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千手ヶ浜・小田代原

Jun.02, 2001 クリンソウの千手ヶ浜と新緑の小田代原

千手ヶ浜・小田代原:イメージ1

千手ヶ浜は、奥日光の中禅寺湖の一番奥にあり、クリンソウの群落で知られる。また、小田代原は戦場ヶ原の奥にあるというとわかりやすいと思う。小田代原はカラマツ、ブナなどの木々に囲まれた湿原で7月頃にニッコウアザミが咲くことで知られる。この付近は、低公害バスか徒歩で入るかしかルートが無く、静かに自然を楽しむことが出来るところである。「秋の奥日光」「竜頭滝」のレポートでも奥日光周辺を紹介しているが、今回紹介するのはそれらより西側の地域になる。

千手ヶ浜・小田代原:イメージ2

千手ヶ浜・小田代原スタート地点の赤沼に152台駐車可能な駐車場があるが、ここに止める人は釣りやトレッキングを楽しむ人なので、ほぼ1日止める人が多く、かつ朝早い人が多いので、朝早く到着できる人以外は鉄道・バスの利用が勧められる。湯元温泉行きバスに乗り込む。バスは、日光市街を抜け、いろは坂を登って、左手に中禅寺湖を眺めて進み、竜頭滝の近くを過ぎると、まもなく赤沼に到着する。バスを降りて、国道120号を渡ると、売店があって、売店に向かって左側の道を少し行くと、右側に駐車場があって、そこに千手ヶ浜行きのバス停がある。このバスは小田代原を経て、千手ヶ浜まで一般車通行禁止の道路を走っており、環境を守るために電気バスを走らせている。(一部の車両は電気とガソリンのハイブリットバス)休日なら1時間に2本、平日は1時間に1本程度運行している。バス停には簡単なトレッキング・マップが載っている「自然体験ガイド」のパンフレットがあるのでもらっておくと良いだろう。バスに乗ると、国道120号を少し南へ戻り、左に曲がって一般車通行禁止の道路へ入る。白樺の林が続き、林床には笹が生い茂っている。ほぼ平らな道が続き、すこしアップダウンした約 10分の乗車で右側が開け、湿原が現れる。小田代原である。こちらは後で訪れることとして、そのままバスで終点の千手ヶ浜まで行くことにする。さっきより大きいアップダウンがあって、道は川沿いに下っていく。バスが西ノ湖入口を過ぎると、白樺などの林が広がる中、所々に赤い花の群落がある。それがこれから見に行こうとしているクリンソウである。

千手ヶ浜・小田代原:イメージ3

終点の千手ヶ浜バス停でバスを降りると、バス停前の川沿いにクリンソウが小さな群落を作っている。ロープが張られたりといった保護がされていないが、群落の近くにはまだ花を付けていないクリンソウの小さな株があるので、遠くから見るだけにしよう。ここから少し歩くと大きなクリンソウの群落を見ることが出来るのだ。舗装された道がバスが進んできた方向の東方向へ続いているのでこの道を歩いていく。5分ほどで中禅寺湖の湖畔に出る。白い砂浜があり、湖畔の新緑が綺麗だ。湖の向こう側に男体山が大きくそびえている。湖畔に沿って右へ道が続いている。橋を二つ渡って歩いていくと、右側に赤い花の群落が見えてくる。クリンソウの群落である。個人宅の庭らしいが、花をシカが食べないようにネットで敷地全体を囲んでいる。入口にネットの維持をするための募金箱があるので、自分の適切であると思う額を入れよう。ネットをくぐって入った右側は、びっしりと花が連なり、またバス停付近では赤が中心だったが、ここでは赤、ピンク、白、色が混じったものなど、色さまざまだ。また一部ではクリンソウの親戚に当たるサクラソウがピンクの花を咲かせている。ここは個人宅の敷地内なので、注意書きにもあるように通路以外には入らないようにしよう。花を楽しんだら来た道を千手ヶ浜バス停まで戻る。赤沼行きのバスで先程通過した小田代原へ向かう。歩くこともできるが、峠を越えての1時間30分の歩きとなる。小田代原バス停で降りたら、目の前に広がる小田代原を歩いてみよう。一周50分ほどの遊歩道がある。その外側にはシカの侵入を防ぐフェンスがある。異常に増えすぎてしまったシカが木の皮や高山植物を食べてしまうことを防ぐためのフェンスである。小田代原で花を咲かせるのはニッコウアザミ、ハクサンフウロなどだが、まだこの時期には見ることが出来なかったが、白樺などの木々の新緑の中を歩くのは気持ちがいい。

千手ヶ浜・小田代原:イメージ4

小田代原から出発点の赤沼まで歩くと約40分であり、余裕があれば歩いても良いし、小田代原バス停からバスで戻っても良い。今回はクリンソウの咲く時期に合わせて歩いたが、次回は小田代原の花が咲く7月から8月頃にも来たいものだ。また、今回の木々の新緑も良かったが、秋も見事な紅葉を見せてくれると思われた。

写真は上から、千手ヶ浜クリンソウ群落、クリンソウ、千手ヶ浜から中禅寺湖と男体山、小田代原の貴婦人と呼ばれる白樺、小田代原の林

-DATA-

場所:
栃木県日光市
タイム:
計2時間20分 赤沼車庫(千手ヶ浜行きバスに乗車-所要30分)千手ヶ浜バス停(15分)千手ヶ浜クリンソウ自生地(15分)千手ヶ浜バス停(赤沼車庫行きバスに乗車-所要18分)小田代原バス停 小田代原一周50分(赤沼車庫行きバスに乗車-所要12分)赤沼
鉄道・バス:
東武日光線・東武日光駅、JR日光駅から湯元温泉行きバス、赤沼下車
車:
東北道宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、国道120号、いろは坂を経由
駐車場:
赤沼駐車場152台、駐車台数が限られるので鉄道・バスの利用が勧められる
トイレ:
赤沼バス停、千手ヶ浜バス停、小田代原バス停
自動販売機:
赤沼バス停
携帯電話:
圏外の地域が多い
公衆電話:
赤沼バス停

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