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湯ノ丸山 2101m

Dec.30, 2000 20世紀最後の登山

20世紀最後の登山として地元を見渡せる烏帽子岳2066mを選んだ。時代と共に町の風景が変わり、それに対応して過ごしてきた自分もいる。20世紀を振り返るわけでもないが、時代の区切りとして馴れした親しんだ烏帽子岳に足を運んだ。

湯ノ丸山 2101m:イメージ1

国道18号線から県道94号線を経由して湯の丸高原を目指して車を進めます。急勾配、急カーブが続く県道94号線をゆっくり車を走らせますが、最近使い始めた車のアルコール燃料は寒さに弱い為、秋の頃に比べるとトルクが落ちているような気がします。車のエンジン回転を気にしながら約30分程で湯の丸高原に到着しました。湯の丸高原には多数の無料駐車場がありますが、道路脇にある売店の横が登山口に一番近いのでここに車を停め準備に取り掛かります。

湯ノ丸山 2101m:イメージ2

売店の横を通り過ぎ最初に湯の丸キャンプ場を目指します。キャンプ場まで車が通れる程の広さになっておりますが、数日前に振った雪がパウダー状態のままになっており、誰かの足跡をたどりながら先に進みます。横にある湯の丸スキー場の積雪は約70cmと新聞に掲載されていたが、林道には25cmほどの積雪です。駐車場から約20分程で最初の目的地の湯の丸キャンプ場に到着しました。夏の間は学生達のキャンプ場として賑わいのある場所なのですが、スキー場から少し離れている為、歩いてきた林間コースを滑る人もおらず、真っ白に染まった湯の丸キャンプ場を横断していきます。

湯ノ丸山 2101m:イメージ3

湯の丸キャンプ場から林の中を通り抜け、約15分ほど歩いた場所に「烏帽子岳」と「湯ノ丸山」の標札があります。烏帽子岳まで約2.5km。しばらく考えていたが新雪を歩くには距離が長すぎる為、予定変更して距離が半分の湯ノ丸山に向かいます。350m先にある「つつじ平」を経由して800m先にある山頂を目指していきますが、吹き溜まりに足を取られながらなんとか最初の目的地「つつじ平」にやってきました。ここで一旦休憩を取り、標識の鐘を鳴らしてみます。新雪のベットで寝転がりながら空を見上げてみると、別の世界に迷いこんだ自分がいました。ここまでアイゼンを付けないで歩いてきたが、この先急勾配が続く為、早めにアイゼンを装着して出発です。

湯ノ丸山 2101m:イメージ5 湯ノ丸山 2101m:イメージ4

山頂に近づくにつれ新雪と風にあおられながら進んできた。時折、腰まで雪の中に入ってしまうが、約45分ほどで山頂に到着。カメラを持って立っていられない程の強風だが、快晴に見舞われた展望は烏帽子岳よりも素晴らしく、これほど展望が良い山だとは想像していなかった。北アルプス、富士山など何処までも良く見えるが、地元の景色だけは烏帽子岳に邪魔され見えなかった。

湯ノ丸山 2101m:イメージ6

約30 分程山頂にいたが強風の為、早めに下山を開始した。行きと違い、いったんラッセルをして歩いてきた道は快適で、25分程で「つつじ平」に戻ってきた。ここで来た道を戻らないで、スキー場を目指して歩いていきます。ほとんど平坦な道を進み、スキー場のリフト降り場から林間コースを経由して湯の丸キャンプ場に戻っていきます。スキーシーズン以外はスキー場を下っていけば良いのだが、シーズン中なので遠回りをして駐車場に到着しました。

晴天率が非常に高い山だが降雪直後はラッセルをしなければならない。スノーシューを持っていれば違った意味で楽しい場所でもある。

-DATA-

名前:
湯ノ丸山
場所:
長野県小県郡東部町
交通:
上信越自動車道 東部湯の丸ICより浅間サンラインを経由して別府交差点より県道94号線を湯の丸高原に進む
駐車場:
無料駐車場
トイレ:
駐車場にあり
携帯電話:
山頂付近良好
備考:
ヤマケイJOY(NO.23)に詳しく紹介されております

比良山トレッキング CoursⅡ

Dec.23-24, 2000 堂満岳~金糞峠~比良ロープウエィ山上駅~カラ岳~釈迦岳~イン谷

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ1

今日はテントを背負っての比良山系のミニ縦走。世の中はミレニアムクリスマスだと浮かれている言うのに、我々と言えばいつもの代わり映えしないメンバーでの野遊びである・・・・・・

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ2

AM9:00。イン谷駐車場から出発。イン谷出合いにある売店の前の、人だけが通れる橋を渡り琵琶湖方面に5分程緩やかに下ると堂満岳方面への立派な標識がある。(大丈夫だとは思うが見落とさない様に。)標識に沿って進むといったんアスファルトの道路へと出るがログハウスなどが建つ別荘地を5分ほど歩けば堂満岳へ向かってのトレッキングのスタートとなる。情けない事に歩き始めて30分程でもうへばり気味の我々。テントを始めとするフル装備の野営道具の重さが実に辛い。ハドソンベイスタートだと此処で小休止する事にした。それにしても今日の天気の良さはどうだ。ぽかぽかと風もなく見晴らしも良く最高のトレッキング日よりだ。今夜からは下り坂だと天気予報が告げているのでとっとと登ってテントを張って美味い酒でも飲みたいものだ。

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ3

歩き始めだけは今一度注意しよう。判りにくいかもしれないが別荘地の突き当たりで左右に分岐した道に出会すのでこの分岐を左に進む道が堂満岳東陵道へと続く。見にくいが手書きの標識もある。この取り付きさえ間違わなければ山頂まで一本道なので迷う事は無いだろう。一時間程汗をかけばノタノホリ到着。ノタノホリは東陵道側から見ると奥行きが200メートルはある結構大きい沼だ。このノタノホリにまつわる昔話も色々あるようで水の神様が住むと以前聞いた事がある。暖かくなればモリアオガエルの産卵なども見る事ができる。兎に角、ここでは休憩しなさいと言わんばかりの落ち着く場所だ。ようやく身体も荷物に馴れてきたが堂満岳山頂まではここからまだ二時間程かかる。せいぜいのんびりとして出掛ける事にする。

