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イーグルウォッチング

Dec.15, 2000 鷲の雄姿

北アメリカのほぼ半数に上る白頭鷲 (Bald Eagles) を魅了するのは1年ごとに産卵のために訪れるピンクサーモンだ。その白頭鷲に引きつけられるかのように人々はここSquamish川に集う。バードウォッチャーでなくともこの白頭鷲の雄姿、自然の厳しさと美しさに感動を覚える。かつてブリティッシュコロンビア州に住む白頭鷲は、絶滅の危機にさらされた。このブリティッシュコロンビア州に住む12,000の鷲に冬、アラスカ、ユーコン、アルバータ、遠くはワイオミングやアリゾナから訪れるものを含めると 30,000にも膨れ上がる。バンクーバーとウィスラーのちょうど真中に位置するSquamish川は特に多く、この孤独な鳥達を引きつけワンシーズンに 3,766もの数となる。

鷲は毎年11月に集まり始め、次の年の2月までここで過ごす。12月の下旬から1月の上旬、移動してくる鷲の数はピークに達する。このホリデーシーズンがここを訪れる最適の時期だ。毎年1月15日に行なわれるイベント、Annual Eagle Censunでこの自然の驚異は最高潮に達する。

イーグルウォッチング:イメージ1

Squamish まで列車(BC Rail)またはバス(Maverick Coach Lines)で行くのが、一番安く容易な方法だろう。ついたら少し目的地まで歩くことになる。列車なら到着後、500m程Buckleyアベニューに沿って南に歩くか、最初の右折にぶつかるまで歩こう。右折するとすぐに右手にSquamish川の高い堤防が見える。もしまだ鷲を見ていなければよじ登り、川の向こう岸に注意してみよう。見つけられずイライラしている人も自然の最高のイベントはこれからだ。上流に沿い鉄橋でなく、Governmentロード橋経由でMamquam川の河口を渡ろう。交通の激しいBC Railの線路沿いを貨物がスピードを出して通過してくる。鉄橋は特に注意して渡ろう。Governmentロード橋から澄みきった水をのぞき込んで見ると早い季節にはサーモンの産卵、遅い季節には彼らの死骸を見つけられる。凍りつくように冷たい水では腐敗は遅く、2月頃まで鷲やその他のスカベンジャーが餌をあさり続ける。Mamquam川の下流に続く堤防に沿って地元の動物保護場、ゴミ処理場をすぎる。堤防のトレイルの端に近づくところで多くの鷲がたむろしているEagle Runにつく。バスなら降りたところから北に1Km弱のGovernmentロードを歩こう。左に堤防を見たらそこはもうEagle Runだ。イベントを見る場所はEaster Seal Camp Squamishのまん前だ。車の場合はSquamishのマクドナルドのところでSea to Skyハイウェイ99からわき道にそれよう。すぐ右手にBackleyアベニューが見える。ここを曲がり最初に見える線路まで北方に進む。左折すると Squamish Estuaryを故郷とするナキハクチョウ (trumpeter swan) を見るかもしれない。白鳥が今日の目的ではない限りEaster Seal Camp Squamishの前のEagle RunにたどりつくまでBuckleyロードを進むことにしよう。

 ここはシャッターチャンスの宝庫だ。鷲の姿のみならず、命をかけて繰り広げられるサーモンの産卵、そして彼らの死骸が人生の哀歌を引き立てる。Squamish川の岸では毎年このイベントが繰り広げられる。正午にもなると向こう岸の木々に止まる鷲は影に入ってしまう。写真を撮る場合は朝早起きしてここに向かいたいものだ。

 天候、季節によって異なるものの、長く寒い冬を生き延びなければならない。ほとんどの鷲はエネルギーを節約するため活発ではない。食物争いでは鷲の社会は年功序列であることに気づく。まだ頭が白くなっていない若者の鷲は、大人の鷲達に敬意を表し腐肉のごちそうにありつくのをいらいらしながら待つ。冬も深まり食料が少なくなると、こんな光景をよく目にする。川の深みからサーモンを引き上げてくるカモメに頼る鷲の姿だ。大きな鷲は急降下しおいしいごちそうを奪い取る。鳥達が腐敗した肉を引きちぎる時に放つ、たらのリバーオイルを思い出させる匂いが鼻をつく。

