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石清尾山232m

May. 10, 2000 高松中心部に太古の古墳群トレイルを愉しむ

石清尾山232m:イメージ1

香川県高松市の中心部に峰山公園という公園がある、名前の通り山の上にあるのだが地図を見ても峰山という山は見当たらない。その代わり石清尾山という山が目に入った。私の通った大学のすぐ裏の山なのに名前すら知らなかったのだ。しかもこの山には無数の古墳があり、それを1つずつ巡りながらの登山とあっては登らずにはいられない。高松市街の国道11号線を香川県庁側の33号線に入る、県庁、県立中央病院などが右手に見え左には亀阜小学校がある。そこから信号 1つ分の十字路の角に小僧寿しがあるのでそこを南に折れ次の信号を右にまがれば石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)がある。登山口の案内が高松市民病院の近くになっているので、社務所で駐車の許可を取る、快く車を停めさせてもらいいざ出発だ。

石清尾山232m:イメージ2

石清尾八幡宮の正面鳥居の左側の細い道から神社の脇を抜け、小さな踏切を渡る。広い車道があり正面に石清尾山と大きな市民病院が見える。病院を越え、讃岐老人ホームの前を山側に歩くと、ヘアピンカーブの先に滝不動尊の参道入り口がある、ここから雑木林の中の遊歩道だ。途中で登山コースの看板を眺めるが、山全体が古墳を巡りながらのトレイルコースになっていた。沢伝いに登っていくと10分ほどでまた車道に出てしまう。薬師堂、大師堂参道という山道があるがそちらへは行かずに、少し車道を歩く。

石清尾山232m:イメージ3

しばらく行くと人家が見えてくるのではじめの家(左手)の石垣の手前が登山道になっている。石が多い登山道だが、手入れはされているようで歩きやすくなっている。少し急な山道を15分も登れば、最初の古墳「北大塚」に出る、市街のこんな近くに立派な石積みの古墳があるとは全く知らずその景観には驚いてしまった。こからは尾根のなだらかな道で大変気分がいい、松の雑木林の中の低笹の道をのんびりと歩く、後ろも前も鳥の声に包まれてる。さらに10分ほどで鏡塚、石船塚と古墳を経由してトレイルコースが続く、トレイルは古墳近くで2つに別れ古墳の周りを巻いている。基本的なトレイルコースは1本なので古墳を過ぎればまた同じ道に戻る。

石清尾山232m:イメージ4

大きな石船塚を越え進むと、すぐに尾根の車道に出てしまう。道路の脇にも姫塚が見えてくる。山全体が峰山公園になっているので、駐車場や、トイレまでちゃんと整備されている。車道にそってまっすぐ進むと5分ほどで猫塚の看板がある、また山道に戻ってしばし猫塚を堪能する。辺り一体の古墳群は看板こそあるものの、誰でも気軽に登ったり触ったりできる。先ほどの石船塚と猫塚からの眺めは良く、高松市外を違った雰囲気で見下ろすことができる。古墳の上で座って鳥の声を聞いていると、ふと大昔の古墳時代へと思いが移っていく。登山ではなくトレイルなのでのんびりと先人の偉大な功績を体全体で感じながら歩く。猫塚からさらに車道に出、5分ほどで三叉路があるので右ではなく真っ直ぐ車道を進む。

石清尾山232m:イメージ5

右手に峰山第3駐車場とトイレを見ながら舗装の道を10分位行くと、道の突き当たりに峰山公園が見えてくる。芝生の綺麗な公園でつつじが満開だ、アスレチックなどもあるのでのんびりと食事を取るには最適の場所だろう。そのまま真っ直ぐ公園内に入る、展望台(石清尾山頂上)という看板があるが、公園内の舗装された道なのでその看板を越え、真っ直ぐ進むと黄色い柵がある。柵から出るとすぐに右手に笹に覆われた土の小径がある、右手にすぐアスレッチクを見ながら 10分ほど歩くと目の前がぱっと開け大きな展望台に突き当たる。で、三角点は、と探すと申し訳なさそうに端っこのほうに立っているではないか、しかし「石清尾山232m」と山を示すような碑はどこにも見当たらない。なるほど、石清尾山と言う名前がメジャーにならないのは峰山という総称が有名すぎるせいもあるのだろう。

石清尾山232m:イメージ6

展望台は立派で3フロアもある。屋上からの眺めは最高という他なく、東の勝賀山から瀬戸内海を一望し女木島から他の島々もかすんで見える。西の屋島まで高松市街ほぼ200度が一気に目に飛び込んでくる。いわば高松の展望台でもある石清尾山頂上でゆっくりと景色を味わい下山の準備をする。今までの登山では登り下りが同じルートということも有り、登ってしまえば終わりだったのだが、石清尾山は初めにトレイルと記したように山1つを丸ごと味わうためのトレイルコースがつけられている。

展望台の右側の頂上から東に延びる笹の尾根道が下山ルートだ、登山道と同じように右手にまたアスレチックを眺めながらの下山となる。山道は広く1本で迷うことは無いが、5分ほど行ったところに黒い石群があるのでそこからは左に降りて真っ直ぐ進めばよい。高松の町を眺めながら20分も下れば、最初の讃岐老人ホームの脇に下りてくる。と、どう見ても老人ホームの敷地のど真ん中である。行きに見慣れた市民病院も目の前に見えるが、ここからはちょっとだけ老人ホームの中を歩かせてもらう。ホームの門を出たところで丁度、大学生のサークルの集団が「峰山、峰山」と良いながら登っている最中であった。下山を終えて晴れ晴れとした気持ちで彼らを見ていたが、彼らからしてみれば変な格好をして老人ホームから出てきた若い妙な奴に映っていたことであろう。「峰山ではなく岩清尾山だよ」とは言いにくい雰囲気だった。

-DATA-

場所:
香川県高松市西宝町
タイム:
1時50分
交通:
バス停市民病院(徒歩0分)JR栗林公園北口駅(徒歩25分)
駐車場:
登り口はなし、頂上付近は峰山第4駐車場まである
トイレ:
有り(登り口:市営墓地内、峰山第4駐車場、峰山第3駐車場、峰山公園内)
自動販売機:
石清尾八幡宮付近、尾根車道三叉路付近
公衆電話:
峰山公園に有り

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