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春の息吹に誘われて表参道から明治神宮

Apr.20, 2001 歩いて楽しむ!東京の定番ビューポイントvol.5

こんにちは!時間の経つのは早いですね。もう4月です。みなさんはどうお過ごしでしょうか?私は今年から花粉症になってしまいとても苦しいです。いや~花粉症ってこんなに苦しいものだったとは...しかし、レポートを欠かすことはできません。またこの時期は散歩をするには本当にいい気候なんですよね。と言う訳でマスク携帯での苦しいレポートとなりましたが、内容はとてもよいものになったと思います。それではいつのものように本題へGO!

今回の場所はメインタイトルどおり表参道から明治神宮になります。アクセスは、東京駅から営団地下鉄丸の内線で赤坂見附駅へ、そこから営団地下鉄銀座線に乗り換え表参道駅を下車。A3出口です。所要時間は22分。運賃190円(4/20 現在)。といったところです。午前11時到着しました。

春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ1

地下鉄の階段から外にでると4月にしては少し暑いぐらいのお天気でした。後で知ったのですが、本日の東京の最高気温は26.2度と今年最高を記録し、花粉も飛びまくっていました(苦)。さて、A3出口から地上に出て明治神宮へと向かいます(出てすぐ右側)。個人的にはこの4月、5月の表参道ってとても好きなんです。なんといっても街路樹のけやきが青々として正に春の訪れを感じさせてくれます。また、表参道のこのメイン通り沿いにはオープンカフェを出す店も多く、この通りの春を演出しているようでした。もちろん座席も全部道路側に向けられています。平日の金曜日でしたがオープンカフェの前席に座る人も多く、歩いている人を眺めて楽しんでいるようでした。「バードウォッチィング」でなく「マン(人間)ウォッチィング」といった感じでしょうかね(笑)。デジカメをもって歩いてる自分もオープンカフェの前席にいる外人にジロジロ見られ少し恥ずかしく歩調も早足に! それにしてもマクドナルドまでもオープンカフェとは...やはり、土地柄でしょうか? 少し歩くと歩道橋がありますのでぜひ、上って表参道を見てください。けやきの緑と道路が妙にマッチしていて思わず一枚写真を撮ってしまいました。頬に当たる風も心なしか爽やかです...

春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ2

歩道橋から降りて再び表参道を歩くと「同潤会青山アパート」が右手に見えてきます。このアパートは原宿の名物で、壁にひび割れやツタがからまるとても古いアパートです。アパート言うわりにはその形体が分譲と言うことで殆どがショップになっています。現在、歩行者天国が休止状態になり、また毎年クリスマスに行われていたイルミネーションがマナーの悪さや交通渋滞の原因にもなるということで中止になった今、表参道に残された名所の一つになっています。このアパートについて少し説明させていただくと、このアパートは現存する日本最古の鉄筋コンクリートの集合住宅で築70年(昭和2年完成)という古さです。その間、昭和20年の戦火からも復興し、現在にいたっています。デザインはヨーロッパの基調を参考にデザイン・設計・施工をすべて日本人が行った日本初の鉄筋コンクリート建築だと言われています。また、そのころ近代的設備の一つであったダストシュート(今、これってあるんでしょうか?)が取り入れられて当時のハイテクアパートだったようです。名称の「同潤会」とは、関東大震災の東京復興事業の住宅施設を供給する目的で設立した組織の名称でその後、住宅都市設備公団に事業が引き継がれています。分譲の形式をとるこのアパートは持ち主によってさまざまに内装や外装に工夫がされてレトロな中にもファッションや流行などが主張されているようで目を楽しませてくれます。でも残念なことに老朽化の為に近いうちに取り壊される予定になっているそうです。なんか「住んでいること自体が危険」だそうです。ですので、原宿に来ることがあるようでしたら是非、このアパートを見てやってください。でも取り壊された後には、史上初の住居・教育・商業の一体化した最新のビルへと再生するようです。こちらも楽しみですね。という訳で緑に包まれた消え行く名所を一枚、デジカメに収めました。

春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ3 春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ4

さて、「同潤会青山アパート」を後に表参道を先に進むと、明治通りとぶつかる神宮前交差点があります。その横断歩道を渡り、200メートルくらい進むと「神宮橋」が見えてきました。手前の歩道橋を上がってください。上からJR原宿駅と整然とした「神宮橋」が一望できます。この橋は大正9年、明治神宮の造営時にJR山手線を跨いで架けられ、当時としては珍しく、鉄筋コンクリートの橋桁だったそうです(今と違い、当時は鉄筋コンクリートって本当に珍しかったんですね)。また、橋の装飾に関してはとても苦心したそうで、御影石の高欄部分には黒松を吹寄植して橋を渡る人々に下を走る列車を気付かせないよう配慮すると共に橋詰には石燈籠を現代化した親柱を建てたそうです。その後、六十有余年間その使命を果した後、現在の新しい橋に架け替えられています。現在の橋はできるだけ古い橋の姿を受け継ぐべく、高欄には御影石を使って再現し、親柱には当時の石材を補修してそのままの形に復元したそうです。そして歩道部分の舗装には御影石を組み合わせ、その中に渋谷区の木である「けやき」をデザインして配置し、新しい原宿の街を表現しているそうです。一つの橋にも歴史を感じます... 「神宮橋」を渡るとすぐに古い鳥居が見えますのでそれが明治神宮への入り口(南参道)です。やはり、鳥居に菊のご紋がありました。ここからは身を引き締めて進みます。この面積72ヘクタール、16万本の木と50種類にもおよぶ野鳥が生息する代々木の森の中に明治神宮はあり、御社殿までは結構歩きますのでウォーキングには手ごろな距離でしょう(こんな不謹慎なことでいいのでしょうか?)。玉砂利を踏んで先に進むとここが都会の真中とは思えないような樹木が鬱蒼と茂っています。この代々木の地名は、代々、もみの木が大木となって育つことから「代々木」の地名が生まれたそうです。しかし、もともとは植林による人口の森で、当時は草原と田畑ばかりだったそうです。途中に参拝者休憩所という看板がありましたので休憩することに決めました。中はオープンテラスもあり、とてもきれいで休憩所内にレストラン「よよぎ」という店があり、少し早いと思いましたが昼食へ。時計を見ると11時半を少し回ったところです。注文は「原宿弁当」をとりました。なかなかのお味でした。しばし、休憩...

