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石川町駅~山手町(ベーリックホール)

Jul.06, 2002 横浜お散歩マップ Part1

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ1

石川町駅南口を出て右手にまっすぐ進むとすぐに元町商店街になります。でも、今日はあえて裏口を出て山手方面へ上り、歴史的建造物を訪ねたり、ちょっとした曲がり角にも目を向けてみたりしながら、いつもとは違うのんびりとした横浜を楽しんでみましょう。いかにも石川町らしい雰囲気を味わいたければ思い切って「大丸谷坂」を越えてCAFE BARのある次の角を右へ入るのがおすすめです。そのまま真っ直ぐ進み、住宅地の中にある右手の古い石段を登って「大丸谷坂」と合流してみましょう。ちょっとした遠回りも晴れた日には楽しい散歩道。春には石段の隙間から覗く草花が暖かく迎えてくれます。「大丸谷坂」を少し上ると右手に「山手イタリア山庭園」への階段が見えてきます。ここは1880年から1886年迄イタリア領事館があったことから「イタリア山」と呼ばれ、敷地内では幾何学的に配したデザインのイタリア式庭園が年間を通して楽しめる他、「ブラフ18番館」と「外交官の家」を見学することができます。また、「みなとみらい21地区」や関内周辺の市街地を一望することもでき、横浜らしい風景を楽しむ事も出来ます。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ2

【ブラフ18番館(横浜市認定歴史的建造物)】
関東大震災(1923年)後に山手町45番地に建てられた外国人住居で、戦後は「カトリック山手教会」の司祭館として1991年まで使用されていました。同年11月に解体されることとなったため、現在地に移築復元され、山手の暮らしと歴史を伝える資料館となりました。室内には庭で栽培された花を初めとする様々な植物が生けられ、主にフラワーアレンジメントやインテリアコーディネイト等のイベント会場としても利用されています。
【外交官の家(国指定重要文化財)】
1910年に明治政府の外交官「内田定槌邸」として東京渋谷区南平台に建てられてもので、1997年に移築され、国の重要文化財に指定されました。室内には当時の外交官の暮らしぶりが再現されている他、庭では薔薇やラベンダーを初めとする多くの花が栽培され、付近の住民達の憩いの場となっています。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ3

「外交官の家」を後にし、「山手本通り」へ出たら左手の「港の見える丘公園」方面へ進みましょう。通りは高台に位置している為、右の歩道を歩くか左の歩道を歩くかで雰囲気は全く異なってきますが、時間によっては交通量が多くなりますので、横断歩道を渡る時にはくれぐれも注意しましょう。また、歩道は大変狭く、付近の学校に通う子供達や日常生活を送る住民の方々とすれ違うことも多い為、お互いに譲り合いの精神を忘れずに。間もなく正面に緑の屋根のカトリック山手教会が見えてきます。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ4

【カトリック山手教会聖堂】
1862 年に最初の教会として居留地80番(現在の中華街東門付近)にフランス人宣教師によって建てられましたが、その後、山手地区の住宅が増えたことに伴い、現在地へ移転され、ゴシック様式煉瓦造りの大聖堂となりました。しかし関東大震災により倒壊し、1933年に現在の聖堂となりました。ミサやウェディングセレモニーの時間外であれば教会内の見学も可能となります。像やステンドグラスもシンプルではありますが大変美しく、一見の価値ありです。「カトリック山手教会聖堂」を出たら教会を巻き込むように歩いてきた手前の道を入り、「フェリス女子学院大学」方面へと下りましょう。緩いカーブを道なりに進んでいくと、間もなく深い緑に包まれた「山手公園」に辿り着きます。スロープを生かしたこの公園を上から眺めていると、「ああ、ここは山手なんだな。」と改めて実感出来るのではないでしょうか。また、この公園は明治3年に開園された日本最初の都市公園であり、日本で初めてテニスが行われた場所でもあるだけに、「テニス発祥記念館」や1934年に建てられた「西洋館山手68番館」を再生したグラブハウス等があります。「山手本通り」から外れている為、静かな雰囲気が味わえるので、時間があればゆっくりと散歩してみるのも良いでしょう。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ5

緑豊かな「山手公園」を右手に見下ろしながらそのまま左手に道なりに更に進むと「フェリス女学院10号館(学生施設)」が見えてきます。一見、古いだけの建物にも見えますが、こちらも1929年にA.レーモンドによって建てられた、山手に現存する貴重な洋館の一つとなります。震災復興期の山手ではレーモンドのような外国人建築家によるものと日本人建築家によるものとに分かれて建設され、後者の特徴としては、2本の煙突や風見鶏等が挙げられます。続いて「元街小学校」の横を抜けて階段を下ると広い通りに突き当たります。その道を左へ上り、途中、「代官坂トンネル」を右手にフェリスホール前の「山手本通り」に再度合流した後、更に右へと上ると、間もなく左手に2002年7月より一般公開されたばかりのベーリック・ホールが見えてきます。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ6

【ベーリックホール】
昭和5年(1930年)にイギリス人貿易商、ベリック氏の邸宅として建てられ、昭和31年(1956年)にセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジに寄贈され、寄宿舎としても使用されていました。設計者はJ.H.モーガンで、山手付近だと他にもラフィン氏邸(現山手111番館)、山手聖公会等が彼の作品となります。この建物はスパニッシュスタイルを基調とし、主な部屋が南に向くように建てられており、室内各所のタイルを初め、多彩な装飾が特徴的です。

石川町駅~山手町(ベーリックホール):イメージ7

山手付近には、今回ご紹介した建物以外にも数多くの洋館があります。勿論、見学の出来る洋館以外にも個人宅として使用されている素敵な洋館等も点在し、例えば、山手公園方面へと向かわずに山手本通りを真っ直ぐ歩くだけでも、左右に建ち並ぶ新旧様々な洋館を目にしてさえいれば充分に山手の雰囲気を味わう事も出来るでしょう。また、天候に恵まれなければカフェで雨宿りをしたり、途中からバスに乗って移動する事も出来、楽しみ方は様々です。是非、何度も足を運び、ご自分なりの時間の過ごし方を見付けてみて下さい。

-DATA-

場所:
神奈川県横浜市中区山手町近辺
交通:
JR根岸線 石川町
駐車場:
石川町駅付近、元町商店街付近、山下公園付近等の各所(但し、山手付近にはない)
トイレ:
見学可能な洋館内、他各所

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