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鳴尾浜臨海公園
Jan.01, 2002 海辺の森林でハイキング
風もなく穏やかな天候の時、海辺を散歩するのは気持ちが良いもの。西宮市の武庫川河口付近に海側で森林浴が楽しめる公園がある。それは鳴尾浜臨海公園。西宮市の南東端に位置し、市街地に隣接する北地区6.5ha、最南端に位置する南地区6.0ha、及びこの両地区を結ぶ延長約700mの緑道の中地区 1.4haから構成されている。北地区には芝生グラウンドが広がる「市民の森」や甲子園記念植樹が並ぶ「白球の森」、また公園内には「花工房」という培養施設もあり、寒さの中でがんばっている花がちらほらと咲いているかもしれないと思い訪ねてみた。

公園は大きく北地区と南地区に分かれている。最寄駅の阪神・武庫川団地前駅から歩いて行くと北地区の入り口に着く。まず眼前に広がるのは「白球の森」。高校野球の出場校の名前が入った記念植樹が並ぶが、残念ながらその中で花を咲かせているものはまだない。だが、冬の渋い色が広がる森の中に所々赤い色が見える。サザンカの花だ。ちょうど人の高さの木に女性の手のひらほどの大きさの花が太陽のほうへ顔を向けながらがんばって咲いている。落ち葉を踏みしめながら南方へ歩いて行くと、テニスコートや野球場、芝生広場がある。そして道路を挟んで南側は中地区になる。トリムコースやジョギングコースが設置されていて、トレーニングウェアを着た人々がジョギングを楽しんでいる。小春日和ということもあってかタンクトップと短パン姿の人もいる。

最後の南地区に入るとカップルが多く、公園内の雰囲気は少し華やかに変わる。そして海に近づいてくるので潮の香りがする。南地区にはフラワーガーデン、カヌーの小川、海辺のテラス、芝生公園、野外プール、海釣り広場、スポーツ温泉施設「リゾ鳴尾浜」がある。また、花工房では西宮市のオリジナル植物シリーズが紹介されている。「エンジェルス・イヤリング」(西宮市とサントリー(株)が共同で開発したフクシアの新品種)、「ゆめむらさき」(西宮市が独自に開発したベロニカの新品種)、「ササユリ」、「西宮権現平桜」など。どれも花工房で培養され市場に出されている。ほとんどが春から秋にかけて咲く花で、その時期には公園内でもいたるところで見ることができるようだ。

また、この公園には海沿いならではの海釣り広場がある。施設の人に訊ねると、今の時期はボラ、スズキ、チヌ、ハネ、セイゴがメインで釣れるらしく、たまにサッパ、イワシもかかるらしい。この日の利用者は20名ほど。ルアーを投げている人もいるので釣果を訊くと「セイゴを狙っているがボラが一匹擦れ掛りしただけだ」と言う。利用時間は4月・5月・6月・7月は午前6時から午後10時まで(イワシ、サバ、アジ)、8月・9月・10月・11月は午前5時から午後 11時まで(イカ、サヨリ、タチウオ)、12月・1月・2月・3月は午前7時から午後10時まで(ボラ、カレイ、スズキ)だ。今回は情報収集をして、次回の全力投球を誓いながら広場を後にした。

この公園をすべて見てまわるには丸一日かけても無理だろう。それだけ大きく興味深い施設も多い。自然観察からスポーツやレジャーが家族で楽しめる場所だ。この日は残念ながら花の姿はサザンカしか確認できなかったが、木洩れ日を浴び、そして海のマイナスイオンを浴び、とてもリラックスをすることができた。桜の咲く頃には公園内には花々の香りで溢れ、また冬の景観とは違う趣だろう。できれば「朝釣り→カヌー→花の観賞→森林浴→温泉」というフルコースで楽しみたい。
-DATA-
- 場所:
- 兵庫県西宮市鳴尾浜3丁目13
- 交通:
- 阪神電車・武庫川団地前から徒歩15分、または阪神甲子園駅から阪神バス7番乗り場より鳴尾浜行き乗車20分「リゾ鳴尾浜駅」下車すぐ。
- 駐車場:
- 収容力 約150台(100円より)
- トイレ:
- 公園内に数カ所
- 参考:
- 釣り
大人(16才以上) 入場1回300円
小人(6才以上16才未満) 入場1回150円
但し釣具・えさは無し - 問合せ:
- 鳴尾浜臨海公園管理事務所
〒663-8142 西宮市鳴尾浜3丁目13
TEL.(0798)48-9386
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