トレッキングレポート

サブナビゲーションをスキップ


フィールドレポート

現在のレポート数は811件です。

最新記事
最近のコメント
カテゴリー
バックナンバー

Since Apr.01,2000


« 秋の尾瀬ヶ原 前編トレッキングレポート:トップページ秋の尾瀬沼・大清水平 後編 »

秋の尾瀬沼・大清水平 前編

Sep.22, 2002 秋の気配近づく道を登り尾瀬沼を目指す

秋の尾瀬沼・大清水平 前編:イメージ1

秋の尾瀬の湿原がクサモミジに彩られる頃、尾瀬の中でもあまり人が立ち寄らない、静かな山歩きを楽しめるコースを歩いてみようと思い立った。今回は、尾瀬沼の群馬県側の入山口である大清水から入って、尾瀬沼の南側の三平下からは西へと向かう尾瀬沼南岸道を通り、途中で南へ少し登って大清水平という小さな湿原へ行き、戻って再び西へ向かい、小沼湿原を経て沼尻へと出ようというコースである。大清水からの道は尾瀬へ入る主要3ルートの内、もっとも利用者が少なく、また尾瀬沼の南岸コースも利用者が少ない。湿原の植物が木々の紅葉と同じように色づく”クサモミジ”が見頃になり、木々も紅葉を始めていると聞いて出かけることとした。

秋の尾瀬沼・大清水平 前編:イメージ2

標高約1180mの大清水が出発点となる。大清水の車道の突き当たり、舗装されていない林道入り口のゲートの横から林道歩きを始める。砂利道で、営林署のクルマが通るのだろうか、わだちが出来ている道だ。最初は割とゆるやかだが、だんだんと坂がきつくなってくる。まだまだ木々は緑で菊科の花が咲いていたりする。単調な道を行くと、一之瀬の休憩所とトイレが見えてくる。たくさんの人が休憩している。こちらも少し休憩し、川からだいぶ高い所にある三平橋を渡ると林道は終わりとなり、尾瀬沼方面の道標に従って、左への細い登山道に入る。靴の底に付いている植物の種子を尾瀬に持ち込まない為にある、緑色の金網で靴底をこすって歩き出す。道と平行して左には川が流れている。小さな滝があったりして、ここも紅葉すれば綺麗かもと思うが、まだほんのちょっとの葉っぱが黄色になりつつあるという程度だ。徐々に坂がきつくなるが、整備されていて歩きやすい道だ。冬路沢(ふゆみちさわ)の小さな川を渡ってしばらく行くと、左側に水が湧き出している岩清水がある。水を飲もうとひもにぶら下がっているはずのマグカップを探すが、ひもの先には何もなく、誰かが持っていってしまったようだ。この場所にもベンチが二つあるがここに先客が居るときは、少し登った所にもベンチが5つほどあるので、そこで休むと良いだろう。

秋の尾瀬沼・大清水平 前編:イメージ3

岩清水を過ぎると、登りが本格的になる。左へ行って、折り返して右へというつづれ折の登り坂となる。十二曲がりと呼ばれる所だ。土の見える坂や、木の階段だったり、木道だったりという坂を登っていく。周りの木々は緑が多いが、尾瀬ではあまり見ない、5箇所がとがった葉っぱのいわゆるモミジの葉が色づき始めていた。十二曲がりを登り終えて、ゆるやかな木道になると、左側の視界が開けた三平見晴に到着である。天気が良ければ武尊山方面や遠く富士山も見えるのだが、雲が多くてすぐ近くの山しか見えなかった。ここからは緩やかな登りとなる。最近になって木道が整備されたので歩きやすい。林の中を歩いていくと、案内地図のある三平峠(1762m)に到着する。ここから尾瀬沼へは下りとなる。下りの道も木道が続いていて、下り終えると尾瀬沼の東南のあたりに出る。三平下である。尾瀬沼をはさんで北西の方向にどっしりとした燧ヶ岳がそびえている。

秋の尾瀬沼・大清水平 前編:イメージ4

三平下には、ナナカマドの小さな木がいくつもあって、実が赤く熟している。葉はまだ緑だが、もうすぐ赤く染まり始めるのだろう。三平下には山小屋の尾瀬沼山荘があり、小屋の建物の向かいに売店と食堂がある。食堂近くの広場にはベンチがいくつもあって皆が休憩している。食堂に入ってすぐ左側に尾瀬ヶ原・尾瀬沼周辺の立体地図がある。水平方向の距離に対して、垂直の高さ方向が2倍になっていて、山や谷の様子が分かりやすい。いままでたどってきた道や、、これから通るコースを見ておくと良いだろう。

後編『クサモミジと紅葉の静かな湿原を歩く』に続く。

写真は上から、燧ヶ岳と尾瀬沼、大清水平、一之瀬付近の渓流、一之瀬から少し登った所の滝、三平下のナナカマドの実

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

コメント投稿フォーム

ページのトップに戻る