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霊仙山1083.5m

Sep. 20, 2000 遭難注意!霊仙山歩きの巻

06:30 頃に家を出る。最近は真面目に早起きしてますが、どっこいここは帝都23区内、今回の目的地は何故か滋賀は琵琶湖の西の霊仙であります。本当は前夜発の大垣行き夜行列車に乗り込んで 07:00 辺りからのんびり行こうと思っていましたが、職場でトラブルによる居残りを命ぜられ久々の午前様。しかも 05:00 起床のつもりがやっぱり寝坊で 06:00 にようやく活動開始。名古屋までの新幹線は爆睡した次第。

霊仙山1083.5m:イメージ1

名古屋で新幹線を降りて大垣まで快速列車で移動。大垣-米原間は謀ったかの様に本数が少ないのでしばし乗り換え待ち。で、大垣からは各駅停車で二駅越したら柏原に到着です。柏原はいつ無人になってもおかしくない寂しい駅です。駅前には商店が一軒だけあります。そこでミネラルウォータをオーダしても売ってないとの返事。ま、そんなもんを消費するマーケットはないわけですな。それはそれで結構な事です。お茶やエナジードリンクの類は置いてましたがこの先水場があるとの情報は得ていたので結局買わずに駅を出発。駅前に "霊仙登山口" の看板があるので迷うことはないでしょう。11:25 に歩き始めました。

旧中山道を渡り、国道 21 号線を横断し、更に名神高速道の下をくぐると登山届が置かれたポストがあります(中山道辺りにもあります)。そこで登山届を記入しておると、ポストの中に大量のビラを発見。一枚とりだして見れば、最近霊仙内で行方不明になった男性をお尋ねする内容でした。入山日は 9月 2日。結構ビビったが先を急ぐ。

名神を越えてからしばらくは林道(一部コンクリート舗装あり)が続きます。林道から山道になってすぐ、一合目のちょっと手前に水場があります。標高が低いせいか、キンキンに冷えてはいないですが美味しいです。ここで水を補給してとにかく先を急ぎます(何せ入山時刻が遅いもんで)。霊仙は山容が豊かなのでしょうか、登りといっても緩やかな坂が多く、歩く事自体はそんなにキツイわけではありません。道標も割と多いのですが、少しばかりヤブが多いので天候不順時は注意が必要です。おかげさんでズンドコ進んで 12:57 に四合目に着きました。ここにはコンテナを転用したような避難小屋があります。スノコも付いてますし、小さいながらも窓もあります。中も綺麗で泊るには十分です。水はないですけど。

霊仙山1083.5m:イメージ2

四合目を越えてすぐに林道が見えてきます。エアリアには破線で表示していましたが車が余裕で通ることが出来ます。事実、車が一台停まっていました。本当は通行禁止じゃないの、と思いつつもヤブで少々判りづらい道を歩きます(林道は今回のコースではありません)。途中、トグロを巻いたヘビを発見、おとっちゃまな私は少し腰を痛めました(苦笑)。

十数分間隔で合数を上げていき、13:55 に問題の八合目に到着。ここからはほんの少し下るのですが情けない事に間違えて上(稜線・谷山山頂方向)へ登ってしまいました。上にビニールテープが張っていたのを見たからです。踏跡も確認出来たのでしばらくは疑いもなく上がっていました。ま、地図を見れば大体判るのですけど、それにしてもフェイントテープは困りモノです。今回は他の登山客(ぽつりぽつりと見かける程度)の話し声でどうにか正規ルートに戻れましたが、だれもいなかったらと思うとゾッとします。前出の遭難者もこの辺で迷ったのではないのかな。ともかく、柏原から登る場合は八合目辺りに気をつけて下さいね。

何とか正規ルートに戻り、少し下ると上丹生(かみにゅう)への分岐点に着きます。道標には "四丁横崖" と書かれてありました。ここから先、経塚山までは数少ない上り坂らしいルートです。今まで急いでた分余計に身にこたえながらも 14:25 に霊仙山避難小屋に到着。伊吹山、関ヶ原古戦場への眺めがとても良いです。しかしながら小屋は古く、少々立て付けが良くないようです。醒ヶ井養鱒場バス停(今回の終点)には霊仙山避難小屋は使わないようにとのお達しが書かれておりました。この辺りは既に高木がありません。笹ブッシュの間にルートが見ています。

霊仙山1083.5m:イメージ3

小屋からは経塚山(汗フキ峠への分岐有)まで少し登り、それから一旦下って霊仙山頂です。三角点は標高 1083.5m、最高点は 1098m です。山頂に着いたのは 15:00。天候は晴。北から北東方面には伊吹山や関ヶ原、北西から西南へは琵琶湖や大津の街、南方には藤原の山々が見られます。比良山系はもやで隠れていましたがそれでもいい眺めです。本当はのんびりとしていたいのだが、もう 15:00 を過ぎているのであまり長居は出来ません、と言いつつ 20 分以上もいましたけど……

霊仙山1083.5m:イメージ4

下山ルートは汗フキ峠を経由して醒ヶ井養鱒場バス停までを歩きます。ルートの多くがかなりきつい笹薮で覆われていますので見通しの悪い天候の時は使わない方がいいのかもしれません。途中、霊仙神社(社とお虎ガ池なる小さい沼があります)・見晴台(五合目。どんな眺めかは確認してません)・汗フキ峠(二合目、多賀への分岐あり)を通過して一合目の小屋に到着。営業期間ではないようでして、扉は全て閉められていました。小屋のすぐ脇に缶ジュースと缶ビールの無人販売所があります。豊富な湧き水による自然水冷です。ジュース \150、ビールは \350と良心的なお値段です。私は水だけ補給しましたが、ジュース・ビールに手を出すならば、竹筒にお金を入れてから飲みましょう。

小屋から下ると程なくして一車線幅の林道に出ます。林道からバス停までは結構な道のりですが、養鱒場が見えればバス停までもうすぐです。バスに乗れば 15分程で醒ヶ井駅に着きます。\240 でしたが本数はやっぱり少ないので事前に調べてから利用するようにして下さい。

-DATA-

場所:
滋賀県坂田郡郡山東町
交通:
JR名古屋駅-JR大垣駅(東海道本線快速 29分)-JR柏原駅(東海道本線各停 20分)
駅前に "霊仙登山口" の看板あり

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