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一ツ石山

Jul.14, 2001

一ツ石山:イメージ1

梅雨が10日も早く明けてしまい、連日35℃以上の日が続き身体は茹だりそうでまいっている。どこか涼しいところでキャンプと思い野反に出かけた。志賀高原から野反湖までの群馬~長野県境は数年前から長野県山ノ内町と群馬県六合村とで登山道の整備が行われ立派な縦走コースとなった。私も六合村山岳会と供に野反湖~大高山の草刈りに参加したことがあり親しみをもっている。

一ツ石山:イメージ2

関越道を渋川インターチェンジで降りR17を北上する。鯉沢でR292に乗り中之条町へ。ここから四万温泉方面に右折するのだが途中のコンビニで買えると思ったビールが売っておらず、さらに岩島まで車を走らせる。無事目当てのものは買えたが往復で40分ほどかかった。やはりこの季節はクーラーボックスが欲しい。どうしても暖まってしまうのを心配してギリギリまで買わずにいて結局こんな無駄足をしてしまう。気を取り直して再び四万温泉方面に向かう。しかし四万温泉まで行かず、赤い花園橋を渡り暮坂峠を目指す。途中の沢渡温泉は「草津の上がり湯」と呼ばれ肌に優しい。つづら折れの道を登り詰めると暮坂峠、若山牧水の歌碑や散策コース、休憩所、トイレなどがある。以前紹介した「暮坂峠~川原湯温泉縦走」の取り付きでもある。峠を下ってしばらく行くと右側に、世立集落とを結ぶ村道の入り口がある。これができたおかげで30分は短縮できるようになった。世立から花敷温泉、尻焼温泉を経て小倉集落へ。尻焼温泉は川底から温泉が湧き出ていて、長笹川全部が温泉となっているので有名だ。以前、小樽の土産物屋の主人に日本一の温泉だと言われたことがある。小倉集落のはずれで右折して白根改善学校のグラウンドの脇でゲートが現れる。ゲート手前に4、5台駐車可能。ちなみに白根改善学校は秋に100kmマラソンというとてつもないことしており、あの長島一茂氏も在籍していた。

一ツ石山:イメージ3

ゲートから登山口まではおよそ5km、1時間の歩き。左手に北沢の深い谷が走る。小さなカーブを越えると対岸に熊倉集落、その向こうに以前紹介した熊倉尾根や芳ヶ平、草津白根山が見えた。今は青々とした森が広がりわずか半年前のことが信じられないほどである。道が二股に別れたところが登山口である。最近立派な案内板が設置され、志賀草津付近のコースタイムや施設が描かれてある。現在の位置は志賀高原と野反湖を結ぶ線をT字の横棒とすると、縦棒の下端あたりである。ここを登り上げると東西の従走路に突き当たる。一ツ石山はその少し手前にある。

一ツ石山:イメージ4

いきなりの急登で始まった。朝7時前だというのにもう陽がギラギラしている。涼しいところでキャンプのはずが、歩き出してわずか5分でアゴが出た。考えてみると雪の季節は何度も登っているが、無雪期は初めてである。雪が無い分斜度もきつい。東側の植林はまだ木が小さくその頭越しに照りつける太陽で汗がだくだくと流れた。道はきれいに刈られて広い。ウ○コ山に向かって真っ直ぐにルートがつけられていた。このウ○コ山というのは数年前の冬に大高山に登った帰り、どうしても我慢できなくなった相棒がここでしゃがんだところウ○コが転がり落ちて自分の履いていたスキーに付いてしまったところから名付けた。そのウ○コ山直下はさらに急になりロープが張ってあった。

一ツ石山:イメージ5

記憶ではウ○コ山さえ登ればこっちのもの、のはずだった。山頂を巻いて鞍部に出ると後はなだらかな尾根道。それは雪の季節の話だった。樹林の中の急登がまだ続く。樹林の中なので風もなく、視界も効かない。張られたロープに身体を引き上げ、フウフウ言いながらやっと視界の開けた山頂に着いた。一ツ石だと思ったが様子が違う。さらに高く山並みが続いている。積雪期には尾根の一部に吸収されてしまって目立たなかった小ピークも、雪が融けて自己主張しているようだ。見慣れた角度の白根山に今どこにいるか見当がついた。右手の斜面は雪崩の起こる所だが今はそんな雰囲気のかけらもない深い森に覆われている。再び登山道は樹林に飲み込まれる。再びロープが現れ、掴まりながら登ると今度こそ一ツ石山頂に着いた。東側の深いササが切り開かれて視界が効く。野反の大高山が冬よりも優しい形で見えた。ここから一度下りまたまた現れた急登のロープを登り返すと縦走ルートにぶつかる。合流点にも立派な標識があった。登山口からおよそ3 時間だった。後は涼しいところでキャンプだ。しかしこんなに苦労させられるのなら素直に野反湖キャンプ場に直行した方が良かったのかも知れない。恨めしい早すぎる梅雨明けだった。

-DATA-

場所:
群馬県吾妻郡六合村
交通:
JR長野原草津温泉駅よりバス「尻焼温泉」行き終点「尻焼温泉」下車。それより徒歩およそ2時間。タクシー利用の場合は長野原草津温泉駅から。マイカーが圧倒的に便利。
駐車場:
ゲート前に数台可。
トイレ:
なし。
水場:
なし。
温泉:
多数あり。お勧めは関晴館別館、あの美坂氏もお気に入りの宿。500円。長笹川尻焼温泉は無料。
コース:
ゲート ~(1時間)~ 登山口 ~(2時間)~ 一ツ石山頂
キャンプ場:
野反湖キャンプ場 1人1200円。一ツ石山より大高山を経て3時間。
避難小屋:
伍三郎小屋
かなり荒廃しているのでテントの方が快適 小高山と大高山の鞍部。一ツ石山より30分。水場は小屋前の沢を下降。

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