トレッキングレポート

サブナビゲーションをスキップ


フィールドレポート

現在のレポート数は811件です。

最新記事
最近のコメント
カテゴリー
バックナンバー

Since Apr.01,2000


« エイベル・タズマン国立公園 トレント川トレッキングレポート:トップページ風は秋色、駒沢オリンピック公園 »

奥久慈で五感楽しむ

Oct.15, 2001 自然の中を気軽に楽しもう

きっかけは、「美味しいリンゴが食べたいなぁ」という何気ない会話から始まりました。「だったら、奥久慈へリンゴ狩に行こうよ。ついでに袋田の滝も見よう」という話になり、コトの成り行き上、道先案内人の母と友人とで、秋の奥久慈ツアーを決行することになりました。初めてのリンゴ狩体験と自然を満喫する小旅行、テーマは「五感で楽しむ」に決まりです。

奥久慈で五感楽しむ:イメージ1

茨城県の北に位置する奥久慈は、なにはともあれ最高の景色とごちそうが待っているところです。わたしたちは、まず車で袋田へ向かいました。袋田の滝は、日本三大名瀑のうちの一つです。四段に落下することから別名四度の滝とも呼ばれています。袋田につき、車をとめ、駐車場前の蕎麦屋「昔屋」(tel: 02957-2-3201)で昼食をとりました。まずは味覚と嗅覚を満たします。わたしが頼んだのは「けんちんうどん」。大きな赤いお椀にたっぷりと入っていて、さといもや芋がら、山菜にシメジなど盛りだくさん。母と友人は「けんちんそば」を頼みました。少し味見をさせてもらいましたが田舎蕎麦でこれまた美味しかったです。そして、忘れてならないのはここの名物でわたしの大好物「鮎の塩焼き」。焼きたての串にささった鮎を無心に食べてしまいまた。もう、お腹いっぱい。

奥久慈で五感楽しむ:イメージ2

腹ごしらえも済み、いよいよ滝へ…といくはずが、やはり誘惑の多いところ。滝にいく通りの売店で、串にささった柚子みそのついたさといもが販売されています。ここに来たらこれも食べないと、という別腹論理でさといもを買い、歩きながら食べました。売店のひとに生姜と醤油で食べるさしみこんにゃくを出してもらい味見もしました。とっても美味しい。即、お土産に。

奥久慈で五感楽しむ:イメージ3

ここで本当に滝へ向かいます。滝へは昭和54年に完成したトンネルでいき、滝を至近距離で見ることができます。観瀑台につくと、さーっという音と目の前に広がる高さ120メートル、幅73メートルの滝が迫力でした。かなりの水量で、細かい水しぶきが舞い、マイナスイオンもたっぷりで視覚・聴覚・触覚を刺激するよう。ここは、多くの文人墨客が訪れ、そのうちのひとり西行は「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛しています。帰りは、トンネルの途中から外へ出て、川沿いの道から戻りました。滝の周りの緑もまた美しいです。時間のある人は、男体山までいくトレッキングコースや月居山へいく自然研究路ハイキングコースへ行くのもいいでしょう。帰路の途中に案内看板が出ていて、そちらへいける分岐点があります。わたしたちは先を急ぐのでパスしました。

次はいよいよ「リンゴ狩」です。袋田の滝から続く国道461号の道路沿いには、沢山のリンゴ園があります。最初、当たりをつけて「ここにしてみよう」と決めてみたのですが、平日のせいかそのリンゴ園には誰もいませんでした。たわわに実ったリンゴからはなんともいえない甘く爽やかな香りが漂っています。しかたないので、看板をたよりに「飯村りんご園」というおばあさんが一人でいる小さなリンゴ園にたどりつきました。入場料は300円、リンゴ1キロ五百円。ちよっと高いかなぁ、と思ったのですが、おばあさんに話を聞くと「乱暴にとるひとがいて新しいリンゴの芽を痛めてしまうのでこれくらいは仕方ないんです」とのこと。なるほど、しかたあるまい。今ここでとれるのは、ジョナゴールドと陽光。ふじもありましたが、まだ時期が早いのでそれ以外なら取っていいと言われ、友人と大きくて赤い美味しそうなリンゴを優しく一つづつ取っていきました。あまりたくさん実っているのでどれを取っていいのか迷います。だいたい3キロほどとりました。

