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梅雨の季節は玉川上水

Jun.25, 2001 歩いて楽しむ!東京の定番ビューポイントvol.6

梅雨の季節ですね!なかなか外に出る機会が少なくなってきていますが、皆さんはお元気でしょうか? 私は梅雨が嫌いです。そんな梅雨嫌いの貴方へ梅雨の季節にもってこいのウォーキングスポットを紹介したいと思います。それではいつものように本題へGO!

今回は玉川上水から井の頭公園へと向かうコースになっていますのでまずJR三鷹駅からの出発になります。アクセスはJR東京駅からJR中央線中央特快でJR三鷹駅です。時間は27分。料金は380円(6/25現在)です。午前11時に到着しました。改札を出て南口へ。南口を出ると左側に御殿山通り沿いに玉川上水があります。

梅雨の季節は玉川上水:イメージ1

 玉川上水沿いに散歩用の遊歩道がありますのでそれに沿ってまっすぐ進みます。この遊歩道は「玉川上水水緑道」と呼ばれ三鷹市から福生市までつながり、全長が 23.8km になります。三鷹駅から「むらさき橋」にかけては夜になるとライトアップがされ、とても雰囲気のある遊歩道になります。ソメイヨシノやヤマザクラが散在しているので花見のシーズンにも是非、お勧めです。今回は美しいアジサイの花たちが私を迎えてくれました。また上水は草木に覆われていて川の流れを直接見ることは難しいのですがときおり草木の間から見える水面には大きな鯉が姿を見せることがあります。500m くらい歩くと「むらさき橋」に到着します。「むらさき橋」とは三鷹市と武蔵野市を結ぶ都市計画街路の一部として両市により、昭和30年11月に建設されました。その後、橋の老朽化に伴い平成10年3月に架け替えられたとのことです。橋の名前は橋が完成した当時、両市民の公募により、応募総数594通の中から選定されました。「むらさき橋」のいわれについては、古今和歌集の中にある「紫の ひともとゆへに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る」という和歌が由来で昔、このあたり一面に咲き誇っていた紫草で染めあげた「むらさき染」にちなんで命名したそうです。

梅雨の季節は玉川上水:イメージ2

 「むらさき橋」を過ぎ、玉川上水沿いに横断歩道をわたって約100m 進むと右手に「山本有三記念館」があります。この建物は建築的にも評価が高く、大正期の欧風建築を知るうえで、価値ある貴重な建物だそうです(三鷹市の文化財に指定)。実際の見た感じも現代に通じるモダンな感じがしました。竣工は大正15年で持ち主は当初山本有三ではなく、清田龍之介という貿易商だったそうです。当時、この辺りは雑木林など自然が多く残されていて、別荘地として建てられたようでした。山本有三の一家が移ってきたのは昭和11年4月からで創作の場を求めて閑静なこの地を選んだそうです。ここで昭和21年まで過ごし、代表作の「路傍の石」や今、小泉総理の発言で有名な「米百俵」の執筆がなされたそうです。記念館の前には「路傍の石」のモデルとされた大きな石がありました。この石は有三が中野旧陸軍電信隊付近の道端で見つけてこの家の裏庭に運び、その後、東京都に寄付された山本邸が昭和33年に「有三青少年文庫」として開設されるときに現在の位置に移されたそうです。見た感じはかなり大きな石(石というか岩みたいです)でしたが、どうやってもってきたんでしょうか?由来よりもそのことが気になりました。まさか山本有三、本人が担いで?まさか?と思いつつも先に進むことにしました。

梅雨の季節は玉川上水:イメージ3 梅雨の季節は玉川上水:イメージ4

 「山本有三記念館」からさらに約200m 進むと吉祥寺通りとぶつかる「万助橋」に着きますのでそのまま横断歩道を渡ります。この「万助橋」とは下連雀の旧家・渡辺家の世襲の名である「万助」から付けられたのが由来で当初は松の大木を川に数本かけた状態の簡単のものだったそうです。用途としては人に味噌や醤油などを買ってきてもらう為とのことです。ここからさらに「万助橋」のすぐ脇にある玉川上水沿いの「玉川上水水緑道」を先に進みます。ここからは「玉川上水水緑道」の名にふさわしく、「井の頭恩賜公園」の雑木林が鬱蒼としげっていて道がコンクリートの道路からウッドチップの足にはやさしい道とかわります。木が多いせいか気温も梅雨の湿った蒸し暑さから心地よい涼しさに変わった気がしました。中に進んで行くと静かでとてもリラックスできます。森林浴といった感じでしょうか?先に進んで「蛍橋」という橋を過ぎるとすぐ傍に「小鳥の森」というバードウォッチングができる場所に着きます。ここは「井の頭恩賜公園」の中でも下草や中低木が多く茂っていてそういう所ところを好んでやってくる小鳥たちを保全している森だそうです。木製のバードウォッチング用のフェンスがあり、そこからツミ、ツグミ、シロハラ、ルリビタキなどの小鳥を観察できるようになっています。すでに先客の女性の方いて、熱心にフェンスから観察しているのが印象的でした。再び、心地よい緑道を進み、しばらく森林浴を謳歌しました。玉川上水はここから三鷹市牟礼、杉並区高井戸の浅間橋、明大前、新宿四谷大木戸まで流れてゆきますがさすがにそこまでは歩いていけないので東京女子大牟礼キャンパスの先にある「井の頭橋」から上水をはさんだ反対の緑道へUターンして戻りました。戻る途中に再び「井の頭恩賜公園」に入りますのでそこから本日の最終地である「井の頭池」のある方へ向かいました。