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ4

時折現れる急登に愚痴をこぼしながら歩くこと一時間。この辺りで風景はがらっと変わり比良山独特のガレ岩地帯になる。標高にして900メートルほどか。植物層もスギやヒノキの常緑樹よりも落葉樹中心となって森の中が明るくなり気持がよい。見晴らしの良い場所が現れる度に魔法瓶に入れた来た紅茶を飲みながら小春日和を楽しんでしまう。比良山系の各山をこうして歩いていると、どの山も随所に似たような特徴がある事に気づくだろう。気の遠くなるような大昔から続く比良山の変貌、生い立ちを想像しながらのトレッキングは野遊びをいっそう有意義なモノにしてくれるのだ。

山頂が近づくにつれていつもなら最後の急登にさらにあえぐことになるのだが、今日ののんびりペースが幸いしてまだまだみんな余裕顔。ほどなくシャクナゲに囲まれた岩場の山頂に到着。比良山系の中でもここ堂満岳は険しい風貌と共にシャクナゲの花でも有名である。(長いのぼりでも有名だが)比良山系は堂満に限らず高山性の植物の宝庫でありその方面が好きな人は新緑の季節に是非来て貰いたい。

堂満岳さえ登ってしまえばこれから後は、基本的にきつい登りは無いので気楽なモノである。ここから金糞峠までの道は少し注意。東レ新道と呼ばれるルートだが、足を踏み外せばなかなかヤバイ箇所がある。足下に気をつけて振り返って欲しい。今しがた登ってきた堂満岳の眺めが素晴らしいのだ。北側は先週降った雪が残っており険しくもなんとも美しい眺め。みんなで記念撮影をした。金糞峠まで約30分と少しで到着。この金糞峠は比良山系を歩く上で、今歩いてきた南比良方面への道や八雲が原を通る奥比良への道、北比良方面、それから青ガレを通りイン谷方面など、たびたび通過するので良く覚えておきたい。

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ5

今日はここから北比良峠方面へと歩く。普段なら30分程のコースだが今日は一時間もかかった。それもこれもこの陽気のせいだ。ロープウェイ山頂駅ではホットコーヒー¥250也を味わってから本日のテン場探し。比良ロッジの前を通り釈迦岳方面に向かい適当な空き地にテント設営。早々にテントの中で乾杯となった。外は日暮れと共に雷が鳴り大荒れの天気となっている。

比良山トレッキング CoursⅡ:イメージ6

朝方、風と雪の音で目が覚めた。今日はもう下山するだけなのでのんびりと出来る。だらだらと朝食をすませ撤収。辺りはうっすらと雪化粧。チラチラと降る雪の中をカラ岳~釈迦岳へ向かい、大津ワンゲル道を使い下山。来週あたりからは比良もようやくスノートレッキングが出来そうだ。

-DATA-

場所:
滋賀県 滋賀郡 志賀町 琵琶湖西部 比良山系
難易度:
☆☆☆
行動時間:
一日目約6時間 二日目約3時間
交通:
JR湖西線比良駅より比良リフト前まで定期バス運行されている。イン谷で降りれば各山域へはアプローチし易い。
マイカーならば、湖西道路志賀ICからR161を北上、約5分。比良川橋を左折。比良スキー場の看板がある。
比良リフト~ロープウエイ山頂駅まで片道¥1,100 往復¥2,000
駐車場:
無料パーキング約800台
トイレ:
パーキングやロープウェイ山上駅、スキー場に有り。
その他:
ロープウェイ山上駅やスキー場に行けば食事等も出来るが平日などは休業している事もあるので利用する場合には事前に連絡を。
また降雪期には駐車場に止めておいた車が下山した時には雪に、なんて事も結構あるのでチェーン等それなりの準備は必要だ。

『難易度について』

誰でも楽しめるコース。
☆☆
やや歩き難い箇所あり。
☆☆☆
ややハード。
☆☆☆☆
体力技術、必要。
☆☆☆☆☆
エキスパート向け、シーズン限定。

尚、この☆は僕達が歩いたその日の季節や天候などを基に設定しています。行動時間なども含め、あくまでも参考程度に考えて下さい。

イーグルウォッチング

Dec.15, 2000 鷲の雄姿

北アメリカのほぼ半数に上る白頭鷲 (Bald Eagles) を魅了するのは1年ごとに産卵のために訪れるピンクサーモンだ。その白頭鷲に引きつけられるかのように人々はここSquamish川に集う。バードウォッチャーでなくともこの白頭鷲の雄姿、自然の厳しさと美しさに感動を覚える。かつてブリティッシュコロンビア州に住む白頭鷲は、絶滅の危機にさらされた。このブリティッシュコロンビア州に住む12,000の鷲に冬、アラスカ、ユーコン、アルバータ、遠くはワイオミングやアリゾナから訪れるものを含めると 30,000にも膨れ上がる。バンクーバーとウィスラーのちょうど真中に位置するSquamish川は特に多く、この孤独な鳥達を引きつけワンシーズンに 3,766もの数となる。

鷲は毎年11月に集まり始め、次の年の2月までここで過ごす。12月の下旬から1月の上旬、移動してくる鷲の数はピークに達する。このホリデーシーズンがここを訪れる最適の時期だ。毎年1月15日に行なわれるイベント、Annual Eagle Censunでこの自然の驚異は最高潮に達する。

イーグルウォッチング:イメージ1

Squamish まで列車(BC Rail)またはバス(Maverick Coach Lines)で行くのが、一番安く容易な方法だろう。ついたら少し目的地まで歩くことになる。列車なら到着後、500m程Buckleyアベニューに沿って南に歩くか、最初の右折にぶつかるまで歩こう。右折するとすぐに右手にSquamish川の高い堤防が見える。もしまだ鷲を見ていなければよじ登り、川の向こう岸に注意してみよう。見つけられずイライラしている人も自然の最高のイベントはこれからだ。上流に沿い鉄橋でなく、Governmentロード橋経由でMamquam川の河口を渡ろう。交通の激しいBC Railの線路沿いを貨物がスピードを出して通過してくる。鉄橋は特に注意して渡ろう。Governmentロード橋から澄みきった水をのぞき込んで見ると早い季節にはサーモンの産卵、遅い季節には彼らの死骸を見つけられる。凍りつくように冷たい水では腐敗は遅く、2月頃まで鷲やその他のスカベンジャーが餌をあさり続ける。Mamquam川の下流に続く堤防に沿って地元の動物保護場、ゴミ処理場をすぎる。堤防のトレイルの端に近づくところで多くの鷲がたむろしているEagle Runにつく。バスなら降りたところから北に1Km弱のGovernmentロードを歩こう。左に堤防を見たらそこはもうEagle Runだ。イベントを見る場所はEaster Seal Camp Squamishのまん前だ。車の場合はSquamishのマクドナルドのところでSea to Skyハイウェイ99からわき道にそれよう。すぐ右手にBackleyアベニューが見える。ここを曲がり最初に見える線路まで北方に進む。左折すると Squamish Estuaryを故郷とするナキハクチョウ (trumpeter swan) を見るかもしれない。白鳥が今日の目的ではない限りEaster Seal Camp Squamishの前のEagle RunにたどりつくまでBuckleyロードを進むことにしよう。

