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都立神代植物公園
Aug.29, 2001 四季おりおりの花を楽しむ

調布市の神代植物公園は、その名のとおり植物の宝庫。約47haの園内には約4500種の植物が植えられており、都内最大級の植物公園だ。園内はつつじ園、さくら園、はなみずき園、かえで園、うめ園、ふくじゅそう園などのブロックに分かれており、どの季節に行っても、何かしらの花が見られるようになっている。

調布駅からバスで15分ほどで、公園前に到着。500円の入場券を購入して園内へ。入るとすぐにつつじ園となっている。シーズン中はかなりにぎわうとのこと。さらに進むと、「植物会館」がある。ここでは季節ごとに様々なテーマで展示を行っている。隣の売店では、おかしや飲み物の他、花の絵が入った「植物公園せんべい」や、押し花の携帯ストラップなど、ユニークなみやげ物が売られていた。鉢花や観葉植物を買える「植物売店」もある。

やがて涼しい並木道に入る。ツクツクホウシの大合唱だ。すこし進むと「野草園」がある。ユキノシタ、ホウチャクソウ、モミジイチゴなど、野草が多種植えられているが、今の時期、花が少なく少し寂しい。その先の花壇にはハスのコーナーがあり、19の品種を見ることができる。花のシーズンは7~8月と終わりに近く、ほとんどの株はもう実になっていたが、まだつぼみをつけているものも少しあった。

さらに進むと「はぎ園」がある。ヤマハギをはじめマルバハギ、シロバナハギなど様々なはぎが植えられ、一面ハギだらけ。アーチ状にしつらえられたハギの花の中をくぐりぬけることも出来る。もう花が咲き始めていたが、見頃はまさにこれからである。「さくら園」、「ふくじゅそう園」を過ぎると、「むくげ園」に到着。こちらはシーズン真っ盛り。64種類もの品種のムクゲが植えられている。色も形も様々で、どの花もそれぞれに個性的だ。

むくげ園をすぎた辺りから、今までの整然とした印象とは少し趣が変わってくる。背の高いどっしりとしたユリノキなどの木々が木陰を作っていて、涼しくて心地よい。海外から贈られた樹木が植えられた「平和の森」をさらに奥に入っていくと「自然林」と名づけられたエリアに。ここはシデやコナラ、クヌギ、カエデ類などの雑木林となっている。人工の小川も流れていて、自分が公園の中にいることを一瞬忘れそうになる。ふかふかの土を踏みしめながら歩くのは、なんとも気持ちがいい。なんだか空気も違う。あずまややベンチもあり、休憩にもぴったりだ。

雑木林の散歩を満喫し、「ばら園」へ。大変広いスペースに非常に多くの種類のバラが植えられている。見頃は5月~8月上旬なので、もう花は終わっているものが多い。その隣は大温室で、熱帯や乾燥地の植物を見ることが出来る。珍しい植物の前で熱心にカメラを向けている人の姿が目立つ。熱帯スイレンの、色とりどりの花にしばし見とれた。洋ランやベコニアも温室内で一年中見ることができる。

他にも様々な花や植物のコーナーがあり、ここではとても紹介しきれそうにない。入り口に置かれている「神代花だより」に、その時期の見所が紹介されているので、チェックしておくと良いだろう。なんとなく整然としすぎている感じもあるが、植物、花が好きな人なら、いつ来ても楽しめる公園だ。
-DATA-
- 場所:
- 東京都調布市
- タイム:
- 計2時間40分 正門-はぎ園:30分 はぎ園-むくげ園-平和の森:25分 平和の森-自然林-ばら園:45分(休憩含む) ばら園-大温室-正門:60分
- 入園料:
- 一般・大人500円、中学生200円、小学生以下、65歳以上無料
- 開園時間:
- 9:30~16:30(温室および植物会館は16:00まで)
- 交通:
- JR三鷹駅南口から小田急バス神代植物公園前行きまたは調布駅行き35分/京王線調布駅北口から小田急バス三鷹行き15分/京王線つつじヶ丘駅から京王線深大寺行き20分 いずれも「神代植物公園前」下車
- 駐車場:
- あり(720台)
- トイレ:
- 12ヶ所(うち身障者用9ヶ所)
- 売店:
- 植物会館近くにあり
- 施設:
- 植物会館(事務所・展示室)、ガーデンビューロー(軽食・喫茶)、植物売店等
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