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剣岳 2998m

Sep. 22-23, 2001 立山連峰を縦走してカニのタテバイ、ヨコバイで有名な剣岳へ。

剣岳 2998m:イメージ1

古くから信仰の山として栄えた立山連峰。その歴史は古く701年頃に開山され現在に至っている。山容が穏やかな立山連峰は、雄山をはじめとする 3,000m級の山々が連なり、真砂岳、別山と続く縦走路は、とても歩きやすい。一般登山者が剣岳を目指すルートは、立山もしくは室堂から別山尾根を通り山頂に目指すのが一般的で、1年で一番雪が少ない9月下旬に鋭く尖った剣岳を目指した。

剣岳 2998m:イメージ2

第1日目
長野県の扇沢駅から関西電力のトロリーバスを利用して黒部ダムに移動する。関西電力のトローリバスは静かで速いが、季節によって運行時間が変わるので事前の確認が必要になる。黒部ダムから会社が変わり立山黒部観光のケーブルカーを利用して次の黒部平に進む。混雑している場合、黒部ダムの改札口で整理券を渡されロープウェーの順番待ちとなるが、早い時間に行動していれば待ち時間も少ない。ロープウェーを降りると、最後の乗り物となるトロリーバスが待っている。扇沢駅より約2時間。標高2,450mの室堂ターミナルに到着です。室堂バスターミナルで、立山から湧き出る「玉殿」で喉と水筒を満たし、立山連峰を縦走してテント場の剣沢キャンプ場を目指す。

剣岳 2998m:イメージ3

室堂から一ノ越山荘に続く登山道はコンクリートで固められた石畳の道で、立山の雄山の日帰りを目的とした人達といっしょに山頂を目指す。途中、一ノ越山荘から山頂までの間、ザレた登山道が続き、山頂の社務所まで気が抜けない。一等三角点のある社務所を通り過ぎ、標高3,003mの雄山山頂に立つには社務所入口で参拝料を納め、山頂でお神酒と鈴を頂き縦走路に戻る。雄山から真砂岳、別山へ続く縦走路は後立山連峰を眺めながら穏やかな稜線歩きとなり、別山山頂から鋭い剣岳が見える。別山から剣沢小屋に進むには、別山乗越と別山を巻いて下るルートがある。どちらを選択しても良いのだが、近道したいなら別山を巻いて下るルートを選択すれば良い。剣沢キャンプ場に到着してから明日の予定と受け付けを済ませ、キーホルダーを頂く。剣沢キャンプ場は水が豊富な場所ですが、雪渓を利用した水源はそのまま飲めない。

剣岳 2998m:イメージ4

第2日目
剣沢キャンプ場で必要最低限の荷物をサブザックに移し、野営管理所の脇を通り剣山荘を目指す。山荘まで30分。山荘近くの水溜りに氷が張り、霜柱も大きく成長していた。山荘から一服剣まで、ゴロゴロした急登が続き、稜線から富山湾、能登半島が見える。一服剣から見る前剣は、思った以上にハードで、いくつかの鎖場を通過すると、前剣の鎖場に到着する。カニのタテバイと呼ばれる登り専用の鎖場は、9月最後の連休と重なり大渋滞が発生していた。日が当たる登山道に座っているだけでも寒いのに、岩場を登っている姿を見続けると妙な緊張が生まれる。余裕を持ってカニのタテバイを登りたいが、渋滞中の岩登りは気分が良いものではない。

剣岳 2998m:イメージ5

カニのタテバイを通過すれば剣岳の山頂も近い。剣岳山頂からの下りはカニのヨコバイとハシゴが待っている。登りで岩場に馴れたせいか、思った以上に渋滞が発生せず、なんなくカニのヨコバイと前剣の鎖場を通過する。山頂から前剣の鎖場を通過すれば登りと同じルートになるので、剣沢小屋まで来た道を戻る。剣岳のピストンは大渋滞のおかげで予想以上に時間を費やし、帰りの行動が忙しい。急いでテントを撤収して別山乗越を目指した。

剣岳 2998m:イメージ6

剣沢キャンプ場を通り別山乗越に続く登山道を登る。それほどきつい登りではないが、剣岳のピストンをした後だと体が悲鳴をあげている。別山乗越を超え、雷鳥平に入ると景色も変わり、硫黄の匂いがきつくなる。時間に余裕があれば、日本最高所の「みがくり温泉」に立ち寄り、汗を流したいところだが、アルペンルートの最終便に間に合わないので、温泉を素通りして室堂のバスターミナルに戻る。室堂からのトロリーバスは空席が目立つほど余裕だったが、大観峰からのロープウェーで1時間待ちする。おかげで、大観峰の展望台から黒部ダム、後立山連峰を眺めを満喫する時間があった。

剣岳 2998m:イメージ7

夏山シーズンの立山黒部アルペンルートはロープウェーの待ち時間が激しく、予定通りに移動できない場合があります。また、混雑の状況によって始発便の時間変更もあります。詳しくは立山黒部アルペンルートのホームページをご覧下さい。

-DATA-

場所:
富山県中新川郡立山町
タイム:
1日目 室堂ターミナル~一ノ越(80分)一ノ越~雄山(60分)雄山~真砂岳(90分)真砂岳~別山(45分)別山~剣沢小屋(40分)
  2日目 剣沢小屋~剣山荘(30分)剣山荘~一服剣(30分)一服剣~剣岳(90分)剣岳~一服剣(80分)一服剣~剣山荘(20分)剣山荘~剣沢小屋(30分)剣沢小屋~別山乗越(60分)別山乗越~室堂ターミナル(140分) 
交通:
上信越自動車道 豊野ICより国道147号線、県道45号線を経由して扇沢駅まで60分。扇沢駅より室堂まで約2時間(混雑状況により3時間以上かかる事もあります)。
駐車場:
扇沢駅 無料駐車場450台
トイレ:
各山小屋、駅
水場:
室堂(湧水)、各山小屋
アルペンルート:
扇沢~室堂 往復8,500円(但し、荷物の大きさによって手回り品切符が必要)
携帯電話:
剣岳付近良好
参考:
http://www.alpen-route.co.jp/

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