 ここはシャッターチャンスの宝庫だ。鷲の姿のみならず、命をかけて繰り広げられるサーモンの産卵、そして彼らの死骸が人生の哀歌を引き立てる。Squamish川の岸では毎年このイベントが繰り広げられる。正午にもなると向こう岸の木々に止まる鷲は影に入ってしまう。写真を撮る場合は朝早起きしてここに向かいたいものだ。

 天候、季節によって異なるものの、長く寒い冬を生き延びなければならない。ほとんどの鷲はエネルギーを節約するため活発ではない。食物争いでは鷲の社会は年功序列であることに気づく。まだ頭が白くなっていない若者の鷲は、大人の鷲達に敬意を表し腐肉のごちそうにありつくのをいらいらしながら待つ。冬も深まり食料が少なくなると、こんな光景をよく目にする。川の深みからサーモンを引き上げてくるカモメに頼る鷲の姿だ。大きな鷲は急降下しおいしいごちそうを奪い取る。鳥達が腐敗した肉を引きちぎる時に放つ、たらのリバーオイルを思い出させる匂いが鼻をつく。

 冬を過ごす白頭鷲を見るユニークな方法として船のツアーに参加するのも良いだろう。これらのリバーラフティング(表参照)は手頃な価格で、道路からは普通アクセスできないSquamish川の違う一面を見ることができる。ツアーは普通ガイド付きだが知識、情報の質はまちまちだ。たいてい列車の駅、バスを降りたところからの送迎が可能だ。ホワイトウォーターというものの激しいラフティングのイメージとは少し異なる。冬の間、水位がかなり低いため穏やかでゆっくりしたペースでのラフティングとなる。ラフティングに加え、ロマンチックなイーグルウォッチングを泊まりでという人の為にSun Wolf Outdoor Centreは川岸に暖炉設備のある古い10のキャビンを用意している。ツアー会社、Nature Venture Toursはバンクーバーからの送迎を用意しているため、交通機関の問題を解決してくれる。自然理解を重視したEagles of the pacificのパッケージは生息地を見ながら鷲について学ぶことのできる最高の方法だ。

注意:決して鷲に近づき過ぎないこと。冬は鳥達にとって厳しい季節だ。飛びまわることで蓄えたエネルギーを消耗する。頻繁に苦痛を感じるようになると、厳しい冬を生き延びられなくなるかもしれない。

-DATA-

場所:
Blackendale
(カナダ、バンクーバーとウィスラーの中間地点)
駐車場:
駐車場は特にないがEagle Runの前のBuckleyアベニューに駐車可能。
トイレ:
トイレ有り。

◆Squamishイーグルウォッチング◆
11月から2月:1月中旬がベスト

■Sun Wolf Outdoor Centre Squamish, B.C.
(604)898-1537
・ラフティングツアー;暖炉のある10のキャビネット有り、送迎有り
■Nature Venture Tours  Vancouver, B.C.
・(604)444-3311
・バンクーバーからの歓送迎有り
■Company of Adventurers  Squamish, B.C.
・1-800-663-2453 (604)892-8434
・ウォーキングツアー;69ドル  写真ツアー;139ドル
・ツアーは昼食、ガイド、バンクーバーからの歓送迎含む
・写真ツアーも食事、ノースバンクーバーからのBC Railでの交通費、リバーボート含む
■Everything Outdoors
・(604)898-4199
・3時間ラフティングツアー;49ドル 3時間ウォーキングツアー;29ドル
■Eagles
・ (604)682-6493
■The River League
・(604)898-4633
・ラフティング;平日39ドル ラフティング;週末59ドル
■毎年恒例イーグルフェスティバル Brackendaleアートギャラリー
・(604)898-3333
・軽食、鷲の展示と情報;無料
■Annual Eagle Count
鷲の数調査

◆Maverick Coach Lines
バンクーバーバスターミナル(604)662-8051
・Pacifi Central 駅(SkyTrainのMain駅の近く)からバスに乗る。

■バンクーバー Squamish(21.75ドル)
08:00am 09:10am 11:00am 12:15pm 01:00pm 02:00pm 03:00pm 04:00pm 05:00pm 06:15pm 07:00pm 08:15pm
■Squamish バンクーバー(21.75ドル)
06:16am 07:45am 09:45am 11:15am 11:45am 01:15pm 02:45pm 04:15pm 05:55pm 07:20pm 08:30pm 09:45pm

◆BC Rail Passenger駅
1311 West 1st Street, North Vancouver (604)984-5246
・列車 BC Rail, Cariboo Prospector
・列車に乗り込んだら、行きは進行方向に向かって左側に座り、帰りは右側に座って素晴らしい渓谷の広がる景色を楽しもう。

■ノースバンクーバー Squamish(16ドル)
07:00am 08:22am
■Squamish ノースバンクーバー(16ドル)
07:46pm 09:05pm
◆Squamish Hostel
・38490 Buckley Avenue  1-800-449-8614 ・(604)892-9240 (604)815-0041Fax ・hostel@mountain-inter.net ・ロッククライマー、アイスクライマーに人気。全世界のウインドサーファー達が集う。
◆珍しい鳥ホットライン
・(604)737-3074 birding.bc.ca ・珍しい鳥の情報が録音されている。

