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双六岳

Aug.01, 2001 北アルプス西部の名山

双六岳:イメージ1

双六岳は北アルプスでは西の方に位置する。双六岳(すごろくだけ)の標高は2860mで、頂上に広く平らな部分を持つ。この頂上部は燕岳など遠くからでもよく分かり、山座同定しやすい山だ。双六池や巻き道の花が咲き揃っているということなので、新穂高温泉から入山することにした。

双六岳:イメージ2

双六岳へのコースでもっとも短いのは、新穂高温泉からとなる。健脚の方なら1泊2日で計画できるだろう。新穂高温泉から双六池まで1日で入り、双六小屋で泊まるかすぐ裏の双六池キャンプ指定地で幕営し、翌日双六岳へ登って来たコースを戻ると、1泊2日になる。新穂高温泉から途中の弓折岳分岐までは「弓折岳・鏡平」のレポートを参考にしていただくことにして、このレポートでは弓折岳分岐から双六岳のコースを紹介する。弓折岳分岐から北へ向かう。しばらくは右に槍ヶ岳・穂高連峰を見ながらの稜線歩きである。しばらく行くと、雪田が残っているが、巻き道もあるのでそちらを行っても良い。この雪田の周りはお花畑となっていて、黄色の大柄の花シナノキンバイや目立たないがミヤマクロユリが咲いている。この先もクルマユリや白いハクサンイチゲ、ピンク色のハクサンフウロなど高山植物が多い。左前方の目指す双六岳が近付いてくる。なだらかなアップダウンの稜線歩きを楽しんでいくが、道は稜線から外れ、左へ曲がり、双六池へ向かって下って行く。ハイマツに囲まれた樅沢岳中腹をトラバースして下って行き、双六池の平らな所に出る。双六岳を前にしてお花畑が広がる。木道が1 本だけ有るのですれ違うときはお花畑に足を踏み入れない様に気を付けよう。左に双六池が見えてきて、その先にキャンプ指定地がある。さらにその先に双六小屋がある。小屋前からは鷲羽岳が正面に見え、右方向には赤岳、大天井岳方面が見える。

双六岳:イメージ3

1泊2日で歩くときは,1日目に双六小屋もしくは双六池キャンプ指定地に泊まり、翌朝双六岳を目指そう。双六小屋前の水場の右から双六岳への登りが始まる。ハイマツの中の登りが続く。ハイマツ帯を抜けると、右に巻き道を分ける。巻き道は三俣山荘方面の近道である。その先で、右に中道を分ける。この道は双六岳の東をトラバースする道で、双六岳の北で双六岳頂上を経由する道と合流する。岩場の登りをこなすと、平らな双六岳の頂上部の尾根に出る。頂上ははこの平らな部分の北の端にあり、ほぼ平らな道を約20分歩いたところだ。平らな道なのだが、見えている頂上がなかなか近付かない。小高い頂上にやっと着くと、北にどっしりとした鷲羽岳、その手前に三俣蓮華岳・丸山などが見える。歩いてきた平らな尾根の向こうに槍ヶ岳が見えるはずだが、私が登ったときには雲に隠れていた。

双六岳:イメージ4

1泊2日のときは来た道をたどって新穂高温泉へ下ることとなる。日程に余裕があるなら、稜線沿いに北へ歩いて三俣蓮華岳へ登り、その先は黒部五郎岳、鷲羽岳、雲ノ平など選択肢は多い。三俣蓮華岳については、三俣蓮華岳のレポートを参考にしていただきたい。また双六小屋へ戻って、樅沢岳から西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ登るルートもある。双六池周辺の花畑が草紅葉に変わるであろうあきにもまた訪れたいし、新穂高温泉から双六岳を経て、高天が原・黒部源流方面を歩き、折立への長期縦走もいつの日か実現させたいと思いつつ、帰途に着いた。

写真は上から、双六岳、双六池南のお花畑、双六池と双六岳、ミヤマリンドウ、双六岳の尾根

-DATA-

場所:
岐阜県吉城郡上宝村
タイム:
計8時間40分
新穂高温泉(80分)ワサビ平小屋(90分)秩父沢(50分)シシウドガ原(60分)鏡平山荘(60分)弓折岳分岐(90分)双六小屋(90分)双六岳
鉄道・バス(夜行):
1.東京(新宿)、横浜、大阪、京都、神戸から出る夜行バスのさわやか信州号 新穂高温泉行きで入る。(要予約)
2.新宿から中央線の夜行急行「アルプス」にて早朝松本下車、松本駅前バスターミナル松本電鉄バス,濃飛乗合自動車の新穂高温泉行きに乗り終点新穂高温泉下車。
鉄道・バス(昼間):
1.新宿から中央線の特急「あずさ」にて松本下車、以下は(夜行)2と同じ。
2.大阪、京都、神戸から新幹線で名古屋へ。名古屋から特急「ひだ」、または新名古屋から名鉄特急「北アルプス」にて高山下車、以下は(夜行)2と同じ。
車:
1.関東方面からは中央高速を利用。岡谷ジャンクションから長野道に入り、長野道を松本インターで降り、 国道158号、国道47号を西方向へ向かう。栃尾温泉から県道475号に入り新穂高温泉へ。
2.中京、近畿から高山へ、国道47号を経由して、栃尾温泉から県道475号に入り新穂高温泉へ。
駐車場:
新穂高温泉バスターミナル手前に村営駐車場(無料)
自動販売機:
新穂高温泉
宿泊:
新穂高温泉、ワサビ平小屋、鏡平山荘、双六小屋
キャンプ指定地:
新穂高温泉、ワサビ平、双六池
水場:
笠新道登山口、ワサビ平小屋前、秩父沢、秩父小沢、鏡平山荘(宿泊者以外は有料)、双六小屋前
トイレ:
新穂高温泉バスターミナル、ワサビ平小屋、鏡平山荘、双六小屋前
携帯電話:
新穂高温泉周辺、弓折岳稜線、双六岳は良好
公衆電話:
新穂高温泉バスターミナル、双六小屋

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