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三ツドッケ・ハンギョウ尾根

May.26, 2002

三ツドッケ・ハンギョウ尾根:イメージ1

長沢背稜とは、東は棒の嶺から東京都の最高峰である雲取山までの東京・埼玉の県境を示す呼称だ。この長沢背稜はアプローチが不便なため、静かな登山を楽しめるところだ。今回紹介する三ツドッケは鍾乳洞で有名な日原の背後になる山で、長沢背稜の中でもアプローチは比較的楽である。一般的にはヨコスズ尾根が登りに使われている。ハンギョウ尾根はそのヨコスズ尾根のすぐ西側にあたる尾根で、ハイキング用の地図にはまったく登山道の記載がない。2万図でもないようだ。そこでヤブコギ・懸垂覚悟で行くことにした。アプローチはJR青梅線奥多摩駅からバスで日原鍾乳洞へ。ここから林道を1時間歩くことになるだろう。休日は鍾乳洞手前の東日原が終点になるので、20分ほど余計に歩かねばならない。車でアプローチする場合、道路が狭いので対向車に注意だ。また鍾乳洞見学者用の駐車場は料金を取られるので、係員に「山に行きます」と伝えて林道奥まで車を乗りいれる必要がある。林道に車を停めるときには落石に充分な注意が必要だ。

三ツドッケ・ハンギョウ尾根:イメージ2

林道を歩きや車で進み、まずはカロー川谷という沢を目指す。今回の取材時にはここにゲートがあったのですぐにわかった。この沢を過ぎたところから尾根に取り付こうとしたが、よく見ると川沿いに道がついている。そこでこれを利用することにした。この道には特に標識等はないので、見落とさないように。道は川から離れてすぐに尾根伝いとなる。道はおそらく林業用のものらしく、最低限の整備しかなされていない。が、奥多摩の踏み固められたハイキングコースに慣れた足には心地よいはずだ。周囲は天然林だが、杉の造林も出てくる。しばらくはひたすら道を歩けばいいだろう。やがてハンギョウ尾根の西側にある滝上谷が見えてきたら、そのまま道を歩かずに尾根にとりつこう。道がどこに続いているかは確認していない。尾根には白いビニールひもで目印がつけてあり、基本的にこれを信用しても大丈夫だ。

三ツドッケ・ハンギョウ尾根:イメージ3

尾根筋には途切れ途切れに踏み跡があり、またテープもついているのでルートをはずすことはないだろう。作業用に登られているらしく、笹も刈り取られていた。ヤブコギがうるさいようなところはなかった。この刈り取られた笹の先が尖っているので、足にチクチクと刺さってくる。スパッツなどで足元を固めた方がいいだろう。また転倒したら怪我をするかもしれないので十分に注意が必要だ。途中しっかりとした道に何度も出会うが、稜線目指しているかどうか確信が持てなかったので、そのまま尾根筋を進んだ。いずれにせよ途中にはまったく標識はないので、地図とコンパスと地形を見ながら進む方が確実だと思う。こうして3時間も歩けば、やがて稜線にたどりつく。

三ツドッケ・ハンギョウ尾根:イメージ4

稜線にあがると、長沢背稜を縦走するハイキングコースに出る。この道を渡ったところがハンギョウ尾根のピークになるが、特になにもない。「山」と刻まれた御影石の標柱があるだけだ。ここから東に進めばすぐに三ツドッケだが、その前にハナド岩を訪れてみよう。西に向かって7~8分も歩けば、ハナド岩に到着する。ここは岩峰が突き出ていて、展望がいい。しかも見下ろすと垂直の崖だ。くれぐれも落ちないように。道を引き返して三ツドッケ方面に向かうと小さな手製の看板があり、「天目山」と書いてある。これは三ツドッケの別名だ。ハイキング用の地図では記載のない道だが、問題無く歩ける。少々の登りに耐えれば、三ツドッケの狭くて静かな山頂だ。ここからは石尾根方面の眺めがよい。このまま進めば一杯水避難小屋に出るが、少々滑りやすいので注意だ。下山はヨコスズ尾根になる。特に問題のない道を下りていけば、東日原のバス停付近に出る。なお、今回の山行で我々はハンギョウ尾根の西側にある大栗尾根を下ったが、まともな踏み跡もないところなので登りに使うのも下りに使うのもやめたほうがよい。地形も複雑で、岩場も多い。

-DATA-

場所:
東京都西多摩郡奥多摩町
交通:
JR青梅線奥多摩駅から日原方面行きバス終点下車
駐車場:
林道に何ヶ所か停めることは可能。鍾乳洞見学者用の駐車場は有料なので注意。
トイレ:
日原にある。ルート上にはまったくない。
その他:
地図とコンパスを使えることが前提条件。初心者同士のパーティはやめたほうが無難だ。

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