比良山トレッキング CoursⅠ

Dec.12, 2000 イン谷~釈迦岳~カラ岳~比良ロープウエイ山上駅

比良山トレッキング CoursⅠ:イメージ1

比良山とは琵琶湖の西岸に位置する南北20数キロにわたってのびる山脈の総称である。1000メートルを超える峰を15峰擁し、滝や渓流、湿原、ガレ、ブナの原生林など地形の変化に富んだ各コースは、リフトやゴンドラを乗り継ぐと手軽に山頂に向かう事が出来る事もあり誰もが体力や好みに応じて存分に四季折々の自然を楽しむ事が出来る素晴らしい山である。僕などは夏は沢、冬は雪、ある時は縦走を楽しんだりと一年を通じて比良山を存分に楽しんでいる。

比良山トレッキング CoursⅠ:イメージ2

イン谷入り口の駐車場に車を入れる。リフト乗り場や駐車場などアプローチのし易さからも此処を比良山系のトレッキングの出発点とする人は多い。平日だというのに何名かのグループも見かける。昨夜からはこの冬一番の大陸からの寒気団が来ていると言う話で辺りはうっすらと雪化粧だ。日が射せばこの辺りの雪はすぐに溶けてしまうだろうが、頂上付近を見上げるとガスがかかっていて、どうやらまだ雪は降り続いている様子である。今シーズン始めての雪景色を楽しめそうだ。

比良山トレッキング CoursⅠ:イメージ3

イン谷を右方面に進み、200メートルほど歩くと水銀燈が右手に見える。この脇から今日のルート「大津ワンゲル道」が釈迦岳へと続いている。取り付きさえ間違わなければ一本道なので迷う事はないだろう。余談ながら比良山系を琵琶湖の湖岸から眺めると、一際そびえ立って見える堂満岳を中心に今日のルートの釈迦岳やリトル比良を北比良、堂満岳や蓬莱山を南比良と呼び、湖岸からは見えないがその奥には奥比良と呼ばれる比良最高峰の武奈ヶ岳や蛇谷ヶ峰がある。

比良山トレッキング CoursⅠ:イメージ4

のっけから枯れた沢筋の急登である。30分程汗をかき振り返れば朝日に照らされた琵琶湖が雪の付いた木々の間から垣間見る事が出来る。まったく素晴らしい眺めだ。このワンゲル道はスギやヒノキの植林が比較的少なくて、すっかり葉を落とした明るい森が気持ちよい。急がずにのんびり回りの景色を楽しみながら歩きたい。

比良山トレッキング CoursⅠ:イメージ5

2時間程高度を稼げば最後の難関に出会す。両手両足を使って登らなくてはならない岩場だ。ロープも張ってありほんの5メートル程度なので大丈夫、一歩づつ慎重に登ろう。この岩場を過ぎるとブナの森が続き、ほどなく釈迦岳山頂だ。残念ながら太陽が出て来たと言うのに釈迦岳山頂はクマザサなどに覆われて見晴らしは悲しい程良くない。見晴らしはこれから向かう無線中継所があるカラ岳から眺める奥比良の眺めの方が良い。

進路を南の尾根に取りカラ岳方面に向かう。カラ岳までは30分程だ。この頃より太陽は再び隠れ吹雪きとなり展望はまったく望めなくなってしまった。カラ岳からロープウェイ山頂駅まで30分程。新雪の感触を楽しみながらのんびり歩いて本日の行動は終了とする。

-DATA-

場所:
滋賀県 滋賀郡 志賀町 琵琶湖西部 比良山系
難易度:
☆☆
行動時間:
約3時間
交通:
JR湖西線比良駅より比良リフト前まで定期バス運行されている。イン谷で降りれば各山域へはアプローチし易い。
マイカーならば、湖西道路志賀ICからR161を北上、約5分。比良川橋を左折。比良スキー場の看板がある。
比良リフト~ロープウエイ山頂駅まで片道¥1,100 往復¥2,000
駐車場:
無料パーキング約800台
トイレ:
パーキングやロープウェイ山上駅、スキー場に有り。
その他:
ロープウェイ山上駅やスキー場に行けば食事等も出来るが平日などは休業している事もあるので利用する場合には事前に連絡を。
また降雪期には駐車場に止めておいた車が下山した時には雪に、なんて事も結構あるのでチェーン等それなりの準備は必要だ。

『難易度について』

誰でも楽しめるコース。
☆☆
やや歩き難い箇所あり。
☆☆☆
ややハード。
☆☆☆☆
体力技術、必要。
☆☆☆☆☆
エキスパート向け、シーズン限定。

尚、この☆は僕達が歩いたその日の季節や天候などを基に設定しています。行動時間なども含め、あくまでも参考程度に考えて下さい。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く

Dec. 9, 2000 馬場ケ谷渓流紀行

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ1

冬は、自然との対話に絶好の季節だ。葉を落とした木々の間に小鳥たちが姿を現し、彼らの声や静寂に抱かれて歩くことができる。最後の紅葉を惜しむため、鎌倉の秘境、馬場ケ谷(ばんばがやつ)を訪れることにした。JR鎌倉駅からバスに乗り、十二所(じゅうにそう)神社で下車。前方左の山麓に、古風な神社と金に輝くイチョウの大樹が見える。天神七柱、地神五柱の計十二神を祀る十二所神社だ。神社に手を合わせた後、バス道沿いに50メートルほど戻る。吉沢川との合流地点から、川沿いに右手(西)の谷の奥へ進む。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ2

御坊橋を渡って道なりに行くと、左手に天園方面を示す看板が現れる。今日の行程で、最後に再び到着するゴール地点だ。まずは右手の道を直進。舗装道路がつきると、次第に山が両側から迫り、谷戸は細く奥へ続いていく。落ち葉を踏みしめ進むうち、ところどころに湿地帯が現れる。この山のたくわえた水が、吉沢川、そして本流の滑川へ絶え間なく注ぎ込む。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ3

やがて、切り立つ渓谷につきあたる。くもりの無い紅の葉が、風を受け細かく震え、さんざめく。自然のみが支配してきた世界に迷い込んだようで、心のなかで立ち入る俗人への許しを請う。岩盤の上を伝う流れに、そっと歩みを進めた。今回は左岸に続くルートから天園ハイキングコースへ出る予定だが、少しより道をして対岸の道を上がる。道は金網製の踏み段を上がり、スギが並ぶ権兵衛山へ続く。この直登は女男坂(めおとざか)と呼ばれ、古来、旅人が行き来してきた場所だ。息をきらせて登りきる。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ4

