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雲と空にとどきそうな街

Oct.14, 2001 「耳をすませば」を思い起こさせる街

宮崎駿プロデュースのアニメ映画『耳をすませば』。そのヒロインである女子中学生の月島雫が、その恋人である天沢聖司の祖父の家へ行ったときのことだ。高い丘の上にあるその家のテラスからは、空と丘の下の街並みがおりなす雄大な景色をながめることができる。大空に近い場所からその絶景を見た雫は、「空に浮いてるみたい」とつぶやく。その瞳は感激のためにきらきらと輝いている。

雲と空にとどきそうな街:イメージ1

このアニメ映画の舞台となっている街によく似たところが仙台市内にもある。太白区の八木山地区だ。ここは仙台市の中心部から南西へ約2km進んだところにある丘の街だ。傾斜の急な坂道が多いが、丘の上からはその下の街並みや仙台平野、さらには太平洋までながめることができる。その景色は雄大で美しく、雲と空を近くに感じる。そして雫と同じように空に浮いているような気分を味わうことができる。

雲と空にとどきそうな街:イメージ2

その映画の中で雫の恋人の聖司が自転車に乗って丘の街の坂道を進んでいた。彼と同じように私も自転車に乗って八木山の街の坂道をのぼったが、傾斜の急な道が長くつづくため、とても疲れた。しかし、汗だくになって丘の上までのぼったあと、そこを吹きぬけるそよ風をうけながら澄んだ青い大空をながめていたら、とてもさわやかな気分になった。

雲と空にとどきそうな街:イメージ3

街の中で「自転車通行可」の標識を見つけた。青い空と表示板、白い雲と鉄柱がおりなす光景が強い爽快感をかもしだしている。とある民家の庭先にはコスモスが咲いており、ピンクの花びら、茎の緑、青い空の三色のコントラストがすがすがしくて美しい。なお、この日は午前中は雲が多かったが、午後には快晴の状態になった。

雲と空にとどきそうな街:イメージ4

雲と空にとどきそうな街:イメージ5

街を通る主要道路のわきには街路樹がならんでいる。道路の中央に街路樹がならんでいるところもある。みずみずしい緑の木々のならぶ道路は、まるで“鮮緑の隧道”のようになっていて実に美しい。木々のまわりの空気は、うっすらと澄んでいるようにも思える。

雲と空にとどきそうな街:イメージ6

映画に登場する天沢聖司の祖父の家は、西洋風の木造家屋だが、その一階はアトリエであり、二階はアンティーク風の品物を売るとても素敵なお店になっているらしい。残念ながら八木山の街にはそのような素敵なお店はないが、丘の上にはレストランなどがあるので、窓の外の雄大な景色をながめながら食事を楽しむことができる。

雲と空にとどきそうな街:イメージ7

この街には地元のテレビ局があり、その送信塔もある。天にむかって高くそびえたつその塔には、見る者を威圧するような迫力がある。そして、赤と白に彩られた塔の色が背景の空の淡い青にとけこんでいるようで美しい。

雲と空にとどきそうな街:イメージ8

さて、丘の街である八木山の美しい光景を紹介してきたが、やはりこの街にいるとアニメ映画『耳をすませば』を思い起こしてしまう。この映画は首都圏のとある丘陵地帯を舞台にしているようだが、もし本当に雫や聖司の住む街のモデルになったようなところが首都圏に実在するならば、ぜひそこへ行ってみたいと思っている。

-DATA-

場所:
宮城県仙台市太白区八木山地区
交通:
仙台駅前から仙台市営バス「八木山南団地行き」に乗車。
所要時間約15分で八木山地区内に入る。その地区内の各所で停車
駐車場:
基本的になし
トイレ:
八木山地区内の大きな公園には公衆トイレあり

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