日以外):
上川町市街から国道39号、国道273号を通って三国峠方面へ。
大雪レイクサイド臨時駐車場入口の交差点から南西方向の沼ノ原・高原温泉方面に入る。
約20分で高原温泉。
駐車場:
高原温泉駐車場(マイカー規制日は大雪高原山荘の宿泊者のみ) 紅葉の時期は交通規制があり,マイカーは大雪大橋近くの大雪レイクサイト・シャトルバス乗り場駐車場に駐車する。(いずれも無料)
トイレ:
大雪レイクサイト・シャトルバス乗り場、高原温泉ヒグマ情報センター近く
宿泊、売店:
大雪高原山荘
テント指定地:
高原温泉の近くに無し
水場:
高原温泉ヒグマ情報センター近く
携帯電話:
ほとんどの携帯が圏外
公衆電話:
大雪高原山荘

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