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勝賀山364m
Apr. 6, 2000 春爛漫お花見登山決行。

高松市内から見渡せる山は峰山周辺と屋島、そして勝賀山がある。里山にして はなかなか立派な風貌の雄雄しい雰囲気を漂わせている勝賀山は364mの独立峰 で、その頂に香西氏の城跡があることで知られている。高松市内から県道33号を 南西に走り、鬼無町の佐料バス停がある十字路を山側(西側)に入っていく、道 をどんどん登っていくと、お墓、火葬場があり、少し滅入ってしまうが、気にせ ず細く急になったミカン畑の中をまっすぐに登る。急ではあるが、大きな新道に 突き当たる。まっすぐにミカン畑の細道は続き、さらに上まで車で行ける。しか し今回は天気も良いこと、さらに車が坂に負けた(クラッチ板不調)為にこの新 道沿いに車を止めて、登山を始めた。さらに上まで行っても多少の駐車スペース はあり、ミカン畑のおっちゃんも適当に停めれば良いと言っていたので、車を止 める際は付近のみかん農家の人に一声かければ間違いは無

勝賀城跡登山道という看板が、佐料付近から丁寧にあるので信じれば頂上まで 案内してくれる。付近はみかん畑一色で見晴らしも良く、道も整備されている。 みかん畑の農道が登山道であり、白いコンクリートのような道をのんびりと登っ ていく。標高が364mなので急なのぼりを想像していたが、みかん畑内はかなり歩 き心地が良い。何箇所か枝道になってはいるが、そこにも道標があり迷うことは 無いと思う。程なく、雑木林に目を向けると妙にまぶしいオレンジ色が一面に広 がっている。

近づくと、なんと何千というみかんが雑木林の林床をオレンジ色に 染めていた。もったいないのと、綺麗なのとで1つ拾い上げて食してみる。なか なか甘くておいしいので、つい登山を忘れてみかんと戯れる。生涯こんな数のみ かんを足元に見ることは無いなと思いつつも、頂上を目指す。

今回の目的は、勝賀山お花見登山という自分の中での目的がある。確かに数本 の八分咲きのサクラは目にしたが、何千個というミカンの後ではサクラ色が少し くすんで見えた。寄り道をしながら30分ほど行くと、みかん畑の真横に細い土の 登山道が現れる。今までの舗装の道と比べ見るからに急傾斜であるが、ここから が本当の山登りである。麓から見ても頂上直下(7合目辺り)までみかん畑であっ たので、もう頂上は間近であると自分を励ます。登山道は多少急ではあるが広 く、日陰の小径なのでとても歩き易い。石の少ない道であるが、大きな2mほどの 石がゴロゴロとしてくるともう頂上である。これまでの登山道が突然2又に分か れ、真ん中に意味深な松の木がある。どっちが頂上か?と思うが、もうそこは頂 上であった。山頂そのものが城郭跡になっているので、小径もそれを囲む様にあ るわけである。

頂上は城郭の跡があり、平坦でかなりの広さがある。松林になっているので見 晴らしは良いとは言えないが、開けたところもありそこからの讃岐平野の眺めは 格別である。山頂でコーヒーを飲み、岩の上から母校である高松N高を見なが ら、ハモニカで校歌を熱演する。誰も聞いていないし、自分も吹く事に必死で聞 けないから、こうしてレポートに書けば少し救われた気分になる。と、高校の横 を見ると、わが母校のK小学校が見える(校歌は忘れた)。我ながら、今日に至る までの行動範囲の狭さにア然とした。ともあれ、頂上の広い空間を一人占めする には、このお花見前後の季節は格別であるなぁ~と良い気分になって下山の途に つく。
ちなみにお花見登山とは言いながら、みかん畑周辺で咲き誇る桜を数本見た他 には以外と生えていなかった。お花見目的ならば、他の山へGo!
-DATA-
- 場所:
- 香川県高松市 タイム:登山道とりつきから50分程度
- 交通:
- JR鬼無駅-鬼無町差料バス停(徒歩15分)バス停-登山道とりつき (徒歩15分・車5分)
- 駐車場:
- 現地にて要確認
- トイレ:
- 無し
- 地形図:
- 2万5千分の一 「五色台」「白峰山」「高松北部」
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