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あしかがフラワーパーク

Apr.28, 2002 300畳の藤棚と80mの白藤のトンネル

あしかがフラワーパーク:イメージ1

ここのみどころは160本もある藤である。300畳分ある大きな藤棚もあれば樹齢が100年以上という藤もある。そのほとんどはいわゆる藤色の紫系統の花であるが、花が白い白藤も多く、白藤が直線の道に80mに渡って続く、白藤のトンネルもある。今年は春の訪れが早く藤の花も早く咲くのではと言われていたものの、4月後半に入って気温の低い日が続いたので、藤の開花はほぼ例年通りになったという。紫の藤は満開、白藤は見頃が近付いていると聞いて、ゴールデンウィーク最初の足慣らしとして出掛けることにした。

あしかがフラワーパーク:イメージ2

両毛線の富田駅の南側へ出て、県道67号桐生岩舟線を西へ向かうと左側に藤の花があちこちに咲いているあしかがフラワーパークが見えてくる。入り口付近から西方向に続いている駐車場は車がびっしりと駐車されている。入園券を買って園内に入るが、藤の時期が料金が高めで、他の時期は安めに設定され、咲く花が少ない12月から2月は入園無料となっている。園内に入って右側に花屋のコーナーがあって次にレストランがある。左にはパンジーやチューリップなど背の低い花々で構成されたフラワーステージがある。まっすぐ歩いていくと、白い藤が道の両側から伸びてトンネルのようになっている。この白藤のトンネルは 80m続いている。白い藤はあまり見たことが無いし、これだけ長く続くのは圧巻である。夜ライトアップされた白藤も美しいらしい。白藤のトンネルを抜けて三叉路を左へ行くと正面にモネの池があって、スイレンが早くも白い花を水面に浮かべている。池のふちにはニッコウキスゲに似たデイリリーがオレンジ色の花を咲かせている。池に突き当たって右へ進むと紫色の藤なのだが、花びらが重なっていくつもある八重藤がある。初めて見るちょっと珍しい藤だ。さらにまっすぐ進むと花の房が長い長藤がある。近くに古代蓮の池が有って、このあたりがフラワーパークの折り返し点になる。古代蓮の池には4月末の時点では何もないように見えるが,6月上旬から7月中旬には古代蓮が池を埋め尽くして大きな花を広げるらしい。

あしかがフラワーパーク:イメージ3

古代蓮の東側には藤とツツジが見える。ツツジは白や赤などがあって、藤の花との取り合わせが見事だ。古代蓮の池の周りをぐるっと回っていくが、小さめの藤がいくつもあり、きれいに手入れされたツツジも続いている。さらに進むと、先程見た八重藤が池の向こう側に見えてくる。この池には黄菖蒲が早くも鮮やかな黄色の花を咲かせている。その向こうには、これまた早いスイレンの白い花が水面に浮かんでいる。池を過ぎると左手にクルメツツジのさまざまな色の花が見え、その向こうに大きな藤棚が見える。藤棚は300畳分もあるらしく、300畳の花は一本の藤である。この大藤は下から見ると本当に見事だ。そして藤の花には、ハチが蜜を求めてやってきており、めまぐるしく動き回っている。大藤のそばからふとパークの外の山に目をやると新緑の木々の中に、野生と思われる藤が花を咲かせていた。大藤を過ぎるとマロニエの木が赤い花を咲かせており、ハナミズキの白い花も咲いている。早く咲き過ぎだと思われるシャクナゲもあり、花壇にはチューリップも咲いている。水路に囲まれたフラワーステージの東側を通り、まだ棚の用意されていない藤の小さな木を数本右に見て、入口に戻る。

あしかがフラワーパーク:イメージ4

このフラワーパークのメインはなんといっても藤だが、その他にも藤の季節以外にも花が多いので、春から秋にかけてはいつでも楽しめるだろう。藤のあと、黄菖蒲やデイリリーが見頃になって、それにスイレン、アジサイが続き、真夏には古代蓮、10-11月にはハーブの仲間、アメジストセージが紫の花を咲かせるという。それぞれ、気候によって見頃がずれることがあるので確認して出掛けると良いだろう。

写真は上から、紫の藤、白藤のトンネル、白藤とツツジ、黄菖蒲、クルメツツジ

-DATA-

場所:
栃木県足利市
タイム:
計1時間10分
富田駅(10分)あしかがフラワーパーク入口(25分)古代蓮の池(25分)あしかがフラワーパーク入口(10分)富田駅
鉄道:
JR両毛線富田駅
車:
東北自動車道佐野藤岡インターから国道50号を西の足利方面に向かい、下羽田交差点を右折、免鳥町交差点左折、しばらく直進のあと、あしかがフラワーパーク案内板に従い左折、駐車場に至る
駐車場:
あしかがフラワーパーク入口付近にあり
トイレ:
入口など随所にあり
自動販売機:
入口、古代蓮の池近くの西ゲートにあり
携帯電話:
良好
公衆電話:
入口にあり

