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津峯山

Dec.12, 2001 太平洋から昇る朝日を背中に軽登山

津峯山:イメージ1

ここ数年、お正月ムードがクリスマスムードに押され気味。では、ちょっと初日の出ウォッチの予行演習でもしておこうと思い、どうせなら太平洋から昇る朝日を見るため徳島県南を目指すことにした。今回向かうのは徳島県阿南市の津峯山。天気、正確には水平線上の雲の有る無しを心配しつつ、寝袋を車に押し込んで深夜に車を走らせた。この津峯山頂からの眺めは「阿波の松島」とも呼ばれて、橘湾、鳴門海峡、紀伊半島が一望できる素晴らしさ(という話)。その橘湾の奥、紀伊半島の南から朝日が昇るという。

徳島市街からは国道55号のバイパスがほぼ完成しているので、あっという間に津峯山の麓に到着する。登山口の広い部分に車を停め、寝袋に包まってしばし仮眠・・・。6時20分。ちょっと寝過ごしたかなと焦りつつ、急ぎ身支度を整えて、登り始める。最初は未舗装の車道をつづら折に。けっこう急勾配だが歩きやすい道だ。だんだん暗闇が明るくなっていくのに焦りながら高度をあげる。私有地への分岐がいくつかあるが、道なりに行けばやがて「水場」に到着。一息入れる。水場からはほんの少しで五合目の展望台。地元有志でとても綺麗に掃除された展望台は絶好のサンライズウォッチポイント。だが、五合目だ。本日の日の出は6時56分。残り時間は15分弱。常連っぽいおじさんが登ってきたのでたずねてみる。

「頂上?すぐやで。そうやなぁ、15分かなぁ。え?走って登る?それなら5分やろ。」

そうか!5分か。それなら間に合う!

というわけで、走って登り始めた。・・・・・・・・・。ダメダメ!日頃の運動不足でとてもこの急勾配を走って5分も無理。すぐに限界を感じて、戻って五合目の展望台か、無理して頂上かの葛藤が。このままバテて歩いていては森の中で日の出にもなりかねない。それでも小走りで呼吸困難気味になりながら登っていたはずが、気がつくと下に向かって歩き始めていた。

津峯山:イメージ2

あらためて五合目の展望台へ。暗闇だった東の海が真っ赤になっている。常連のおじさん、おばさんが5人ほど集ってくる。話では、朝日が雲もなく見えることは月に数回しかないという。今日はかなり期待できそうだとのこと。6時56分。ほんの小さな眩しい光点がポツンと見え始めた。その光点がゆっくり、ゆっくり大きくなり、やがて円くなり、海から離れた。荘厳。声が出ない。それは、12月の平日の、初日の出でもなんでもない朝日ながら、僕はなんとも酔いしれた。

津峯山:イメージ3

真っ赤な光線が次第に透明になっていき、僕の気分も現実に戻ってくる。再度頂上を目指すことにした。背中からは出たばかりの今朝の太陽が照らしてくる。五合目の鳥居をくぐると幅50cm程度の登山道になる。参詣道として整備されているので歩きにくいことはない。真新しい「合目」の道標と、石造りの「丁」の道標が混在しているのが面白い。低山であるため山頂まで森は続いているが、適度に整備されているので明るい登山道だ。

津峯山:イメージ4

息が切れたところで山頂に到着。津峯神社の境内が山頂である。この辺りが一番高いかな?と思う場所に気になる火の見櫓らしきものがあって、登りたくなるがそこはがまん。五合目の展望台に比べてもやはり上回る絶景があった。10分はやく出ていたらと悔やまれるが仕方ない。あきらめて津峯神社にお参りをして、今年一年の無事を感謝した。って、まだ終わってませんね。

-DATA-

場所:
徳島県阿南市
交通:
JR牟岐線阿波橘駅より(徒歩10分)
タイム:
阿波橘駅 -(10分)- 登山口 -(15分)- 展望台 -(15分)- 頂上
駐車場:
登山口近くの幅の広い車道沿いに路上駐車。(但し、8台程度まで)
トイレ:
頂上津峯神社境内
自動販売機:
なし
携帯電話:
頂上までほぼ通話圏内
連絡先:
阿南市商工観光課 0884-22-3290

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