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昇仙峡

Nov. 1, 1998 巨岩と渓谷を彩る紅葉と、美しい南アルプスの眺め

昇仙峡:イメージ1

昇仙峡は「日本観光地百選」の渓谷の部第一位に選ばれている美しい渓谷である。金峰山(きんぷさん)を源流とする荒川が造り出した渓谷で、秩父多摩国立公園の一部をなしている。不思議な形の岩が、渓流に並び、そのほとんどに名前が付けられているのが面白い。昇仙峡で代表的な風景は、高くそびえる覚円峰(がくえんぽう)で、特に紅葉との組み合わせが見事である。また、覚円峰の西側の羅漢寺山の主峰である弥三郎岳へはロープウェイにて楽にアプローチでき、昇仙峡と組み合わせても歩く距離は少なく、首都圏から家族連れでの日帰りトレッキングにお勧めできるコースである。

昇仙峡:イメージ2

今回はまずロープウェイで羅漢寺山へ登り、仙娥滝から昇仙峡の渓谷を川沿いに下っていくことにした。昇仙峡滝上バス停でバスを降り、橋を渡って川の西側を上流方向へ歩いていく。両側に土産物屋が並び、にぎやかだ。まもなく、左側に昇仙峡ロープウェイの駅が見えてくる。ロープウェイには定員があるので少々待つことになる。ここに昇仙峡の案内図があるので、もらっておくとあとで歩くときに役立つ。やっと乗り込み、5分でパノラマ台に到着である。カエデが色付いている。ロープウェイ駅の反対側に出ると、眺めがよい。あまり歩きたくない方は、ここまででも楽しめるだろう。しかし羅漢寺山頂上までは15分だし、それほど急な道ではないので、是非歩いてほしい。標高1058mの羅漢寺山頂上からは富士山、南アルプスや秩父連山が見えるらしいが、私の行ったときは、南アルプスがかすんで見えていた。ここに載せられそうな写真は撮れなかった。

昇仙峡:イメージ3

来た道を戻り、ロープウェイで降りて、土産物が軒を連ねる所を戻っていく。バス停の所を通り過ぎて、水晶やそばを売る土産物屋の間を歩いていき、土産物屋が途切れると、昇仙峡で唯一の滝、仙娥滝(せんがたき)の横に出る。落差30mの滝で豪快な滝だ。ここからが昇仙峡の美しい渓谷をすぐ横に見ながらの歩きになる。滝を過ぎてしばらく階段が続く。ここが一番急な道だ。階段が終わって、昇仙橋を渡ると、巨大な花崗岩に囲まれたトンネルの「石門」を通る。遊歩道が左へ大きくカーブすると、茶店があり、ここが覚円峰を望む場所である。高くそびえる岩が白く見え、岩にへばりつくように松が枝を延ばし、山水画のような景色だ。更に手前の木々は赤く染まり、見事な眺めだ。ここからは川の中にある奇岩と渓流、周りの紅葉や、見事な枝振りの松を眺めながらの歩きになる。”ふぐ石””松茸石”など、なるほどと思わせるネーミングの奇岩がいくつもある。遊歩道を降りていくと、バス通りとぶつかる。バス通りを少し、上流方向へ歩くと、天神森のバス停があるので、バスを待って甲府へ出よう。

昇仙峡:イメージ4

今回は昇仙峡を下りで歩くプランを紹介したが、車を駐めた場所によっては違うプランとなるだろう。昇仙峡滝上に車を駐めたときは、昇仙峡を下りで歩いて、また登ってくるか、バスで天神森から昇仙峡滝上へ戻る。と言ったことになるだろう。また片道を歩くとして、天神森から上へ歩いた方が、足慣らしにはなるし、覚円峰・仙娥滝に出会えたときの感動が大きいかもしれない。昇仙峡は渓谷美がいっそう引き立つ11月上旬から中旬の紅葉の時期が一番のお勧めとなる。紅葉の見頃は毎年の気候により左右されるので、現地に確認して出かけるのが望ましい。また紅葉以外のシーズンでは、春のツツジの頃が良いであろう。

(写真は上より覚円峰、仙娥滝、昇仙峡の奇岩、流れと黄葉、赤く染まる松)

-DATA-

場所:
山梨県甲府市
タイム:
計2時間26分
昇仙峡滝上バス停(8分)仙娥滝駅(ロープウェイ5分)パノラマ台駅(15分)羅漢寺山(15分)パノラマ台駅(ロープウェイ5分)仙娥滝駅(8分)仙娥滝(90分)天神森バス停
鉄道・バス :
中央線甲府駅よりバス昇仙峡行きにて、昇仙峡滝上下車
車:
中央自動車道甲府昭和ICから国道20号、県道経由で、グリーンラインを昇仙峡の標識に従って北上約12km、20分。
駐車場:
昇仙峡滝上バス停近くに無料市営駐車場(150台)、手前の天神森付近にも市営駐車場あり。
但し、紅葉の時期はすぐ満車となり、周辺道路は混雑する。
トイレ:
ロープウェイ乗り場、バス停、渓谷の途中に有り。
自動販売機:
ロープウェイ乗り場、バス停に有り。
公衆電話:
ロープウェイ乗り場、バス停に有り。
携帯電話:
一部を除き通話可。

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