春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ6 春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ5

1 時間後、再び始動。休憩所から先に進むと我が国で最も大きい木造の鳥居「明神鳥居」があります。この大鳥居は、高さ12メートル、柱の直径が1.2メートル、柱と柱の間が9.1メートル、島木の長さ15.5メートル、笠木の長さが17メートルで原木が台湾丹大山の樹齢1500年の檜を使用しているそうです。大正9年に創建され、昭和41年に落雷で損傷しましたが、昭和50年12月23日に形式寸法共に同じに再建されました。この大鳥居を通って先に行くと右側に「明治神宮御苑」入り口があります。ここは江戸初期以来加藤家、井伊家の下屋敷の庭園だったのを明治時代に宮内省の所管としたそうです。入り口で拝観料500円(小人200円)を払い、私も早速、苑内へ... 武蔵野特有の雑木林の中に明治天皇の思し召しにより皇后様の為に建てられたお茶席の隔雲亭 (かくうんてい)があり、苑内には、お釣台、四阿(あづまや)、菖蒲田(しょうぶだ)、清正井(きよまさのいど)などがありました。なかなかの名苑です。今回は季節がらまだ見れませんでしたが、菖蒲田の花菖蒲は見事で諸外国にまで知られているそうです(見頃は6月中旬)。私的には、山つつじの花や南池の仲良く並んで甲羅干しをしている亀たちの方が心を和ませてくれました。記念に一枚、撮ってあります。この御苑は明治天皇が「うつせみの 代々木の里は 静かにて みやこのほかの ここちこそすれ」とお詠みなったように都会ということ忘れさせてくれるところです。ここもビューポイントとして是非、足を運んでいただきたいエリアです。

春の息吹に誘われて表参道から明治神宮:イメージ7

「明治神宮御苑」を後にした私は、程なく御社殿の門に到着。脇で手を清めた後、明治天皇と昭憲皇太后を祀っている御社殿へ。この明治神宮は明治45年7月 30日に明治天皇が、大正3年4月11日に昭憲皇太后が崩御になり、国民の熱誠によって大正9年11月1日に創建されました。昭和20年の空襲で創建当初の主要建物は焼失しましたが昭和33年11月に神社建築の粋を集めて造営され、現在の社殿が復興したとのことです。また、平成5年10月13日に平成の御大典記念事業として造営された神楽殿が竣工。これにより、今日の明治神宮の姿が完成したとのことでした。参拝した後、境内で休んでいるとなんと結婚式に遭遇しました!古式豊かな行列は正に必見でした。お日柄も良かったんでしょうね。参拝に来ていた人たちも一斉にカメラのレンズを向けていました。外国人の参拝者も「ビューティフル!」を連発。私も嬉しいハプニングにシャッターを連発!ビューポイントをレポートしに来て本当のビューポイントを収めることができて、感謝!感激! みなさんもこんなビューポイントに出会えるといいですね。この日は「御社殿」、「神楽殿」の端正な姿も見事でしたが、この全国一の初詣の人波で埋め尽くされる境内で結婚式を見れたこと方がご利益があったと感じました。そうそう、なぜ参道に玉砂利が敷き詰められるかご存知ですか?日本では昔から神聖なところは、さらに清浄にする為に、きれいな石を敷き詰めたとのことです。玉砂利を踏むことによって身を清め、神聖な場所へ向って行く。玉砂利には魂を安らがせて清めるという絶大な効果があるそうですよ。私も今回それを実感しました。それでは、次回のレポートもお楽しみに!

-DATA-

場所:
東京都渋谷区
交通:
営団地下鉄丸の内線で赤坂見附駅乗り換え営団地下鉄銀座線で表参道駅を下車。A3出口。
駐車場:
なし。都心ですので渋滞の恐れがあります、地下鉄をご利用ください。
トイレ:
明治神宮内参拝者休憩所にトイレあり。
昼食:
明治神宮内参拝者休憩所のレストラン「よよぎ」の「原宿弁当」1000円 南参道入り口脇にもオープンテラスの「コーヒー&パン」の店あり。
施設:
◆神宮
日の出から日の入りまで
◆明治神宮御苑
営業期間:年中無休で公開
時間:11月~2月 9:00~16:00、3月~10月 9:00~16:30
入場料: 大人500円、子供200円
※おすすめは6月中旬の花菖蒲です。

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