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照葉峡

Oct.14, 2001 錦繍に染まる滝と渓谷を巡る

照葉峡:イメージ1

照葉峡(てりはきょう)は利根川の支流の源流近くの渓谷であり、いくつもの滝がある。秋には渓流沿いの木々が紅葉し赤や黄の鮮やかな錦模様を織りなす。照葉峡の位置としては尾瀬の西端の至仏山の南側で、水上から尾瀬の玄関口である鳩待峠に至る道筋と言うとわかりやすいかも知れない。県道水上片品線に沿って、木の根沢が流れ、潜龍の滝と名付けられた滝から、上流のひぐらしの滝までが照葉峡と呼ばれている。今回はこの照葉峡をさかのぼって歩き、更に上流部の奥利根水源の森に至るコースを紹介する。

照葉峡:イメージ2

バスの場合は、終点の湯の小屋バス停で降りると、その道が県道水上片品線なので、バスが登ってきた方向に更に登って行けばよい。車の場合は奈良俣ダムの駐車場に車をとめて、奈良俣トンネルを歩いて抜け、県道水上片品線へ出る。県道を東に向かって歩いていき、登って行く。県道は川の北側にずっと川に沿った形で続いている。落差がそれほど無い滝が現れ、道路端に潜龍の滝と書かれた札がある。ここから照葉峡で、水原秋桜子がここの11の滝に名前を付けている。歩き始めの方では、川が道路からだいぶ下に見えているが、だんだんと道からすぐ下に川が見えるようになってくる。川のそばも紅葉がきれいだし、山の斜面も赤から黄の色がきれいだ。さらに登って行くと、白い龍が川を下っているように見えることから名付けられた白龍の滝と、落差が大きめの山彦の滝がある。そこから少し上には、水の量が多く、新緑の頃にはヒスイ色に見えるという翡翠(ひすい)の滝がある。

照葉峡:イメージ3

このあたりから坂がきつくなっていく。木精(こだま)の滝、落差12mの細い不断の滝、つづみの滝、時雨の滝と渓流が続く。少し間が空いて、木の実の滝、そしてひぐらしの滝で、照葉峡の11の滝は終わりである。さらに登って行くとブナの黄葉が増えてきて、坂が更にきつくなり、駐車場とトイレのある奥利根水源の森に到着する。この森は国有で、0.6kmから1.5kmくらいの8本の遊歩道があるので時間があれば歩いてみると良いかも知れない。帰りは、奥利根水源の森から来た道を戻るか、タクシーを呼んで、湯の小屋温泉まで戻り、汗を流して帰途に着くと良いと思う。

照葉峡:イメージ4

照葉峡の下から奥利根水源の森までは標高差があるので、場所によって紅葉の見頃には時期の差が出てしまう。下の方で紅葉がきれいな時は、奥の方では葉が茶色になって散り始めているという具合である。そんな感じで標高により、またその年の気候により、紅葉の見頃は変わるが、だいだい10月上旬から11月上旬が見頃となる。登って行くに従い、道が狭くなり通る車がすれ違うのに苦労する箇所もある。このコースは終始、車が走る道路の脇を歩くことになるため、車には注意が必要である。今回は奥の方が紅葉が終わりに近い時期に歩いたので、次回にはもう少し早い時期にも歩きたい。新緑の頃もきれいだろうと思われるので訪れてみたいものだ。

-DATA-

場所:
群馬県利根郡水上町
タイム:
湯の小屋温泉(1時間)岩魚の滝(20分)翡翠の滝(40分)木精の滝(70分)奥利根水源の森
鉄道・バス:
上越新幹線 上毛高原駅から関越交通バス湯の小屋温泉行き湯の小屋バス停下車
車:
関越自動車道を水上ICで降り、国道291号を北上、藤原湖・奈良俣湖方面へ右折、県道水上片品線にて、奈良俣ダム駐車場または奥利根水源の森駐車場へ
駐車場:
奈良俣ダム、奥利根水源の森
トイレ:
奈良俣ダム、奥利根水源の森
自動販売機:
湯の小屋温泉
携帯電話:
一部で通話可能
公衆電話:
湯の小屋温泉

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