一面に広がる、鎌倉霊園が目をつきさす。墓場のマンモス団地とでもいうべきか。開発前の大正の頃までは、左右(南北)へ伸びる道は、いわゆる馬路だった。ヤマザクラなどの木炭を馬に積み、鎌倉の十二所からこの馬場ケ谷の田んぼ道、女男坂を経て横浜の金沢へ運んだといわれる。炭俵を積む馬をねぎらい汗をふきふき登った、いにしえの人々の姿を思う。再びもと来た道を戻り、馬場ケ谷の沢へ。渓谷の左岸を進み、細い丸木橋を渡り進めば、傍らを歩んできた川の流れは次第につきる。滑川の源流の一つが、ここにある。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ5

風が吹く。次の瞬間、ハラハラと一斉に舞う木の葉に包まれる。ギー、と声を上げるのは日本一小さなキツツキ、コゲラだ。彼らの鎌倉での個体数は、意外にも増加しているという。キツツキ類は朽木で採餌、営巣をする。かつて、枯れ木は伐採され薪などに使われていたが、今は多くが放置され、暮らしやすい環境が増えたのだ。ジュリジュリ、とぐずる小鳥はエナガ。マシュマロのような白い体に、ほんのり桜色の頬紅をさしている。足もとには、常緑のリュウノヒゲが。細い葉をかきわければ、深い群青色の実が光る。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ6

右手の山腹に、黒々と口を開けたやぐらが現れる。三穴並んだやぐらの中央がお塔のやぐらと称され、その存在から、付近はお塔が窪とも呼ばれる。木漏れ日を浴びて、中央に大五輪塔が光り立つ。左右には、風化した一石造りの宝篋印塔(ほうきょういんとう)が詰まれている。広く人々を救う釈迦の仏舎利の代りに、人々の命を支える一粒の籾を収めた「籾塔」に近い貴重な形式とされる。このお塔やぐらは、鎌倉幕府滅亡のとき北条高時以下一門の首を埋めた供養塔との伝承がある。

鎌倉 晩秋の秘境を歩く:イメージ7

曲がりくねる最後の坂を登れば、貝吹地蔵近くの天園ハイキングコースと合流する。人の声や踏み固められた道が、どこか懐かしくすら感じられる。しばらく行くと、瑞泉寺方向、十二所方向への岐路を示す看板が現れる。鎌倉駅まで歩くには右手の瑞泉寺方向が便利だが、静かな自然を存分に楽しみたいなら十二所へと左折する。杉木立を抜けると、再び落ち葉のひとしずくから始まるせせらぎと道中を共にできる。細々と営まれる谷合の畑を抜ければ、往路で見送った道標に戻る。十二所バス停は、もうすぐそこだ。

-DATA-

場所:
神奈川県鎌倉市十二所
交通:
JR鎌倉駅よりバスで十二所神社下車
駐車場:
無し
トイレ:
鎌倉駅を出ると山中ルート上には無し
コース:
十二所神社バス停(徒歩5分)→吉沢川・滑川分岐(徒歩15分)→馬場ケ谷(徒歩50分)→権兵衛山(徒歩45分)→天園ハイキングコース(徒歩15分)→十二所・瑞泉寺への分岐(徒歩30分)→十二所神社バス停
参考文献:
御所見直好『誰も知らない鎌倉路』集英社、1983
浄明寺太郎『鎌倉なんでもガイド』金園社

龍神湖散策コース

Dec. 7, 2000 神秘的な面影を漂わせる高瀬渓谷

高瀬渓谷には上流より高瀬ダム、七倉ダム、もっとも下流に位置する大町ダム(龍神湖)があります。水力発電と治水の目的で作られた3つのダムは地域の水源としても役立たれており、景観とマッチするように石を積み上げ作った七倉ダムは、目の前に立ってみると規則正しく積み上げられた石によってエジプトのピラミッドさえ想像させてくれます。観光客、野鳥の声も静まり、聞こえてくる音は風と鴨の鳴き声。北アルプスの山々はすでに雪化粧しており、ひっそり漂う龍神湖の散策コースに出かけてみた。

龍神湖散策コース :イメージ1

自宅より長野市を経由して大町方面に向かう国道19号線に車を走らせる。道の駅で休憩しようと思い右折のウインカーを出したとたん3台ほど前で追突事故が発生した。ボンネットから白い煙。自力走行はできないようだがケガ人はいないようで、道の駅にいた観光客がヤジ馬となって見ていた。道の駅でゆっくり休もうと思っていたが、休みずらくなったので早々に大町市内に向かった。大町市内からは黒部ダムに向かう大町アルペンラインを通り七倉方面に進めば大町ダム(龍神湖)に到着です。

龍神湖散策コース :イメージ2

大町ダムのすぐ横にある大町ダム管理所に立ち寄り、高瀬渓谷の立体模型をチェックしてから先に進みます。管理所に置いてあった「高瀬渓谷散策コース」のパンフレットによると、10月~5月までの間、水位が上昇して水没してしまう場所があるようで、危険な区間を避け、最初に終点の「金沢広場」に車を進めます。ダムからトンネルをいくつか通り越し「ここから中部山岳国立公園」の看板が見えてきました。さらに進むと北アルプスの登山口に進めるようだが、今回はここに車を駐車して散策開始です。

龍神湖散策コース :イメージ3

駐車場から湖面に下る道があり、足を運ぶと1台の運搬船が見えてきました。しかし、この周辺にある「金沢広場」が見当たりません。エメラルドグリーンの湖面によって水面下の様子が伺えないが、多分この辺にキャンプができそうな広場があると思う。このまま先に進めなくなっていたので、いったん引き返して本来のルートに戻ります。「金沢の滝」の前にある小さな橋を渡りながら魚を探します。ライズ無し。魚影無し。ダムの管理所でダムに住んでいる魚の標本があったので、つい癖で真剣に探してました。