梅雨の季節は玉川上水:イメージ6 梅雨の季節は玉川上水:イメージ5

この公園は、大正2年に日本で最初の郊外公園として生まれました。また、園内にある「井の頭池」は神田上水として初めて江戸にひかれた水道の源とされ、明治 31年の「改良水道」ができるまでとても重要な役割をはたしていたそうです。公園自体は4つの区域に分かれていて、「井の頭池」の周辺、「自然文化園」がある御殿山、西園、第二公園といった感じで見どころたっぷりですが、今回は「井の頭池」の西側にある「弁財天堂」に到着! この「弁財天堂」の由来は関東源氏の祖、源経基の創建で、源頼朝や新田義貞が戦勝祈願をしたことがあると伝えられています。全体が朱色でとても小奇麗な感じがしました。また、「弁財天堂」には銭洗いがあり、ご利益!とばかりお金を出そうとしましたがお札が一枚も無かったのでしぶしぶ100円硬貨(500円硬貨もなく、悲...)を洗いました。これってやっぱりお札を洗わないとすごくかっこ悪いですね.... あと、この「弁財天堂」にカップルでお参りをすると弁財天がやきもちをやいて破局するというジンクスがあるそうですが本日は私の他にカップルが2,3組はお参りにきていましたが彼らは大丈夫なのでしょうか?その後が心配です...  それはともかく次に向かいます。園内の橋をわたり分園をすぎるとボート乗り場があります。このボート乗り場は足こぎ用のサイクルボートとオーソドックスな手こぎのボートがあり親子やカップル、友達同士とけっこう平日にもかかわらず乗っている人が多かったです。ただ、このボートもカップルで乗ると破局するというジンクスがあるそですが、みんな気にしないで乗っているようでした。この池の周りは緑が多く、池には大きな鯉やかもやオシドリなども多いとても自然の豊かな公園でした。また、売店では鯉のエサが売られていますのでボートに乗りながら鯉にエサをあげたりできるそうです。普通は「鯉にエサをあげないでください」と看板が立ててあるところのが多いと思いますが鯉とのふれあいを大切にしているでしょうか?そのせいかここの鯉は本当に大きいです。 鯉の大きさやジンクスに関心がいってしまいがちですが全体の印象としては梅雨の蒸し暑い時期には暑さを忘れさせてくれるちょっとした避暑地のようでした。この公園は桜の名所としても有名ですがそれ以外にものんびりとくつろげるウォーキングポイントとして、この公園はお勧めだと思いました。

 梅雨の時期は外にでるのも家に居るのもつらいですよね!そんな時に川のせせらぎや緑に囲まれたのんびりできる場所というコンセプトで今回はレポートをさせていただきました。ビューポイントというより、ヒーリングポイントといったところでしょうか?これからますます暑くなるとウォーキングするのには厳しくなりますがいいレポートができるようにがんばりたいと思いますので次回もまた、お楽しみに!

-DATA-

場所:
東京都三鷹市
交通:
JR東京駅からJR中央線中央特快でJR三鷹駅。改札を出て南口。
駐車場:
井の頭公園駐車場。料金1時間までは乗用車400円、バス(予約制)1000円。
超過30分ごとにそれぞれ200円と500円。駐車場は狭く、休日はほとんど満車。
電車をお勧めします。
トイレ:
「山本有三記念館」と「井の頭恩賜公園」にあります。
昼食:
「井の頭恩賜公園」内に売店や食堂がありますがJR吉祥寺駅に近いのでそちら方まで出た方が美味しいお店やグルメが楽しめます。「Hanako」などの情報雑誌を持参した方がいいでしょう。
施設:
◆「山本有三記念館」 
・開館時間:午前9時半~午後4時半。
・休館日:月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、翌日と翌々日は休館)
・料金:無料。
◆「井の頭文化園」
・観覧時間:午前9時半~午後4時半。  (入園は午後4時まで)
・休園日:月曜日(祝日や都民の日に当たるときは翌日)12月29日から1月3日まで。
・料金:一般は、大人400円、中学生150円。団体(20人以上) 大人320円、中学生120円。
◆「ボート料金」
・手こぎボート 60分 600円
・足こぎボート 30分 600円
・スワン    20分 600円

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