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南保富士 711.7m

Jun.17, 2001 涼吹いて 地蔵見下ろす 南保富士

富山県東部の山にはあまり登ったことがない。3000m級の山はあるが、私のモットー としている「日帰り登山+温泉」をクリアする山がなかなかないからである。それで も探してみたところ、展望がよいという南保富士という山を発見、散歩がてら行くこ とにした。

国道8号線から三峰グリーンランドまでの道のりは快調に走ったものの、その先の登山口へと向かう林道はぬかるんでいた。林道の途中で車を降り、歩いて登山口を目指す。看板に従って二又路の右側に進むと、スギ林の中に延びる登山道がすぐに見つかる。スギ林の中は明るく、風が通る。道はつづら折に変わり、幅の狭い尾根を巻く。勾配がきつく地肌むき出しの道は滑りやすいため、ゆっくり上る。目指す山頂が、上っている尾根の右前方に見え隠れする。勾配は一度緩くなり、木の根が足元をはびこるブナ林コースになる。見通しはきかず、獣とばったり顔を合わせないか心配になる。道は右方に回り込みながら、変化に富んだ様相を見せる。木が低くなり、空を広く感じたら、山頂である。

南保富士 711.7m:イメージ1

山頂直下の朝日町、黒部市方面の扇状地は、若稲の緑に染まり、その先の富山湾は、太陽光を反射してきらめいている。山頂をそよぐ風が、ほてった体をクールダウンしてくれる。山に目を転じれば、朝日岳や毛勝三山のナイスビュー!と思いきや、今回は雲の中。山頂に立つのはお地蔵さんと三角点。誰の仕業か、お地蔵さんは帽子をかぶり涼しげに海を見つめている。その姿が面白くて、絵手紙の題材にする。そこで浮かんだのがサブタイトルの一句である。眺めを楽しみたいのだが、虫があまりにうるさくて、写真を撮ったら昼食摂らずに下山開始。さくさく下りて最後のスギ林の中を早足で歩いていると、カモシカが黙ってこちらを見ていてびっくりする。カメラを向けてもまったく動じない。のんびり屋なのか大胆なのか。

南保富士 711.7m:イメージ2

登山後のお楽しみは、温泉に限る。国道8号線を魚津方面に進み、小川温泉の案内板に従う。温泉への道は、朝日岳登山口への道でもある。ダムを左手にして急な上りのトンネルを過ぎれば、ホテルおがわの立派な建屋が見えてくる。ここ小川温泉の名物は、天然岩の露天風呂である。ホテルから400mほど上流に歩くと、男女別の露天風呂が設けられている。男湯は、天然岩のドームで半分ほど覆われており野趣満点。壁上部からはパイプで引かれた湯が流れ落ちて、鍾乳石を濡らしている。湯船から見える新緑を眺めながら、ぬるめの湯にいつまでも浸かっていたくなる初夏の午後であった。

-DATA-

場所:
富山県下新川郡朝日町
コースタイム:
登山口 (15分) 尾根 (30分) 山頂 (20分) 尾根 (30分) 登山口
交通:
国道8号線 横尾(西)交差点を小川温泉方面に曲がり、トンネルを通る。あとは道なりに進めば三峰グリーンランドに着く
駐車場:
三峰グリーンランドに駐車場あり。また登山道手前の二又路付近には、バックホーで拓かれたスペースがあり、数台駐車可能
トイレ:
三峰グリーンランドにあり
水場:
三峰グリーンランドにあり
登山上の注意点:
・林道はぬかるんでおり、登山口まで車を入れると汚れる。駐車場から歩くのが望ましい。山頂は虫がうるさい。スズメバチやミツバチなども見られたので、夏でも長袖で防護したい。
・登山口手前の道を左に進むと、七重の滝へと続く。その名の通り、滝が7段にわたって流れ落ちており、雪解けで水量が多い時期が見頃
温泉:
泉名/小川温泉、泉質/ナトリウム-塩化物泉、効能/神経痛、筋肉痛、冷え症、消化器病、飲泉/可(胃腸病、冷え症)、入浴料/日帰り300円(ホテルおがわにて受付)

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