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紅葉の涸沢 前編

Oct.05, 2001 ナナカマドの赤に染まる涸沢を目指す

紅葉の涸沢 前編:イメージ1

涸沢の秋は、カールいっぱいの紅葉に包まれ、一度は見た方がいいと良く言われる所だ。涸沢は北アルプス南部の穂高連峰の中に位置する。涸沢は標高 2300mで、前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳など日本の標高ベストテンに名を連ねる3100m級の高山に囲まれた、擂り鉢状のカール地形の底である。ナナカマドの赤が多い涸沢の紅葉は、「涸沢が燃えている」とまで言われ、9月末から10月上旬の紅葉の見頃にはカール底のテント指定地は色とりどりのテントで埋め尽くされ、山小屋も超満員となる。それをわかっていても、皆、涸沢を目指して登る。私も紅葉の見頃だと聞いて、涸沢を目指す登山者の列に加わった。今回は上高地から横尾を経て、横尾谷を登って涸沢へ至るルートで行くこととした。

紅葉の涸沢 前編:イメージ2

涸沢へは、上高地から入って行くのが一般的なルートになる。ここでは夜行列車・夜行バスで早朝上高地へ入り、涸沢まで1日で歩くコースで紹介する。夜行が苦手な方は、朝自宅を出発して上高地に入り、徳沢・横尾などで1泊すると良い。バスの上高地行きで終点の上高地バスターミナルで下車するが、手前の大正池で降りて、田代池や梓川などの河童橋までの景色を楽しむのも良いと思う。このあたりは上高地のトレッキングレポートを参考にしていただきたい。標高 1500mの上高地バスターミナルでバスを降り、まずは河童橋へ出て梓川の綺麗な水の流れと険しい穂高連峰の眺めを楽しもう。河童橋を渡る手前の右側の川沿いに方位盤がある。河童橋周辺の唐松(カラマツ)はまだまだ緑で、黄金色に変わるのは10日くらい後だろうか。穂高連峰の手前の岳沢は紅葉が始まっているようだ。河童橋から明神へ向かう。梓川の両側に道があり、どちらから行っても良い。河童橋を渡って梓川の西側を歩いていくこととする。

紅葉の涸沢 前編:イメージ3

最初はまだ緑の多い樹林の中の砂利道を行く。池や川のそばでは木道になっているところもある。いったん、林道を歩くところへ出て、また登山道となり明神が近付いてくるとダケカンバ類の葉がだいぶ黄色になっている。数段の階段を上って、明神に着く。左に嘉門次小屋が有り、その奥に穂高神社の奥宮がある。この付近については上高地のレポートで詳しく書いているので参照していただきたい。梓川に架かる橋を渡り、明神館の前の三叉路で左に折れ、横尾方面に向かう。

紅葉の涸沢 前編:イメージ4

ここから横尾まで梓川を左にしての道が続く。横尾までゆるやかな登りだ。まもなくの白沢の橋を渡ると右に徳本峠(とくごうとうげ)への道を分ける。樹林の中の道が続き、時々左に梓川と向こう岸が見渡せる。このあたりの木々の紅葉はまだ先のようだ。徳沢を過ぎて、しばらく行くと、梓川に架かる新村橋がある。この橋を渡ると、屏風のコルを越えて涸沢へ至るパノラマコースになる。渡らずにまっすぐ、横尾を目指す。少し登りがきつくなる箇所があって横尾に到着する。早朝上高地を出た場合は、ここで昼食にすると良い。朝、自宅を出て1日目に横尾で泊まる場合は、横尾山荘か山荘手前のテント指定地となる。

(後編『錦繍の涸沢カールと穂高連峰の素晴らしい眺め』に続く)

写真は上から、涸沢カールの紅葉、明神手前の黄葉、明神手前の紅葉と川、明神付近のダケカンバ、横尾付近梓川近くの紅葉。

-DATA-

場所:
長野県南安曇郡安曇村
タイム:
歩行所要時間/計 6時間35分
上高地バスターミナル-河童橋:15分
河童橋-明神館:50分
明神館-徳沢:1時間10分
徳沢-横尾:1時間20分
横尾-本谷橋:1時間
本谷橋-涸沢:2時間
鉄道・バス:
夜行:
1.東京(新宿)、横浜、大阪、京都、神戸から出る夜行バスのさわやか信州号 上高地行きで入る。(要予約)
2.新宿から中央線の夜行急行「アルプス」にて早朝松本下車、松本電鉄線に乗り換え終点新島々下車、上高地行きの路線バスにて上高地バスターミナルもしくは大正池下車。
3.大阪、名古屋から夜行急行「ちくま」にて早朝松本下車、以下は2と同じ。
昼間:
1.新宿から中央線の特急「あずさ」にて松本下車、以下は(夜行)2と同じ。
2.大阪、京都、神戸から新幹線で名古屋へ。名古屋から中央線の特急「しなの」にて松本下車、以下は(夜行)2と同じ。
車:
関東、中京、近畿方面からは中央高速を利用、岡谷ジャンクションから長野道に入り、長野道を松本インターで降り、 国道158号を西方向、上高地へ向かう。沢渡から先は交通規制が敷かれているので沢渡周辺のいくつかある駐車場に車を駐める。
駐車場から上高地へは路線バスもしくはタクシー利用。
駐車場:
沢渡付近の駐車場/有料
トイレ:
不上高地バスターミナル、各山小屋に有り
携帯電話:
上高地バスターミナル付近、通話可能
公衆電話:
各山小屋に有り
水場:
各山小屋に有り、無料

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