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紅葉の涸沢 後編

Oct.05, 2001 錦繍の涸沢カールと穂高連峰の素晴らしい眺め

紅葉の涸沢 後編:イメージ1

『ナナカマドの赤に染まる涸沢を目指す』に続いて、涸沢を目指して登るルートを紹介する。登山者が多い横尾山荘前から涸沢へ向けて出発する。夏と比べ秋は槍ヶ岳方面よりも涸沢へ向かう人が多いようだ。山荘前の広場から槍ヶ岳方面の道と分かれ、橋を渡って行く。横尾谷の左岸を歩いて行く。最初は樹林の中のゆるやかな登りだが、だんだんと傾斜が付いてくる。横尾からの歩き始めでは、登山道からすぐに川があったが、いつのまにか川は登山道のはるか下になっている。足元から川の両側の木々まで紅葉が始まっている。ダケカンバなど黄色に色が変わる木が多いようだ。川をはさんで左側には屏風岩の絶壁が見える。ほんとに絶壁なのだが、垂直に切れ落ちた岩には樹木が生えていて、それらの木も紅葉している。

紅葉の涸沢 後編:イメージ2

さらに登って行くと、横尾谷の川を渡る吊り橋がある。通称本谷橋である。橋を渡ったところは、休むのにちょうど良いところでたくさんの人が弁当を広げるなどして休んでいる。目の前の川の水は飲めないので注意したい。ここを過ぎると川の右岸を歩くことになり、涸沢まできつい登りが続く。登山道の両側はダケカンバの黄色に囲まれる。急な坂が続くが、左の斜面に続く紅葉と、右に谷をはさんで見られる紅葉を眺め、休みつつ登って行こう。やがて前方の視界が開け、オレンジ色のナナカマドの固まりが目に入る。あれはどこに当たるのだろうと、よく見ると、ナナカマドの向こうに建物が見えた。涸沢ヒュッテだ。右の方にはテント場が見える。意外なほど早く涸沢が見えるところにたどり着いた。ヒュッテの向こう側も紅葉している。カールの上部や、周りの山々は雲に隠れているが、カールが紅葉に包まれているのは確認できる。目的地が見えると、足は軽くなる。沢が近付いてきた登山道をさらに登る。ここまでほとんど無かったナナカマドが葉をオレンジや赤に染めている。ナナカマドの実も真っ赤だ。

紅葉の涸沢 後編:イメージ3

最初はまだ緑の多い樹林の中の砂利道を行く。池や川のそばでは木道になっているところもある。いったん、林道を歩くところへ出て、また登山道となり明神が近付いてくるとダケカンバ類の葉がだいぶ黄色になっている。数段の階段を上って、明神に着く。左に嘉門次小屋が有り、その奥に穂高神社の奥宮がある。この付近については上高地のレポートで詳しく書いているので参照していただきたい。梓川に架かる橋を渡り、明神館の前の三叉路で左に折れ、横尾方面に向かう。

紅葉の涸沢 後編:イメージ4

涸沢の紅葉はうわさ通りの素晴らしさだった。穂高の峰々に雪が積もったときの、雪と紅葉の取り合わせも見事だというので、また人が多いことをわかっていながら、ここへ来ることになるのだろう。もちろん、まだ雪に埋め尽くされているゴールデンウィークや、高山植物の咲く夏にもここにいることだろう。

写真は上から、朝の涸沢カールと涸沢岳、屏風岩、涸沢カール下部の紅葉、ナナカマドの実、涸沢小屋近くの紅葉。

-DATA-

場所:
長野県南安曇郡安曇村
タイム:
歩行所要時間/計 6時間35分
上高地バスターミナル-河童橋:15分
河童橋-明神館:50分
明神館-徳沢:1時間10分
徳沢-横尾:1時間20分
横尾-本谷橋:1時間
本谷橋-涸沢:2時間
鉄道・バス:
夜行:
1.東京(新宿)、横浜、大阪、京都、神戸から出る夜行バスのさわやか信州号 上高地行きで入る。(要予約)
2.新宿から中央線の夜行急行「アルプス」にて早朝松本下車、松本電鉄線に乗り換え終点新島々下車、上高地行きの路線バスにて上高地バスターミナルもしくは大正池下車。
3.大阪、名古屋から夜行急行「ちくま」にて早朝松本下車、以下は2と同じ。
昼間:
1.新宿から中央線の特急「あずさ」にて松本下車、以下は(夜行)2と同じ。
2.大阪、京都、神戸から新幹線で名古屋へ。名古屋から中央線の特急「しなの」にて松本下車、以下は(夜行)2と同じ。
車:
関東、中京、近畿方面からは中央高速を利用、岡谷ジャンクションから長野道に入り、長野道を松本インターで降り、 国道158号を西方向、上高地へ向かう。沢渡から先は交通規制が敷かれているので沢渡周辺のいくつかある駐車場に車を駐める。 駐車場から上高地へは路線バスもしくはタクシー利用。
駐車場:
沢渡付近の駐車場/有料
トイレ:
不上高地バスターミナル、各山小屋に有り
携帯電話:
上高地バスターミナル付近、通話可能
公衆電話:
各山小屋に有り
水場:
各山小屋に有り、無料

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