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尾野瀬山577m

Aug.12, 2000 満濃池を上から見た。

満濃池は香川が誇る日本一のため池。弘法大師空海も修復にあたったという。が、地図で満濃池を見た場合と、実際に池の堤に立って見た場合とでは印象が全く違う。深く入り込んだギザギザ部分(ワンドっていうか、なんていうか)がどうにもイメージが湧かないのだ。そこで、飛行機で飛んだ時のように上から見てやろうと地図を広げる。と、池の南に小高い山がある。今回登る尾野瀬山は讃岐山脈の前衛として仲南町にある地元に親しまれた山だ。

R32を高松方面から来た場合は、岡田の交差点から満濃池方面に左折、R438へ。直進して県道197号へ。国営満濃公園ができた為に、途中までの道は迷うことなく看板を頼りに進める。満濃池の入り口まで来たら、県道197号をそのまま直進。「堀切」という交差点を左折して徳島の三好町に抜ける県道 4号線へ。しばらく直進すると春日神社という古い神社がある。その手前に「尾野瀬山キャンプ場右折」の案内があるが、春日神社を過ぎたところの2車線の道路を右折しても同じところに行きつく。この道は県道202号。進むと右手に妙見神社という小さな社がある。車はこの辺りの広い道路端に停めておく。

尾野瀬山577m:イメージ1

神社からは目指す尾野瀬山がどっしりと見えている。西へ200m程の所で山側に右折する1.5車線程度の車道があるので、歩いていく。白壁の家の角をまがって進んでいくと、野口ダムから流れてきた川にぶつかり橋を渡る。車道はやがて杉と落葉樹の混合林になり、日陰をくれる。が、道端には冷蔵庫などの粗大ゴミが目立つ。香川の里山の問題の一つが家庭の粗大ゴミの不法投棄。抜本的な解決策が求められますねぇ。が、その横には気の早い青いイガ栗が落ちていて、立秋を過ぎて暑いながらも小さい秋見つけた気分。いや、それはうそ。気温35度やもん。

尾野瀬山577m:イメージ2

しばらく進むと新目方面との分岐。そこに、「COFFEEアルプス」の文字が・・・。気になる。気になってちょっと偵察に行ったが近くなさそうだったので、あきらめて尾野瀬山への案内にしたがって直進。(実は帰路に車で探索すると右折2kmの所にアルプス営業中。「沢の鶴アルプス」の看板があった。お酒も飲めるのね。ログハウスだ。)道の両側は竹林になる。その先に登山道がある。が、この季節はマムシの件と、クモの巣の件と、見晴らしの件とであえて車道を進む。車道の左手は木々の間からたまに展望が開ける。そこにはなんとも痛々しい光景が見えた。木の伐採を行った際に無理無理に林道を作って、花崗土が露出している。頂上まで数本の申し訳程度の木を残して禿山だ。

尾野瀬山577m:イメージ3

道は砂防ダムなどを見ながらも単調になってしまう。変化といえば、赤松が増えてくること。「入山禁止!」の立て札もあり、「ははぁ、マツタケが生えるんだな!」と容易に想像がつく。「ここにマツタケ生えてますよ!」と言っているようなものですね。ふぅふぅと麓から一時間ほどでやっとキャンプ場の駐車場に着く。運動不足が身にしみる。キャンプ場には「山小屋」という名の管理棟を中心に、各種施設が整い、テントサイトは林間に点在している。やぶ蚊が気になるが、お盆休みを楽しんでいる家族客が3組ほど。

尾野瀬山577m:イメージ4

道はいつの間にか「トリムコース」、いわゆるフィールドアスレチックになってしまった。「スタート!」の案内があるが、無視して赤い鳥居の尾野瀬山神社へのコースを取る。途中、尾根に出た所で展望休憩所への道へ。ここは、その昔、尾背寺があったところで、戦国の兵火で焼失、廃寺になった場所だ。修行の寺として大いに栄えたそうだ。展望台に立ってみると、「来た!」狙っていた「満濃池を上から見る構図」がドンピシャ。地図で見るギザギザワンドもよく分かる。満濃池の向こうには、讃岐富士飯野山、五色台が美しく、西に目をやれば、金毘羅の象頭山から善通寺の我拝師山が美しい。その向こうには塩飽の島々も見える。

展望を楽しんだ後、頂上へのコースを歩く。が、やっぱりいつの間にかトリムコース。ネットくぐりや、ポイント渡りを見やって、やっと頂上。が、なんと頂上にも「お山の大将」という施設が!自然木を除けば、一番高いことになってしまっている。頂上は「お山の大将」と土管を埋めた「すいがら入れ」のゴミの為にちょっと興ざめ。三等三角点も霞んでいる。それにしても、なんでこんな所にまで「すいがら入れ」や網目金網の「ごみ箱」を作るのだろう。ゴミを持ちかえらない人の免罪符になってはいないか?

尾野瀬山577m:イメージ5

頂上から西へ行くともう一箇所展望が開ける。ここからは、観音寺の有明浜まで望める。僕はここで取っておきのビールを飲むことにした。多少ぬるいがそれを上回る暑さに、一息で飲んでしまった。美味い!酔いを覚まし覚まし、尾野瀬神社へ。天下泰平と五穀豊穣の神様。ここには、神泉という、一度も枯れたことの無い井戸がある。大干ばつの時でも枯れなかったそうだ。神社は夏祭には賑わうとのことだが普段は静かで、痩せ気味の狛犬も寂しそう。汗をかいたらやぶ蚊が襲ってきた。下りは駆け足で退散しよう。キャンプ場から聞こえる楽しそうな声を背中に、静かな道を下った。

-DATA-

場所:
香川県仲多度郡仲南町
タイム:
妙見神社-(10分)-新目分岐-(55分)-キャンプ場駐車場-(10分)-展望台-(10分)-頂上
交通:
JR土讃線黒川駅より(徒歩30分), JR琴平駅より塩入行きバス(春日下バス停下車)
駐車場:
妙見神社近くの幅の広い車道沿いに路上駐車。もちろん、キャンプ場までは進入可。
トイレ:
頂上付近キャンプ場内
自動販売機:
頂上付近キャンプ場内(平地値段)
携帯電話:
頂上までほぼ通話圏内
食事:
せっかくだからうどん、山内で。
温泉:
塩入温泉 0877-78-3363 定休日 毎週水曜日
連絡先:
尾野瀬山公園キャンプ場 0877-78-3465

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