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ウインザー城

Oct.27, 2001 旅行雑誌さんも、ここまでは知らないでしょう、ウインザーのこと。

ウインザー城:イメージ1

ロンドンから西へ車で約1時間も走ると、900年の歴史を持つウインザー城が見えてくる。このゴシック様式の威厳に満ちた古い城は、歴代の王たちの権力と栄光の日々をしのばせると共に、エリザベス女王のお気に入りの城でもある。公式行事のない週末には、ここでゆったりと時を過ごしているそうだ。城の象徴ラウンドタワーの頂上に、はためく英国国旗が彼女が滞在している時を告げる役割を果たしている。因みに、あのユニオンジャック国旗とは、「イングランド」「スコットランド」「アイルランド」の国旗が合成写真のごとく合わさったものである(話のタネにもなりましょうぞ)。さて、このウインザー城は日帰りコースに最適の場所に位置しているわけであるけれど、時間が許すのであれば、是非一泊してみたいもの。何故なら、ここには美味いタイ料理レストランもあれば、客を客だと思っていない骨董品屋もある。夜には、テムズ川のほとりに幻想的な光を放つ移動遊園地が降り立ち、グロテスクなまでに集まってくる白鳥の大群にエサをやることもできる。ホテルやB&Bを紹介してくれる、インフォメーションオフィスが大通り(High St.)にあるので事前予約の心配はいらない(英語が話せなくても、この人達は不思議と理解してくれるので大丈夫です)。

ウインザー城:イメージ2

1992年のウインザー城大火災は、日本のマスコミを王室のスキャンダルと共に賑わしたため、記憶にある人も多いはず。この火災は、プライベート・チャペルの祭壇付近に掛けられていたカーテンにスポットライトから引火したもので、幾つかの部屋の天井が焼け落ちたほどの被害をもたらした。そして、その多額の補修費用を捻出するためイギリス政府は?パッキンガム宮殿を毎年夏の間だけ一般公開してしまった!「そんなことして危なくないの?」と日本人的には思うけれど、これがイギリス。そして、火災が発生した建物は、5年の歳月をかけてモダン・ゴシック様式として再建され、現在ではそのプライベート・チャペルも見学することが出来る。(「ここから火災が発生しました!」と仰々しくコンクリートを埋め込んである)。

ウインザー城に来たのなら是非見て欲しいものは、「人形の家」(長い行列ができているので、すぐ分かります)。1924年にメアリ王妃に贈られた、1/12のミニチュアサイズのお城で、1500人の技術者によって作られたもの。見た目には、やけにデカイままごと用の家なのだが、これに備え付けられている水道、電気、エレベーターまでが実際に機能するというのだから、肝も抜ける。端のほうにぽつりと展示されている、ミニ・ワインセラーのボトルの中にも本物のワインが注入されてるそうな。お金持ちは、おままごとも本物思考らしい。また、ここでは写真撮影が禁じられているので、私のように「撮ったろ?」と怒られないように気をつけましょう。

ウインザー城:イメージ3

そして、ガイドブックにも載っていない、ビューポイント。あのラウンド・タワーに登れます。タワーの側面にそってグルグルと螺旋状に階段を登る仕組みで、頂上からの眺めは素晴らしい。石造りのベンチに横になって、傍らに花咲き乱れる花壇から香立つ、甘い香にうっとりとして、昼寝するのも気持ち良い。ただ、これに登るには1ポンド(170円ほど)払わないといけないのが、ちょっと悲しかったりする。タワーの回りに広がる庭も、ロマンチックでのんびりと寛げる場所のひとつ。天気の良い日は、リス君がご馳走をおねだりにやって来ることも。

その他には、午前11時に正門前で行われる「衛兵交代の儀式」(日曜を除く。9~2月は1日おき)、歴代の国王が埋葬されている「聖ジョージ・チャペル」(1649年に処刑されたチャールズ一世もここに眠る)、トラファルガー海戦でネルソン提督を倒した弾丸を飾る「グランド・ヴェスティビュール」、ルーベンスや同派の画家によって描かれた絵画を飾る「キングズ・ドローイングルーム(国王の接見の間)」などがある。

ウインザー城:イメージ4

さて、お城はこれくらいにしておいて、夜になったら街に繰り出しましょう。観光名所ということもあり、この辺りはロンドンみたいに危険ではない(といっても、日本ほど安全でもないので狭い小道を1人で歩くのは避けましょう)。夕食は、High St.沿いにあるタイ料理レストランがお勧め。(何故、イギリスまで来てタイ料理なんだ?)と思う方もいるかもしれませんが、ここはタイ人が営む本格的さが売りの店なのです。とにかく美味しい。「THAI FOOD」とそのままの看板が下がってるので、興味がある方は是非どうぞ。お腹が満たされたら、遠くに聞こえる祭ばやしの音色に惹かれて、テムズ川のほとりに舞い降りた移動遊園地へ。毛足の長い草原にポツンと立つ「小さな遊園地」は、移動遊園地自体を見慣れない日本人にとっては、ひどく幻想的に映るようで、私の母も「夢みたい」を連発していましたね。ゴーカート・アヒルすくい(お風呂に浮かべるアレ)・観覧車などが100円くらいで楽しめる。あとは、テムズ川に「どこから涌き出たんだ?」というくらいに浮かんでいる白鳥の大群に、エサをあげるのもなかなか楽しい。優雅な白鳥の裏の世界が垣間見れる。

更に書き忘れたが、High St.沿いにある骨董品屋。ウインドー越しに無造作に並べてある、琥珀のネックレスや懐中時計、値段が書いてない胡散臭さがたまらない。店内に入ると、店のおやじが(何の用だ?)といった風にで、じろりと一瞥をくれてくる。客を客だと思ってくれない店なんて、日本じゃまずないでしょう?是非、足を運んでみてください。中には掘り出し物があったりしますから。

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