奥久慈で五感楽しむ:イメージ4

あとは、おばあさんの畑に実っていたというここにはない王林などを買いました。リンゴ狩をしなくてもここではシーズン中ならリンゴも買えます。少しリンゴを味見させてもらったりして、いろいろな味を食べてみました。わたしは、ジョナゴールドの甘酸っぱいものより陽光のみずみずしい甘さが好みでした。その他に商品にならないリンゴの山を値段交渉をして安く譲ってもらいました。これでジャムやジュースを作るつもりです。ここの農園のほかにもここ一帯には70ほどのリンゴ農園があり、ちゃんと調べていくといいかもしれません。また、ここは温泉地でもあり、気軽に日帰りの湯ができるところも多くあります。その中でも余暇活用センターやみぞ(tel:02957-2-1511)にある九月から正月までのリンゴ風呂やスチームバスは、地元の人にも人気だとか。リンゴ狩の後に温泉なんて贅沢ですよね。

奥久慈で五感楽しむ:イメージ5

日も暮れてきましたが、時間の余裕はまだあるようなので、竜神大吊橋へも行きました。竜神大吊橋は、歩行用専門では日本一長い吊橋です。平成6年にかけられた長さ375メートル高さ100メートルの竜神大吊橋は、奥久慈県立自然公園にあるV字形の美しい渓谷を流れる竜神川をせき溜めたダムの上にあります。橋の上を歩いている途中に正方形に切り取られた透明な部分がありました。なんだろう、とのぞくとなんと橋のはるか下の川の様子がはっきりと見えるではありませんか。強化ガラスのようなものなのでしょうが、足はがくがくその上は歩けません。高所恐怖所のひとは腰を抜かすかもしれません。それまでしっかりしていた橋が心細くも感じられてなるべく体重がかからないように気分はつま先立ち歩行。そんな所は数箇所あり、スリルがありました。橋の先には休憩場所もあり、とてもいい眺めで空気も美味しく、思いっきり深呼吸。時間があれば、ハイキングコースに直結しているので、コースを換えて出かけてみるのもいいかもしれません。ちなみに、ここはゴールデンウイークのころになると鯉幟が橋と平行して吊るされ風に泳ぐので有名です。このように、奥久慈はいろいろと五感喜ぶ場所がいっぱいでオススメです!

-DATA-

場所:
茨城県奥久慈
交通:
「袋田の滝」
JR水郡線袋田駅から車で五分、徒歩40分。車なら常磐自動車道那珂ICから国道118号経由で50分。福島空港より国道118号経由、車で90分。
「竜神大吊橋」
常磐自動車道那珂IC下車、国道349号経由し、水府方面へ。
駐車場:
「袋田の滝」 あり(有料)
「竜神大吊橋」あり(無料)
トイレ:
「袋田の滝」あり
「竜神大吊橋」あり
料金:
「袋田の滝」料金/大人300円 子供150円
「奥久慈リンゴ狩」料金/大人300円 子供200円
「竜神大吊橋」料金/大人310円 子供200円
期間:
「袋田の滝」時間/午前8時から午後6時まで(11月から4月までは午前9時から午後5時)
「奥久慈リンゴ狩」期間/9月上旬から11月末まで各リンゴ農園にて
「竜神大吊橋」料金/大人310円 子供200円
参考:
「袋田の滝」02957-2-4036
「奥久慈リンゴ狩」大子町観光協会0295-72-0285
「竜神大吊橋」水府観光協会0294-85-1116

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

コメント投稿フォーム

ページのトップに戻る