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仙台市若林区ウォーキングロード

Sep.18, 2001 花、水、田園のある風景

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ1

仙台市は人口百万人をこえる大都市だ。今も人口は増え続けており、都市開発、住宅地開発も進んでいる。しかしながら、住宅地開発が進んでいる主な地域は仙台市の北部であり、その南部の若林区、太白区はさほど住宅地開発が進んでいない。だから、自然や田園地帯が想像以上に多く残っている。

これから紹介するウォーキングロードの始発点も仙台市南部の市街地の近くにある。その始発点は、仙台市内を横断するように流れる広瀬川の上に架かる千代大橋だが、ここへ向かうには仙台市営バスを利用するのがいいだろう。仙台駅前発閖上行きのバスに乗り、バス停「若林5丁目」で降りる。所要時間は約30分。そのバス停から国道4号線バイパスを福島方面へ向かって約5分ほど歩くと千代大橋にたどり着く。この橋を始発点とするウォーキングロードは、広瀬川の両側(北側・南側)に築かれた堤防の上にあるが、ここで紹介するのはその北側の道だ。北側の道の方が美しい自然の風景をみることができるからだ。道は舗装されているが、ウォーキングやサイクリングの専用道路ではないので、一般の車が通ることも少なくない。そして、この道は河川敷にそって海まで、およそ10kmほど続いているが、今回のウォーキングのゴール地点は、海の少し前の閖上大橋に決めた。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ2

千代大橋からウォーキングロードに入ると、道の左側には住宅地、右側には河川敷がひろがっている。河川敷には広い緑地公園があるが、公園全体が芝生におおわれ、いろいろな木々や花々が植えられている。太陽の明るい光をうけて鮮やかな緑に染まる草木、そして赤紫、白、ピンク、だいだい色の可憐な花びらをつけたコスモスの花々が秋のさわやかな風に吹かれてゆれている光景は実に美しい。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ3

公園から少し歩くと、広瀬川水道橋が見えてくる。このあたりになると、道のまわりの風景がかわりはじめる。道の右側には野菜畑が見られるようになる。その左側では住宅地が少なくなり、水田が見られるようになるのだ。黄金色に彩られた稲穂は、しっかりと実をつけてたれ下がり、収穫されるのをじっと待っているかのように見える。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ4

水道橋から少し進むと、仙台市内を縦断する仙台南部道路があるが、そこをこえると、道の右側に大きなお花畑がひろがっている。白くて清楚な野花がひろびろした大地に咲き乱れ、そのお花畑の中にたった一本の木がポツリと立っている。その光景はまるで北海道の帯広や富良野の雄大な田園風景を思い起こさせるようだ。なお、このあたりで広瀬川は別の川と合流する。広瀬川という名はここまでで、この先は名取川という名称になる。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ5

このお花畑から先は、車や人の通行が極端に少ないので、のんびりとウォーキングロードのまわりの景色を見て楽しむことができる。そして、徐々に海に近づいているので、海からの風がほのかに潮の香りをはこんできていることに気づく。その風の中で深呼吸をすると、とてもすがすがしい気分になる。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ6

仙台南部道路から2~3kmほど進むと、その道路と同じように仙台市内を縦断している仙台東部道路にたどり着く。千代大橋の下の広瀬川は、川幅が小さく、水量も少なく、さほど大きな川ではなかったが、すでに二つの川が合流している東部道路付近の名取川は、水量が多く、川幅もかなりひろくなっている。そして、太陽の逆光の中でその川をながめると、水面がその光を反射してきらきらと輝いてまぶしかった。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ7

仙台東部道路付近の河川敷には多くのススキが群生していた。その穂が太陽の光をあびて黄金色に輝き、少し冷たくなった風にゆらゆらとゆられている。そして、空は澄んで青かったが、雲が空高いところに浮かんでいるのだった。そんな風景をながめていると、本格的な秋の到来を感じるのだった。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ8

東部道路をこえると、ゴール地点である閖上大橋が見えてくる。そこをめざして歩いていると、道の両わきの土手に名も知れぬ小さな野の花々がひそやかに咲き誇っていることに気づく。春には数多くの花々が土手の上で咲き乱れるのだが、いまはもう秋、咲いている花はごく少数だった。やがて、ゴール地点の閖上大橋に到着。その橋の上からはコバルトブルーの色に染まった美しい太平洋の海が見えるのだった。

仙台市若林区ウォーキングロード:イメージ9

さて、今回は、秋という季節にこのウォーキングロードを歩いたわけだが、実はこの場所が最も美しくなるのは春だ。とくに菜の花が咲きはじめてからおよそ1ヶ月くらいのあいだが最も美しい。菜の花など、数多くの野花がウォーキングロード約10kmのまわりの土手や畑で華やかに咲き乱れ、まるで“フラワーロード”とよぶのにふさわしい状態になるからだ。今後、ここを訪れてみたいと思った方には、春に行かれることをおすすめします。

-DATA-

場所:
宮城県仙台市若林区の広瀬川・名取川付近。
交通:
行き-仙台駅前から仙台市営バスの閖上行きに乗り、
「若林5丁目」で下車。そこから南に徒歩約5分で千代大橋へ。
帰り-閖上大橋から南へ徒歩約5分でバス停「閖上一丁目」。
そこから仙台市営バスの仙台駅前行きに乗り約50分。
駐車場:
なし
トイレ:
千代大橋近くの河川敷公園内に簡易公衆トイレあり。

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