きぬかけの路を歩く

Apr.09, 2002 桜咲く歴史ある京都の寺院をたずねて

春の桜、秋の紅葉と京都はみどころいっぱいの寺院仏閣が立ち並ぶ。その中でも皆さんよくご存知の、金閣寺、竜安寺、仁和寺を一つの由緒ある観光コースに名づけられたのが「きぬかけの路」です。実はこのきぬかけの路、私の家からは徒歩10分でいけるのです。しかし、近所に住んでいながら今までゆっくりと散策したことがなかったとは、恥ずかしいかぎりです。ところで、この名前の由来だが京都市の方が決めたのではなく、近所のお店の方々により名づけられたというから、地元の方の意気込みはすごいですね。近年海外へ赴く修学旅行生を呼び戻すため、こんなオシャレな名前をつけて古都、京都への風雅を漂わせているのかもしれません。ただ、今年はアメリカテロ事件の影響か幾分、観光客の姿が多くみうけられました。

きぬかけの路を歩く:イメージ1

西大路通りから入ってすぐにあるのが金閣寺。行楽時の土日は駐車場へ入る車で渋滞することもしばしばあります。金閣寺は室町幕府将軍足利義満が鎌倉時代の西園寺家の山荘跡を別荘としたもの。山門に到達するまでにも辺りは広々とした木々が立ち並ぶので、桜をバックに何枚もシャッターを切る人が多いです。その山門から細い小道を抜けると、視界全面にあの金箔の塗られた舎利殿が目の中に飛び込んでくるではありませんか。特に舎利殿を取り囲む鏡湖池に映っている姿は絶品物です。どこから見ても見劣りはしませんが、個人的に私が好きなのは向かって斜め右から見た風景です。背景にある衣笠山の緑と対比して風情があります。そのまま順路を進むと庭園があります。もちろん主役は金箔の舎利殿ですが、この庭園も見落としてはいけません。夕方であれば、西日からの光が木々の隙間からもれて逆光になり、幻想的な雰囲気をもたらしてくれます。出口をくぐると石畳の階段があり、その左右にも桜が咲いているので、最後まで私も目を楽しませてくれました。また、雪の金閣寺も最高ですよ。ただし、カメラマンの方は場所取りのため開門前から並ばれるとか。

きぬかけの路を歩く:イメージ2

竜安寺へは金閣寺から南にきぬかけの路沿いに歩くのもいいのですが、交通量がはげしいです。よって、裏道を通り堂本印象美術館へぬける道は閑静な住宅街が建ち並ぶので散策にはこちらがお勧め。竜安寺は細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受け、禅寺に改めたもの。有名なのが枯山水の石庭。波のような白砂の中の大小 15の石は、海原に浮かぶ島を連想してしまいます。眺めているだけで心が和んでくるのは、庭なのに海辺を眺めている気分にさせてくれるからでしょうか。石庭も有名ですが、さまざまな角度から違った風景を楽しめる大きな池も魅力です。池にはアヒルや亀も顔を出し私たちを迎えてくれます。この池を色鮮やかに見立ててくれるのが毎年咲く桜の木です。そして池を見渡せながら頂く禅豆腐は地下水で作られていることで有名。竜安寺商店街の老舗の豆腐屋の味が堪能できます。湯豆腐を食べながらの桜見物、たまにはこんな贅沢もいいでしょ。また、桜園もあり、さまざまな桜がみごとに咲き誇り、中でもしだれ桜が有名です。ちなみに、竜安寺の開花時期は毎年4月上旬といわれています。

きぬかけの路を歩く:イメージ3

竜安寺を出ておしゃべりしながら西へ10分ほど歩くとバスプールに満開の桜が!そうです、もう仁和寺に到着です。ここのバスプールの桜はきぬかけの路に面しているので、お寺に入らなくても見られるのでお得ですよ~。そこからまっすぐ100mほどいくと仁和寺の山門です。こわ~い2人の仁王さんが目印ですよ。仁和寺は国宝の金堂や徳川家光より寄進された五重塔が有名。これらの背景に御室桜と呼ばれる名高い桜たちが咲き誇っているのですから、この春の時期は有名所が一挙に見られて一石二鳥ということです。五重塔の前に桜園があるので、そこから桜と五重塔を入れていいアングルの写真を撮りに行くのも一つの楽しみです。だが、実際観光客も方たちで賑わっているから悲しいかな、なかなかうまく撮れないのがホントのところ。だから、ここだけの秘話(お寺の方ごめんなさい)。朝の8時までなら金堂近くの裏門から無料で入れるのです。ぜひぜひ早起きしていい写真を撮ってきて下さい。そして、御室桜フォトコンテストに応募しちゃおう!

このきぬかけの路、春や秋の気候のいい時はぜひ歩いてください。6つのバス停をゆっくり散策しながらならあっという間です。もし時間がないという時はお得な市バス1日券(500円で乗り放題)を使ってみてはいかがでしょうか。京都駅や主要な駅で販売しています。また、行楽シーズンに一度来た方は、次回は思い切って底冷えも体験できる、雪降るきぬかけの路を訪れてみませんか?(脅しではありませんよ)金閣寺の舎利殿、竜安寺の石庭、仁和寺の五重塔も一変して違った装い姿を見せてくれるでしょう。近くでお目にかかれれば嬉しいです。

-DATA-

場所:
京都府京都市右京区
交通:
JR京都駅から市バス金閣寺前下車(乗車40分)
阪急西院駅から市バス金閣寺前下車(乗車20分)
仁和寺からのコースなら、京福電鉄四条大宮駅から御室駅下車(乗車30分)もある。いずれも下車後、徒歩2、3分
駐車場:
各お寺にあり(有料、おそらく一回500円くらい)
トイレ:
各お寺にあり
その他:
近くに休憩できるオシャレなカフェがあります(山猫軒、カフェふくい)

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