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蓼科山 2530m

Jan.20, 2001 女神茶屋登山口~蓼科山山頂

八ヶ岳の最北端にあたる蓼科山。日本百名山の1つとして登山者も多い山だが、先日登った北横岳と比べると登山者も少ない。蓼科山に登る計画を立てる前は、上信越国立公園にある根子岳と四阿山に登る予定をしていたが、吹雪の為に登山口の駐車場まで2回ほど通って諦めていた。「3度目の正直」という言葉もあるが、低気圧の接近で午後から全国的に雪に変わるようだったので、午前中は晴れている蓼科山に変更して家を出発した。

蓼科山 2530m:イメージ1

国道152号線、県道40号線を経由して陣内森林公園に車を進めます。この辺りの道路から圧雪、凍結した路面に変化しますので、陣内森林公園周辺の駐車場を借りてチェーンを巻きつけます。4輪駆動車の場合は問題がありませんが、運転に自信の無い方は早めに準備したほうがいいでしょう。長い登り坂を越え女神湖の信号を直進して蓼科方面に進みます。信号を右折して白樺湖経由で蓼科方面に進むのもいいのですが、遠回りなので間違わないように注意して下さい。ビーナスラインを経由して「すずらん峠」を越えると300mほどで女神茶屋が見えてきます。女神茶屋は冬季の営業はしておりませんが、目の前にある「すずらん峠園地駐車場」は除雪作業もしてあり、後から来る人に邪魔にならないように車を停めて準備を始めます。

蓼科山 2530m:イメージ2

時間を気にしながら急いで用意を済ませストックを持参して登山道に進みます。ここの駐車場にはストックが5本ほど用意されており、山に登る人は自由に使ってもいいが管理はしていないので使ったら元に戻しましょう。駐車場には1台の車が停まっており早々に蓼科山に向かった形跡が見られる。駐車場からアイゼンを装着して登っていったようだが足跡からしてまだ新しい。駐車所から平坦な道を進み最初の急な登りに到着した。ゆっくり高度を稼いでいくが、いつもながら最初の10分は体の調子が最悪である。体の調子が良くなってきた頃には急な登りが終わり平坦な道になっていた。新雪に足を取られながら先に進むが、思った以上に体力を消耗してしまい、早めにアイゼンを装着して先に進む事にした。

蓼科山 2530m:イメージ3

広い平坦な道を少し歩くと、先ほど登った登りより更に急な登りが見えてきた。山頂までは駐車場から2時間30分(2km)と表示されていたが「いったいどれくらい進んだろうか?」と、ふと考えながら急な登りを歩き始めた。ほとんど一直線に登る登山道を脇目も振らずに黙々と登っていくが、長く続く登りと新雪に体力の限界を感じさせられ、ヘロヘロになりながら2番目の平坦の場所にやってきた。今まで山頂の様子が伺えなかったが、ここでようやく山頂の様子が伺えます。目の前の蓼科山を見て「山頂まで遠い・・・」と動揺しながら少し下りぎみの登山道を進み、さらに急な登りが始める目の前までやってきた。すっかり疲れた体も平坦なコースで楽になり最後の急な登りを一気に進みます。

蓼科山 2530m:イメージ4

最後の登りを歩き出してから予想していた時間より早めに天候が悪くなり雪が舞い始めてきた。ひたすら一直線に登る登山道に嫌気がさしてきた時、大きな雪の結晶を見つけた。綺麗に成長した雪の結晶を見るのは初めてで、岩陰に隠れていた雪の結晶を見ながら休憩することにした。山頂でお湯を沸かし飲むコーヒーが楽しみだが、雪の結晶を見ながらコーヒーを飲むのもいい感じである。疲れた体に甘めのコーヒーを味わいながら座っていると、上のほうから声が聞こえてくる。駐車場にあった車の持ち主だと思われる50代の4人組みに挨拶を交わし、山頂の様子を伺うと「横殴りの風がひどくて森林限界地点で引き返してきた」と答えが返ってきた。

蓼科山 2530m:イメージ5

森林限界地点を通り越した瞬間から横殴りの風が始まり、鎖をたどりながら山頂目指して歩いていきます。石の上には黄色い矢印が書かれており、ストックで吹き溜まりの中に岩があるか確認しながら先に進みます。山頂に近づくにつれ視界も15mぐらいしかきかず、周りの様子がほとんど分からないが、山頂らしい場所に到着できたのでここで引き返していきます。ストックで岩があるか確認しながら足を伸ばしていくが、あると思っていた岩がほんの少し足から外れて、一気に胸まで雪に埋もれてしまった。岩と岩の間に足を落としてケガをするかとヒヤヒヤしたが足は無事のようである。慎重に鎖をたどり森林限界地点まで戻ってきた頃には緊張がほぐれ、滑るように下山開始。

蓼科山 2530m:イメージ6

駐車場まで30分ほどの場所で遅い昼食を取り始めた。登山道の真ん中に陣取り、降りしきる雪の下でお湯を沸かす。時計を見れば14時30分を少し回っていたが、太陽が見えない山の中はもう誰も登ってはこない。4人組みの足跡もすっかり消え、寂しい昼食になった。

-DATA-

場所:
長野県茅野市
タイム:
駐車場~山頂まで2時30分 往復4時間30分 約4km
今回は山頂まで3時間30分。休憩10分
交通:
国道152号線、県道40号線を経由してビーナスラインを蓼科方面に進み、すずらん峠を越えて300m。
駐車場:
無料
トイレ:
無し
宿泊施設:
ヒュッテアルビテオ
電話:0266-77-2930
営業期間:通年営業
備考:
すずらん峠園地駐車場よりもっとも近い山小屋

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