龍神湖散策コース :イメージ5 龍神湖散策コース :イメージ4

橋を渡り崖沿いにある木製の廊下を進みます。金沢広場から続く旧道路が真下にあるのですが完全に水没しております。しかしこの増水のおかげで水没した樹木と谷が1つの絵を作り、神秘的な雰囲気を漂わせています。「あの先はどうなってるのだろう?見てみたい」こうなってくるとカヌーが欲しくなります。ついつい見とれながら先に進みます。張り出した木を避けながら対岸に渡る中の沢吊り橋が見えてきました。吊り橋を渡り始めると何かの糞があります。猿だと思うのですが良く分かりません。橋の中央付近で北アルプスが良く見え今回の散策コースは一時終了。やはり増水時には問題があるようで対岸に進む事を諦めました。

高瀬渓谷は七倉ダム上流で一般車両の進入が出来なくなり、高瀬ダム方面に進むにはタクシーか徒歩になります。現地の情報を充分収集して行動することをお勧めします。

-DATA-

名前:
龍神湖散策コース 全長3600m
場所:
長野県大町市高瀬渓谷 大町ダム
交通:
長野自動車道 豊科ICより国道147号線、大町アルペンルートを経由して高瀬渓谷
駐車場:
大町ダム管理所、龍神湖散策コース終点
トイレ:
大町ダム管理所、龍神湖散策コース終点
問合せ:
大町ダム管理所
電話:
0261-22-4511
URL:
http://www.hr.moc.go.jp/omati/

千鳥ヶ淵から皇居へ

Dec. 6, 2000 歩いて楽しむ!東京の定番ビューポイントvol.1

もともと、外に出ることが好きで始めることになったレポートです。ポリシーは、“都会で楽しむウォーキング” 休日を楽しく過ごしていただけるようなエリア情報にするつもりです。山や川となど自然とは違う、“都会の四季折々”、“都会のアウトドア”(なんかよくわかりませんが)をレポートできればと思います。

それでは、早速に本題へ、場所は、東京都千代田区九段北1丁目。アクセスは、東京駅から営団地下鉄丸の内線で大手町のりかえ営団地下鉄東西線で九段下を下車。2番出口です。所要時間は16分。運賃160円(12/6 現在)。といったところです。ちなみに私は、午前10時半ごろ到着しました。

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ1

階段を上がるとすぐに左手前方約100m先に田安門が見えます。田安門を正面に右側に千鳥ヶ淵、左側に牛ヶ淵となります。本日は、“千鳥ヶ淵から皇居へ”ということで右側(そのまま先)へGO! 高村光雲作の“品川弥二郎卿像”、“大山巌元帥騎馬像”がすぐに私を出迎えてくれました。また、紅葉がまだきれいに残っているのに感激。そこからさらに約50m先に“千鳥ヶ淵”の標識がありますので矢印のとおりに進めば、“千鳥ヶ淵緑道”が続いていますが、その前にすぐ目の前のコンビ二(am/pm)で昼食を調達しておいたほうがいいでしょう。“千鳥ヶ淵緑道”は歴史的な雰囲気を楽しむことができます。また、桜並木が続いているので、お花見のスポットとしても有名です。すぐ先には、“千鳥ヶ淵ボート場”(*1)がありますのでボートを楽しむこともできます。下のお堀を見ると女の子2人が一生懸命ボートをこいでいました(笑い)。

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ2

首都高速都心環状線と平行して先に進むと内堀通りにぶつかり、そこを左側に進んで千鳥ヶ淵交番の先の横断歩道をわたると“千鳥ヶ淵公園”に到着。千鳥ヶ淵に続き“半蔵濠”を一望する。それにしても、広い、ただこの一語につきます。堀をはさんだ皇居側の斜面がとてもよく手入れされていて遠目には芝生の様に見えたのが印象的でした。5分程歩くと菊池一雄作の“自由の群像”、TALLER SEBASTIAN作の“MIGRACION”を発見!“自由の群像”はシュールな作品なので理解できず。ついでにトイレ休! 先に進み公園を出ると半蔵門が、だだし警備が厳重な為、近寄れません。気おとりなして前方を見れば、もう“桜田濠”が見えています。右側には“東京FM”を筆頭に近代的なビルが立ち並ぶ、“三宅坂”のはじまり。そして桜田濠のお堀が丸の内のビル街に続くさまは、東京ならでは、の絶景のビューポイントです。そして、私の横をジョギングする老若男女の群れ、寒くないのでしょうか?私は、ダウンを着ています... レポートに戻ります。この三宅坂を下るときのポイントはお堀側と反対の道路側を交互に見て歩くといいと思います。道路を挟んだ向こう側には、“国立劇場”、“最高裁判所”、“国会議事堂”なども見ることができますので。ただ、後ろから来るジョギングのランナーには、十分に気を付けてくださいね。

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ3

三宅坂を下り首都高速4号線と接するあたりから桜田門が見えてきます。このあたりは、江戸時代から名水がでる井戸として“柳の井戸”、“桜の井戸”と呼ばれた井戸があったそうす。東京の水も昔はおいしかったんですね。また、お堀の水面もぐっと身近にせまってきます。そして、いよいよ左側に“桜田門”が姿を現し到着。スタートから約1時間ってとこですかね。門をくぐると先ほどジョギングしていた方々が体をほぐしていました。ざっと7、80人くらいいました。平日なのに。私も人のこといえませんけど(笑)... レポートに戻ります。ここからは、左側に“玉砂利の殿堂”として有名な皇居前へと進みます。二重橋も見事ですが皇居前の芝生に植えられた松林とそのきれいに手入れをされた芝生には、脱帽です。訪れる機会がありましたら是非、この芝生の刈り込み具合に注目してください。必見ですよ!

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ4

二重橋のまるで置物のような門番(正式名称よくわからず)を目を凝らして見た後は、玉砂利を踏みしめ皇居外苑沿いをまっすぐ歩いていく。“桔梗門”が正面に見え、またすぐ側にある“蛤濠”には、白鳥が一羽、凛として水面に浮いていました。また、この辺りは観光バスの駐車場があるので本日も多くの方が皇居を見学にきていました。皇居と言うだけあって、公衆トイレもお城のようです。中も結構きれいですのでトイレ休にはもってこいです。記念写真もお忘れなく。さて、ここから皇居の反対側であるオフィス街の方へ進み“行幸通り”の横断歩道を渡るとそこに“和田倉噴水公園”があります。この公園は、結構落ち着けてます。お洒落な雰囲気と園内にレストランがありますので昼には、OLやサラリーマンでにぎわっています。時計をみるとそろそろ12時、お腹がすいた...

