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高槻森林観光センター

Nov.29, 2000 紅葉と温泉が手軽に楽しめるプチハイキング

トレッキングやハイキングに興味があってもなかなか時間が作れずにいる人は多いのではないだろうか。実は私もその一人。ハイキングでさえ、どうも前日から精神が高揚して、『どうやって一日を有効に使おうか』と考えすぎるあまり、当日の午後にはもう疲れ果ててしまうこともしばしば。しかし、私には気楽に、まるで散歩に行くように気軽に立ち寄れるハイキングスポットが一つある。年に2度ほどそこを散策するのだが、今回は遅い秋の紅葉を楽しみに出掛けた。

高槻森林観光センター:イメージ1

私のお気に入りのハイキングスポットは、大阪府の高槻市にある「高槻森林観光センター」。キャンプ場や桜公園がある摂津峡(せっつきょう)の北部に位置し、南東には本格的なハイキングコースがあるポンポン山が隣接する。府道6号(枚方亀岡線)沿いにあるため車でも、また市バスでも行くことのできる都市型観光名所だ。余裕を持って出掛けることができるのであれば、市バスの利用をお奨めする。府道が芥川、出灰川、田能川という川々に沿っていて、情緒溢れる風景を眺めながらバスに揺られているのはとても気持ちが良い。特に今の季節は色づく山々や街路樹が空とコントラストをつけながら走馬燈のように流れて行く。

高槻森林観光センター:イメージ2

JR 高槻市駅の北口を出て市バス乗り場の2番で、樫田(かしだ)方面に行く「ニ科」「中畑」「杉生」行きに乗って「森林センター前」で下車する。所要時間は約 40分。行きも帰りも1時間に1本しか走らないので、あらかじめバスの時刻を確認しておいた方がよい。また途中、出灰(いずりは)で下車すると、出灰川のせせらぎが楽しめる「せせらぎの里」に立ち寄ることができる。喫茶店とみやげ品売り場がある休憩施設だ。ひんやりと冷たい空気の中、水の流れと岩、そして川底の傾斜で奏でられるせせらぎの音は、日常に凝り固まった神経を優しくもみほぐしてくれる。出灰から森林センターまでは3kmほどで、少し勾配が急だが歩いても楽しい道だ。

高槻森林観光センター:イメージ3

今回のハイキングの主なテーマは、家族(妻)サービス。ライターという職業がら家を空けることが多く(というか空けっぱなし)、家のことや愛犬(パグ犬)の世話を一人でやらせてしまっている。美味しい空気の中で紅葉を楽しませて、上膳据膳の食事と温泉で日常の疲れを癒してあげよう! という計画なのだが、実はそのすべてが「森林観光センター」で満喫できる。さて、昼過ぎに到着して、まずは林間散策道を歩く。モミジやケヤキ、そしてハナノキが黄色や赤、そして褐色に発色し、林道を鮮やかに飾っている。木洩れ日の暖かさを感じながら森林浴を楽しむのは心地よい。

高槻森林観光センター:イメージ4

林道を抜けるとキャンプ場があり、そこにあるあずま屋らしき場所で持参したコーヒーを飲む。ここらで妻の顔から少しずつ家事の疲れが抜けていくのが分かる。休憩を終えて林道を引き返し、しいたけ狩りができる「しいたけセンター」へ向かう。ここで採ったしいたけは、バーベキューの1品として食することができる。食事は他にも地鶏すき焼き、ぼたん鍋などがある。また、新メニューの山くじら鍋はイノシシの肉を薄くスライスしたすき焼き風鍋。バーベキューは一人前 1500~2200円、すき焼きや鍋は3500~4000円。お腹が大きくなったら、また林道を歩いたり、川で魚を探したりして腹ごなしをする。そして、小汗をかいたら施設内にある槻の郷荘で温泉に入る。宿泊客でなくても、タオル付きで650円で入浴できるのはウレシイ。タオルを片手につやつやの顔をした妻は、もうすっかりとリフレッシュしている。空はもう黄昏始めて、楽しい一日の終わりを告げる。

高槻森林観光センター:イメージ5

初心者にとって大切なのは、手頃な運動量と美しい景観だ。その他のものは飽きさせないオプションのようなもの。帰り道で話し合ったのは、食事や温泉についてではなく、紅葉の色や木々の種類、そして神秘的なせせらぎの音についてだ。人工的な楽しみは、都会に居ても味わえるが、自然が与えてくれる絶対的な安らぎは、やはり足を運ばなければ得られない。そして、そうやって楽しみを覚えたら、徐々にフィールドを広げていけばいい。この周辺には「高槻しゃくなげ園」「高槻しょうぶ園」などの観光スポットが沢山ある。来春には近くのポンポン山を歩いてみるのもいいかもしれない。とはいえ、家に帰り日常に戻った妻は、男湯が大浴場で女湯が小浴場であったことにさっそく不平を洩らしていた。

-DATA-

場所:
大阪府高槻市大字田能小字的谷2番地
交通:
JR高槻市駅の北口を出て市バス乗り場の2番で、樫田(かしだ)方面に行く「ニ科」「中畑」「杉生」行きに乗って「森林センター前」で下車する。所要時間は約40分。
駐車場:
約80台駐車可能
トイレ:
施設内にあり
温泉施設:
大人(中学生以上)650円、子供450円。平日午前11時~午後4時、土曜日午前11時~午後6時、日曜日午前11時~午後5時
木工・焼杉教室:
420~2000円(焼杉工作)
しいたけ狩:
250円/100g当り
山びこの森:
入園料(小学生以上)200円
キャンプ場:
利用料金:テント1張1泊で3200円

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