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立田山自然公園
Apr.19, 2001 ゆっくりと歴史と自然に触れ合う

立田山は、熊本市内より北東部に位置する小高い山。かつての細川家菩提寺であった泰勝寺跡で、現在は山全体が広大な公園となっている。自然と歴史が一体化したこの場所には、今もたくさんの人々が訪れ、よき観光名所ともなっている。
国道3号線を上り、浄行寺交差点を右折して県道337号線へ。熊本市内からは15分程度の距離だが、この浄行寺交差点はいつも渋滞気味で、特に右折は時間帯を問わず渋滞するので気長に待つことにする。そのまま県道337号線を真っ直ぐ進んでいると、案内板が見えてくるのでそれに従い左折。ここからは道幅がかなり狭くなっているので、車の離合には注意!この道沿いの右手に「立田山自然公園」の入口が見えてくる。

駐車場に入ると、まず昔ながらの寺が目に入った。どっしりと静かに佇むその様は、周りに荘厳な雰囲気を漂わせており、その歴史が伺えるようだ。さて、入園料(200円)を払い中へと入る。この時パンフレットもくれるので、ぜひもらっておこう。目の前には池が広がり、うっそうと木が繁っている。とはいえ、暗いイメージとは違い、鳥のさえずりなども聞こえてきて、物静かなムードだ。

すぐ左手に杉木立に囲まれた「苔園」が見えるので、とりあえずそっちへ向かうことにした。ここでは、いろいろな種類の苔を見ることができるはずなのだが、残念ながら私には分からなかった。。。けれど、一面がきれいな緑に覆われていて、眩しいくらいだ。苔園を回り池のほとりへと向かう。梅と桜の木が植えられていて、桜の時期には、その美しい姿が水面に映し出されて、訪れる人達の目を楽しませてくれるだろう。ちょうど側にベンチがあったので、私もしばらく眺めることにした。その時、後ろのほうで声が聞こえたので振り向いてみると、竹林の中から「たけのこ掘り」をしているらしい人達とも出会うことができた。

ゆっくりと桜を堪能した後は、左側に見える藁葺き屋根の建物へ…。この日、入口の柵には鍵がかかっていたため、中へ入ることは出来なかったけれど、ここは当時の面影をそのまま再現してつくられた茶室で、玄関まで続く石畳や苔むした石灯篭などにも、その時代の面影が伺える。そのまま茶室の裏へと回ってみると、竹林の前を通り山道へと続いていた。とはいえ、道はなだらかできれいに整備されているのでパンプスなどでも十分歩くことができる。400~500mの距離で、山道というより遊歩道といったところだ。さっきの池をぐるりと一周する形で、正面入口の前までつながっていたので、またもやベンチで一休みし、ここを後にすることにした。今日の散策時間はおよそ2時間で、ゆっくりと見て回ることができた。
はじめに書いたように、ここは山を丸ごと公園にしてあるため面積もかなり広い。今回は行かなかったが、上の方には遠足でよく使われる広場やアスレチックなどもあり、散歩や親子連れの利用者もかなり多い(入口は別)。また、もう一つの顔として、園内には細川忠興・ガラシャ夫人をはじめとする細川家藩主や泰勝寺住職歴代の墓も整然と並び、見どころの一つとなっている。
-DATA-
- 場所:
- 熊本県熊本市立田
- 交通:
- 車:国道3号線から県道337号線へ。道途中の案内板より左折。
- 公共:
- 市営バス→立田山自然公園入口下車
産交バス・電鉄バス→熊大前下車 - 駐車場:
- あり(無料)
- トイレ:
- あり
- 入園料:
- 大人・高校生以上:200円(30名以上の団体160円)
中学生以下:100円(30名以上の団体80円)
幼児:無料 - 時間:
- AM8:30~17:00(入園は16:30)
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