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ5

空腹に絶えながら“桔梗門”沿いを“大手門”に向かって歩く。ここから本日最後、目的地である“皇居東御苑”(*2)に入る。入り口で入場の札をもらって園内見学へ。もちろん入場料は無料です。まず、園内の“三の丸尚蔵館”で「宮廷装束の美-江戸から明治へ」(無料)を見学、歴史のお勉強。空腹なのでその分、頭は冴えてます。次にいよいよ園内へ“同心番所”、“百人番所”、“大番所”と進み、本丸側へと進む。この“番所”というのは、警備の詰所のことで城の奥の番所ほど位が高いそうです。本丸の広場の芝生でやっとの昼食(12:30)。美しい紅葉を見ながら広々とした芝生で休んだ後、本丸内の“富士見櫓”、“松の大廊下跡”、“石室”、“天守閣跡”を続けて見学、番所方面に戻って“二の丸”の“日本庭園”へ足を運び、全国から寄贈された樹木を観察。特に目を引いたのが“宮崎県”の椰子の木でした。これだけが日本庭園のなかで南国風の異彩を放っていました。最後に“諏訪の茶屋”を見た後、再び天守閣跡の裏にある出入口の“北桔橋門”へ。入場したときもらった札を返して“皇居東御苑”を出ました。私的に感想で悪いのですがここは、落ち着けて東京にいることを忘れてしまうほどです。また、トイレや休憩所、ベンチなども多く、とてもくつろぎやすいところですので是非、実際に来て見てください。本当にお勧めです。

千鳥ヶ淵から皇居へ:イメージ6

北桔橋門を出て代官町通りを渡り、“北の丸公園”に進む。黄色く色ずいた銀杏が落葉して道が黄色く染まっていました。なんかよくばって公園ばかりいきましたが内容は、充実。まっすぐ歩いていくともう“武道館”が見えてきました。そのすぐ先がスタート地点の“田安門”です。私のレポートもそろそろ本日終了です。まとめとして、もっとお伝えしたい情報、写真等の掲載をしたいのですが制限があるため、涙をのんで割愛させていただきました。なお、これを読まれた読者のみなさんが興味をもっていただき実際に楽しんでいただければ幸いです。第1回目のレポートなのでみなさんにうまく伝えられたか少し心配ですがこれからも東京の楽しい情報をレポートできればと思います。それでは次回をお楽しみに...

-DATA-

場所:
東京都千代田区九段北
交通:
営団地下鉄東西線で九段下2番出口。階段で出口をでたらすぐ。
駐車場:
なし。都心ですので渋滞の恐れがあります、地下鉄をご利用ください。
トイレ:
千鳥ヶ淵、皇居、和田倉噴水公園、皇居東御苑いづれもトイレ、ベンチ、休憩所は、数多く点在しております。
昼食:
コンビニで買ってもいいのですが、和田倉噴水公園内にレストランがあり、ランチバイキングが1200円となっています(レストラン和田倉)。
施設:
(*1)千鳥ヶ淵ボート場
営業期間:3月1日~12月15日
休場日:毎週月曜日 12月16日~翌年2月末日
(*2)皇居東御苑
入園期間:3月1日~10月末日
(9:00~16:30 入園は16:00まで)
11月1日~翌年2月末日
(9:00~16:00 入園は15:30まで)
休園期間:月曜日及び金曜日
(天皇誕生日をのぞく国民の祝日は公開)
12月25日~翌年1月3日

鎌倉 ビーチコーミング

Dec. 3, 2000 飯島崎~稲村ヶ崎

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ1

「ビーチコーミング」。以前からその名の響きに興味があった。海が青く澄む冬の時期、環境NGO「かまくら環境会議」が行事を行うと聞き、ちょっと覗いてみることにした。家族連れなど15名ほどが鎌倉駅に集合。スタッフの挨拶と説明を聞く。ビーチコーミングとは、浜辺で漂着物を拾ったり、それらの由来に想いを馳せたりして楽しむものだ。南から流れ来る親潮や鎌倉時代、自分自身の生活ともつながる浜辺で、今日は何を見つけられるだろうか。鎌倉駅からバスに乗り飯島バス停で降りれば、材木座海岸が目の前に広がる。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ2

「これ、何だと思う?」なんと、出てきたのは鎌倉時代の馬の歯。丸石が転がる和賀江島は、干潮のときだけ姿を現すわが国唯一の鎌倉時代の築港跡だ。国指定の史跡でもあり、中国や朝鮮から鎌倉にもたらされた青磁も出土する。水に浮かぶ軽石も多い。約5万年前に箱根火山起こった火砕流が大磯丘陵付近に堆積し、海へ流れ出たものだ。昨今は、三宅島産の軽石も流れ着くという。なめらかな曲線を描く流木も、自然が刻んだ時間の足跡。年代物のお宝探しに、大人の目つきも真剣になる。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ3

「あっ、魚!」子どもたちが駆け寄る。漁師の網にかかったイワシだ。深海まで続く相模湾らしく、エイの姿もある。背には毒のトゲがあるものの、やはりヒレはあぶれば食べられるそうだ。砂浜や磯が入り組む複雑な環境のため、貝の種類も多様だ。つややかなタカラガイや薄桃色のサクラ貝。蝶のように足元に広がる小さな三角形の二枚貝はナミノコガイ。彼らは、波が寄せる瞬間、一斉に砂から飛び出して移動する曲芸師だ。ボラが泳ぐ滑川を越えれば、砂浜は由比ガ浜海岸へとその名を変える。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ4

「このままじゃ小屋が流されるよ」と、漁師さんの物憂げな声。見ると、漁師小屋の下の砂が、大きく崩れている。防波堤が砂の移動を妨げるなど複合的な原因が考えられ、問題の解決は困難だ。砂浜が狭くなれば、神奈川県の絶滅危惧種、アカウミガメの産卵も妨げられる。昭和30年代前半までは、夏になると毎晩のようにアカウミガメの産卵がみられたという。しかし、今では年に一度ほど上陸が話題になるにすぎない。付近の喧噪や車の乗り入れも原因という。渚で大きな亀を見つけ、背に跳び乗り遊んだ幼少の記憶が甦る。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ5

