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雨飾山1963.2m

Sep. 16, 2000 おすすめ日帰り登山

雨飾山は深田百名山のひとつで、紅葉が美しいことで有名な山である。静かな山が好きな私としては、混雑する紅葉前に登っておきたいと思い、この時期を選んだ。富山県内から国道8号-148号線へ。台風14号の影響か、風が強い。ヒスイの取れる姫川河原は、川下に向かい砂が吹き荒れ、道端のススキは左に右に頭を揺らす。風以外は登山に支障のない天候。

雨飾山1963.2m:イメージ1

9:42登山口出発。まずはやぶの中の木道を歩く。15分位で「雨飾山頂150分」と書かれた標識。ここから本格的な登りが始まる。30分歩くと全行程の11分の4、登山口から1600m地点の標識。この先も標識は山頂まで続き、ペースの参考になる。登山道は一本道で迷うことはないが、きついうえに変化に富み、歩きやすいとはいえない。今回ダブルポールを使ったため、バランスが取れて安心して進めた。 50分位歩くと、視界が開け、これから登る雨飾山と登山道がよく見える。山頂はガスで覆われよく見えない。60分で荒管沢に出る。せせらぎの音を聞きながら休息タイム。思い思いの場所で食事を摂る人、休息する人で賑わう。今回の工程で唯一ゆっくりできた場所であった。沢の上部には、雪渓がまだ残っていた。写真を撮って再び登山道へ。次第に樹林帯から潅木、そして笹の広がる山肌から岩場へと変化する。出発から75分で11分の8、3200mで稜線に着く。風が強くなってきた。空を見上げると、雲が西の空から猛スピードで頭上を通過していく。天候の急変と突風に、前進か撤退かの選択をせまられる。今回は単独登山であったが、周りに山頂を目指す登山者が多く、遭難の危険性はないと判断し、前進する。

雨飾山1963.2m:イメージ2

岩場を抜けると、ラスト800mは笹平となる。遮るものがなく、風は容赦なく襲いかかる。耐風姿勢で風が弱まるのをひたすら待つ。山の風が人を軽く飛ばす威力があることを身をもって体験した。小さなアップダウンを繰り返すと、小高いピークに鉄の柱が立っている。これが山頂の目印かと思ったが、あと10分の急登があると、そばにいた登山者に教えられる。最後の力を振り絞り、岩にしがみつくようにしてスタートから3時間15分、ついに山頂にたどり着く。

山頂は、谷底から雲と風が吹きあがってきているため、何も見えない。記念撮影したらすぐに下山開始。長くいると身の危険を感じる。本ピークの手前に小さなピークがあったので、下山時に立ち寄る。その時強風にあおられバランスを崩し、危うく転落するところであった。逃げるように登山道を引き返す。下山中も風はいっこうにおさまらない。慎重に足場を選ぶ。

雨飾山1963.2m:イメージ3

下山70分で荒管沢に到着。ここまで来れば、風はおさまる。冷たい雪解け水で顔を洗い、昼食を摂り体力回復。あとはハイキング気分で下る。荒菅沢から20分で11分の4ポイント、55分で登山口到着。一気に降りてこられた。下山時には風景写真を撮る余裕も出てきた。緑の中に紅一点ナナカマドが、一足先に赤く色づいており、秋の始まりを見た気がした。疲れた体は、登山口から車で5分のところにある小谷温泉で癒すことにする。木々に包まれた男女別の露天風呂で、登山者でにぎわっている。ちょっと熱めの湯が、これまた効きそうである。料金は「こころざし」。紅葉の時期には山も一新し、赤や黄色に燃えているだろう。これから登り甲斐のある山である。

-DATA-

場所:
新潟県糸魚川市、長野県北安曇郡小谷村
交通:
糸魚川方面なら、国道148号線を南小谷方面に進み、小谷温泉口で左折(トンネル出てすぐ曲がるので注意)し、約20分(17km)。雨飾高原キャンプ場を目指してもよい。
小谷温泉までバスが出ている(時刻表は確認してください)。
駐車場:
登山口前に30台は停まれるスペースあり
トイレ:
登山口にあり
水場:
登山口に蛇口から出る湧水あり

※フィールドにおける危機管理は十分慎重に行ってください。楽しく、安全なトレッキングを!

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