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白山 前編

Aug.01, 2002 花の白山へメインルートから登る

白山 前編:イメージ1

白山は石川県の東、岐阜県との県境をなす2702mの高山である。冬の雪をいっぱいにまとった、真っ白な姿から古くから「しらやま」「越のしらね」の名で和歌にも詠まれてきた。現在では白山と書いて”はくさん”と呼ばれる。白山は富士山・立山とならんで日本三名山に数えられ、信仰の山として古くから開かれていた山だという。信仰登山の始まりは養老元年(西暦717年)らしい。白山周辺は白山神社の境内となっている。また日本百名山を選定した深田久弥は石川県加賀市の出身であり、幼少の頃から学生時代は、毎日が白山を眺めての暮らしだったという。今回の私の白山行きは高山植物の群落への出会いを期待しての登山である。白山への入山ではもっともポピュラーな登山コースの砂防新道から登ることとした。

白山 前編:イメージ2

砂防新道への登り口、別当出合へは遠方からでは金沢駅からのバスが便利である。約2時間の乗車だがほぼ中間点で約10分間停車する休憩があり、トイレに行くことも出来る。休憩後には車内で白山のパンフレットが配られる。余談だが、私の乗った東京からの夜行バスが遅れて、乗り換え時間が1分しかなかったので、金沢駅のバスターミナルを、ザックを背負って全力疾走した。普段ならあの重いザックを背負って走ろうとは思わないが、ここで1時間も次のバスを待つ訳にはいかないという思いが、私を走らせた。火事場のなんとかというのがこういうことを差すのかと、あとで妙に納得した。そしてバスは終点、別当出合に到着する。別当出合の休憩所には登山届提出ポストがある。また、夏期の最盛期のみ営業し、ジュースや菓子類、土産物を置く売店がある。

白山 前編:イメージ3

休憩所から左手へ砂じゃりの上を行くと、白山の案内図があって、その左が観光新道の登り口である。案内図の右が砂防新道の入り口である。林の中を少し歩いて、吊り橋を渡って行く。渡り終えると、後ろから吊り橋の揺れ方が大きいのに驚いたのか、学生たちの「コワーイ」という黄色い声が聞こえる。大きいザックを物ともせずに担いでいる彼女たちにも弱いものがあったらしい。登山道は樹林の中の緩やかな登りでソバナなどの花が迎えてくれる。しかし、ここまでは花の名山としては花が少なめかなと感じてしまう。尾根の登りとなって傾斜がきつくなり、すでに花から実へと移り変わろうとしているオオウバユリが多い。1時間の登りで中飯場に到着。トイレと水場がある。ここからすぐのところで、砂防工事用の道路と交差する。大きなダンプカーなどが通るので横切るときは注意する。

白山 前編:イメージ4

このあたりからはダケカンバなどの高山性の木が増える。左側の別当谷の見晴らしが良い別当覗を経て、甚之助避難小屋に着く。ここにもトイレと水場がある。ここから高山植物が増え、花を楽しみながら行くと間もなく南竜道分岐である。砂防新道はこの分岐から左へとルートを取る室堂平を経て白山頂上への近道だが、私はさらに花の群落を求めて、右の南竜道を行くこととした。(後編『花の群落広がる登山道を登る』に続く)

写真は上から、北アルプス弓折岳からの白山、ベニシモツケ、南竜道分岐付近、ミヤマシシウド、オタカラコウ

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