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山手町(元町公園~山手外人墓地)

Jul.06, 2002 横浜お散歩マップ Part2

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ1

前回の石川町駅から「ベーリック・ホール」までの散歩はいかがでしたでしょうか。今回も横浜山手のお散歩を更に先へと続けましょう。「ベーリック・ホール」を後にし、細い横道を越えるとすぐに「元町公園」になります。「山手外国人墓地」に続くこの公園には、プールや弓道場の他「ブラフ80メモリアルテラス」、「エリスマン邸」等の横浜の歴史を忍ばせる施設があり、周囲に建ち並ぶ歴史的建造物とともに山手を象徴する景観を作り出しています。また、「山手 234番館」前にある公衆電話もちょっと面白いので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ2

【エリスマン邸(横浜市認定歴史的建造物)】
A.レーモンドの設計で1925年から1926年にかけて山手町127番地に建てられましたが、1982年にマンション建築の為に解体され、建築史上、価値の高い洋館であったこの建物は、その後、1990年に現在地に再現されました。また、1階では大正時代の代表的な洋館の部屋の様子が再現されており、2階では「横浜山手」の歴史や洋館等が詳しく紹介されておりますので、一度、ここで勉強してから散歩を始めるのも良いでしょう。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ3

【ENOKITEI】
1927 年、山手89~234番地付近には同様のデザインを持つ一連の住宅群が建てられていました。この喫茶店も、以前、現オーナーが住んでいた英国様式の西洋館を利用したもので、アンティークなイギリス製の調度品等の装飾により、落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。これらの建物は目の前で雰囲気を味わうのも良いものですが、通りを挟んだ向かい側から、ちょっと離れて眺めてみるのもまた素晴らしいものです。
【山手234番館(横浜市認定歴史的建造物)】
「朝香吉蔵」の設計により、昭和初期(推定1927年)に外国人向けアパートとして建てられましたが、現在は山手に関する展示や総合案内を行っています。一見、外国人向けの割には狭いと感じられるかもしれませんが、建物の横を覗くと意外に奥行きがあり、四世帯が充分に暮らせる規模であったことに納得できるでしょう。また、室内を歩き、窓から外観を観察することで、当時、どの様に四世帯に分けられていたのかも良く分かると思います。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ4

【横浜山手聖公会】
歴史は古く、1859年の横浜開港と同時に来日した外国人及び英国駐屯軍に基督教礼拝の為の教会が必要となった為、1862年に初代教会を現在の中区山下町に創設しました。その後、横浜が商港として繁栄し始めた頃、山手に居を移し始めた外国人達とともに駐屯軍司令官邸の跡地であった現在地に移転することになりました。現在(四代目1945~)の教会は、戦後、外人会衆の教会(クライスト・チャーチ)と日本人会衆の教会(横浜山手聖公会)の2つの教会が併存した形であったものを一本化したもので、使用されている石の色合いが英国らしく、大変特徴的な建物となっています。「横浜山手聖公会」先の角を右に入ると「猫の美術館(有料)」、続いて「ブリキのおもちゃ博物館(有料)」、そして、その奥にはクリスマスショップ等もあり、大人も子供も充分に楽しむことができます。同じ道を戻る場合には、横からもう一度「横浜山手聖公会」を眺めてみると、正面とはまた違ったイメージを楽しむことができます。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ5

【山手資料館(山手十番館庭内・有料)】
当時の数々の西洋館が関東大震災(1923)の為に跡形もなく消滅したなか、木造西洋館としては横浜唯一の遺構となったこの建物は、明治42年に旧園田邸別館として建造され、貴重な存在として知られていたものを現在地に移築したものです。館内に展示された多くの資料は文明開化の頃をしのぶ貴重な存在となっており、また、洋館にも関わらず、随所に日本風のデザインが発見できるこの建物の特徴である外観の鮮やかさにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
【山手十番館】
1967 年に「明治百年祭」を記念して、港横浜を見晴らす外人墓地前に誕生したフランス料理レストランで、1977年に敷地内に旧園田邸を利用した「山手資料館」を設立しました。基本的にレストランは予約が必要となりますが、カフェのみの利用の際には予約は必要ありませんので、時間があれば、山手の雰囲気を味わいながらお茶を飲むのも良いでしょう。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ6

【山手外国人墓地(横浜外国人墓地資料館)】
横浜に大きな功績を残した外国人約4,500人が眠る墓地で、通常「横浜外国人墓地資料館」のみの公開となっており、墓地内に立ち入ることはできません。しかし、運良く「維持募金公開日」にあたれば、募金(200円以上)をすることで敷地の一部を見学することもできます。もし「維持募金公開日」に「外国人墓地」を訪れたのであれば、見学する前に「山手資料館」を訪れ、横浜に何らかの形で貢献し、現在もこの場所で眠っている外国人の方々について調べてみるのも良いでしょう。彼等は横浜だけではなく、日本の外国文化の発展すべてに貢献したと言えるのではないでしょうか。その後、「外国人墓地」沿いに「見尻坂」を下ると元町へと下りてしまうので、門を背中に「港の見える丘公園」方面へと進みましょう。

山手町(元町公園~山手外人墓地):イメージ7

今回は、「ベーリック・ホール」から「山手外人墓地」迄の最も山手らしい風景の中を散歩してみました。一見、羨ましい洋館での生活ではありますが、これらの洋館や墓地を維持していくのは本当に大変なことなのです。今回、ご紹介しております多くの洋館は無料での公開となっておりますが、やはり見学される方一人一人がこれらの建物を大切に思い、大切に扱うことこそが無料で見学できる一番の条件であることを絶対に忘れないで下さい。私達がマナーを守ってこの町を楽しんでいる限り、この町は私達に素晴らしい歴史を与え続けてくれることでしょう。

-DATA-

場所:
神奈川県横浜市中区山手町近辺
交通:
JR根岸線:石川町
駐車場:
石川町駅付近、元町商店街付近、山下公園付近等の各所(但し、山手付近にはない)
トイレ:
見学可能な洋館内、他各所

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