波に洗われて光るガラスの石。拾い集めて水をはったグラスに沈めれば、涼しげな海の景色が演出できる。こうした人工物は分解されにくく、自然界に放置されると環境に影響を与えやすい。アカウミガメがビニール袋をクラゲと間違え、飲み込む例も少なくないそうだ。ふいに、茶髪の青年に大きなビニール袋を差し出された。ライフガードの団体が、ボランティアでゴミ拾いをしているのだ。その爽やかな姿につられて、思わずビンや空き缶を袋に入れる。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ6

足元には、丸く穴の開いた石が多い。下の穴を指でふさぎ、ビール瓶の笛の要領で吹くとピュー、と鳴る。昔は石笛と書いて“いわぶえ”と読んだそうだ。その名の通り富士山の形をしたオオアカフジツボは、もっと高く澄んだ音がする。鎌倉の海に五感で浸るのも一興。山口素堂の〝目には青葉 山ほととぎす初鰹〟の句も、この由比ケ浜で詠まれたものという。今ではカツオの漁獲量が減少し、この辺りでは秋の戻りガツオしか味わえなくなった。それでも、地魚を扱う魚屋で仕入れた旬の刺身は逸品だ。

鎌倉 ビーチコーミング:イメージ7

稲村ケ崎へ到着。1333年、新田義貞が当地で黄金の太刀を海中に投じると潮が引き、軍は一気に鎌倉幕府を攻め滅ぼしたというゆかりの地だ。相模湾沖は、暖流と寒流がぶつかり、多くの命を育む豊かな海。近年、鎌倉沖でサンゴの群落も見つかったという。浜辺に転がる流木は、いったいどこから来たのだろう。古今東西に思いを巡らせ歩くうち、子どもたちの袋も宝物で一杯になった。ビーチコーミングの視点での浜歩きは、新たな海の広さ、奥深さを教えてくれる。稲村ヶ崎駅から江ノ電に揺られ、輝く海に別れを告げた。

-DATA-

場所:
神奈川県鎌倉市飯島崎~稲村ヶ崎
交通:
JR横須賀線鎌倉駅よりバスに乗車、飯島バス停下車
駐車場:
無し
トイレ:
駅などに有り
参考文献:
浜口哲一『渚の博物誌』神奈川新聞社、1997
御所見直好『誰も知らない鎌倉路』集英社、1983

横谷峡

Dec. 2, 2000 初冬の横谷峡トレッキング

横谷峡:イメージ1

八ヶ岳の裾野に広がる蓼科中央高原。メルヘン街道沿いに続く横谷渓谷は、長い年月を欠けて山肌を削り数々の流れを作り出してきた。厳しい気候の変化で四季ときおりの姿を変える横谷峡は、整備された歩道のおかげで厳寒の氷爆さえ容易に見ることができる。季節は12月。すっかり紅葉が終った横谷峡トレッキングコースに足を運んだ。

横谷峡:イメージ2

国道152号線を経由して白樺湖を通り越し国道299号線に車を走らせます。途中にある八千穂方面の標識を頼りに車を進め横谷峡の看板が見えたら到着です。すぐ脇には蓼科中央高原観光協会があり、ここで横谷峡のトレッキングコースのパンレットを頂き出かけます。このパンフレットにはコースの所要時間や周辺ガイドも書かれているので大変重宝します。

横谷峡:イメージ3

観光協会が教えてくれた横谷グリーンバレーに車を停めて乙女滝に向かいます。横谷温泉に通じる道路を5分ほど歩き、渓谷に下りる歩道を1分ほど歩けば乙女滝に到着です。乙女滝は水量豊富な滝なのですが1月下旬頃にはすべて凍ってしまい氷爆として現れるようです。実際パンフレットを見ると凍ってる様子が伺えるがますが、流れの激しい滝がどうやって氷爆となるか想像ができません。

横谷峡:イメージ4

横谷温泉を通り越し渓谷沿いに歩き始めます。整備された歩道は歩きやすく目的地まで休まず歩ける勢いです。水の流れ、岩盤の様子が見たい為に歩道を外れ斜面を降りていきます。普通の渓流と比べると横谷渓谷はほとんど岩盤なので流れの勢いがとても綺麗です。荒々しい流れと静寂な流れが人に感動を憶えさせる景色で、しばらく川と歩道を行き来しながら霜降の滝を目指します。トレッキングコースの所要時間では霜降の滝まで約15分。しかし、あちこち山の中を歩いていたせいで45分ほど経過してから霜降の滝が見えてきました。

横谷峡:イメージ5

霜降の滝を通り越し一枚岩の立て札が見えてきます。川底は数10mに渡って1枚の岩らしいが水の流れと光の反射によってよく見えません。一枚岩をあとにして先に進むと丸太で作った橋が見えてきます。ゆらゆら揺れる橋を渡り対岸に進みますが何故か行き止まり。そのまま渓流沿いに歩いて進んだが目の前に遡行できない岩場が現れ、やむなく歩道に戻ろうと急な斜面を登っていきます。しかしあまりにも急な為、歩道に到着するころにはヘロヘロになり、突然ガケを登ってきた自分の姿を見て通行人を驚かせてしまった。

横谷峡:イメージ6

最終目的地の王滝までやってきた。近くまで行けると思っていた王滝も、だいぶ離れた場所で見るようになっていて、屋根付きのベンチに座りながらしばらく休憩です。あまり景色が良くなかったので山頂にある横谷観音展望台に行けば王滝がよく見えると思い、約500mほど続く登り坂を歩き始めた。展望台は広々しており今まで歩いてきた道筋がよく見える。結構歩いてきたんだなと思いながら来た道を戻っていきました。

横谷峡の氷爆は1月に入った頃から本格的に始るようです。21世紀になり氷爆の声が聞こえ始めたらもう一度出かける予定です。また冬季の間、八千穂村に抜ける麦草峠(国道299号線)は通行止めになります。

-DATA-

場所:
長野県茅野市北山蓼科中央高原
交通:
中央自動車道 諏訪ICより国道152号線、国道292号線を経由して蓼科中央高原観光協会の前
駐車場:
蓼科中央観光協会に確認して下さい。
トイレ:
蓼科中央観光協会、横谷温泉、横谷観音
問合せ:
蓼科中央高原観光協会
電話:
0266-67-4860
温泉入浴:
横谷温泉旅館
電話:0266-67-2080
料金:1000円~

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