 冬を過ごす白頭鷲を見るユニークな方法として船のツアーに参加するのも良いだろう。これらのリバーラフティング(表参照)は手頃な価格で、道路からは普通アクセスできないSquamish川の違う一面を見ることができる。ツアーは普通ガイド付きだが知識、情報の質はまちまちだ。たいてい列車の駅、バスを降りたところからの送迎が可能だ。ホワイトウォーターというものの激しいラフティングのイメージとは少し異なる。冬の間、水位がかなり低いため穏やかでゆっくりしたペースでのラフティングとなる。ラフティングに加え、ロマンチックなイーグルウォッチングを泊まりでという人の為にSun Wolf Outdoor Centreは川岸に暖炉設備のある古い10のキャビンを用意している。ツアー会社、Nature Venture Toursはバンクーバーからの送迎を用意しているため、交通機関の問題を解決してくれる。自然理解を重視したEagles of the pacificのパッケージは生息地を見ながら鷲について学ぶことのできる最高の方法だ。

注意:決して鷲に近づき過ぎないこと。冬は鳥達にとって厳しい季節だ。飛びまわることで蓄えたエネルギーを消耗する。頻繁に苦痛を感じるようになると、厳しい冬を生き延びられなくなるかもしれない。

-DATA-

場所:
Blackendale
(カナダ、バンクーバーとウィスラーの中間地点)
駐車場:
駐車場は特にないがEagle Runの前のBuckleyアベニューに駐車可能。
トイレ:
トイレ有り。

◆Squamishイーグルウォッチング◆
11月から2月:1月中旬がベスト

■Sun Wolf Outdoor Centre Squamish, B.C.
(604)898-1537
・ラフティングツアー;暖炉のある10のキャビネット有り、送迎有り
■Nature Venture Tours  Vancouver, B.C.
・(604)444-3311
・バンクーバーからの歓送迎有り
■Company of Adventurers  Squamish, B.C.
・1-800-663-2453 (604)892-8434
・ウォーキングツアー;69ドル  写真ツアー;139ドル
・ツアーは昼食、ガイド、バンクーバーからの歓送迎含む
・写真ツアーも食事、ノースバンクーバーからのBC Railでの交通費、リバーボート含む
■Everything Outdoors
・(604)898-4199
・3時間ラフティングツアー;49ドル 3時間ウォーキングツアー;29ドル
■Eagles
・ (604)682-6493
■The River League
・(604)898-4633
・ラフティング;平日39ドル ラフティング;週末59ドル
■毎年恒例イーグルフェスティバル Brackendaleアートギャラリー
・(604)898-3333
・軽食、鷲の展示と情報;無料
■Annual Eagle Count
鷲の数調査

◆Maverick Coach Lines
バンクーバーバスターミナル(604)662-8051
・Pacifi Central 駅(SkyTrainのMain駅の近く)からバスに乗る。

■バンクーバー Squamish(21.75ドル)
08:00am 09:10am 11:00am 12:15pm 01:00pm 02:00pm 03:00pm 04:00pm 05:00pm 06:15pm 07:00pm 08:15pm
■Squamish バンクーバー(21.75ドル)
06:16am 07:45am 09:45am 11:15am 11:45am 01:15pm 02:45pm 04:15pm 05:55pm 07:20pm 08:30pm 09:45pm

◆BC Rail Passenger駅
1311 West 1st Street, North Vancouver (604)984-5246
・列車 BC Rail, Cariboo Prospector
・列車に乗り込んだら、行きは進行方向に向かって左側に座り、帰りは右側に座って素晴らしい渓谷の広がる景色を楽しもう。

■ノースバンクーバー Squamish(16ドル)
07:00am 08:22am
■Squamish ノースバンクーバー(16ドル)
07:46pm 09:05pm
◆Squamish Hostel
・38490 Buckley Avenue  1-800-449-8614 ・(604)892-9240 (604)815-0041Fax ・hostel@mountain-inter.net ・ロッククライマー、アイスクライマーに人気。全世界のウインドサーファー達が集う。
◆珍しい鳥ホットライン
・(604)737-3074 birding.bc.ca ・珍しい鳥の情報が録音されている。

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