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剣山'97 キレンゲショウマ

Aug. 2, 1997 野の花を求めて。

四国第二の高峰、西日本でも同じく石鎚山についで二番目の高さを誇る、徳島の剣山には、キレンゲショウマという希少種の花がある。開花時期は7月の下旬から8月中旬なのだが見頃となるとさらに限られてくる。ナッツのお客さんのIさんとこの花を見に行った。

剣山'97 キレンゲショウマ:イメージ1

剣山には車でアプローチ。貞光経由の県道がこの2、3日の大雨で通行止めになっていたので穴吹川を登るルートで木屋平村経由で見ノ越へ。今回は小学生のKちゃんが参加していたので、登りはリフトを利用することにした。リフトを使わなければ西島まで約1時間の距離なので40~50分の短縮となる。この日の天候は太平洋高気圧に覆われて夏型の晴天であったが、中腹の西島に着くと、ガスが出ていて雨が降りそうな風が吹いている。Iさんは若い頃三嶺から剣山まで何度か縦走しているベテランだ。当時はマイカーが奥まで入れなかったので、アプローチが長い徒歩となり大変だったとの話を聞く。リフトを降りた所に剣山で見られる主だった高山植物を植えているので見ておくとよい。ただ、目的のキレンゲショウマは無い。(実はリフトに乗っている途中の13番柱の下り側に一株ある。リフト関係の人が植えたもよう)

今回は刃掛の松から行場、一の森を経て山頂に向かう。えっ?どこかで見たルートですって?そうです、「山と渓谷6月号」のルートです。先達はあらまほしきかな、というやつ。まずは行場へ向かう。途中、紫のクガイソウや、ツルギハナウドが賑やかに咲いている。黄色いのはメタカラコウだ。雌宝香と書く。根っこのそばが芳香剤のような香りらしい。刀掛の松を過ぎた辺りからシコクフウロのピンク色が群生しはじめる。剣山独特のアザミ、トゲアザミも点々と目に付く。ルートは徐々に標高を下げていき、やがて行場へ。一の森へ下りはじめた所から目的のキレンゲショウマが現われる。背丈は1mぐらいだろうか。黄色い蕾が三個単位ぐらいでついていて、大きな野草であるのに可憐な感じがする。咲いているのもある。ラッパのような薄黄色、クリーム色の美しい花だ。近づいて写真を撮りたいが、貴重な群落。トレイルをはずれてはいけない。だが、ベストショット狙いなら、行場の鎖場の脇がいいだろう。かなり間近で観察できる。

剣山'97 キレンゲショウマ:イメージ2 剣山'97 キレンゲショウマ:イメージ3 剣山'97 キレンゲショウマ:イメージ4 剣山'97 キレンゲショウマ:イメージ5

キレンゲショウマを堪能して、滝を見ながら一の森へ。一の森ヒュッテで休憩する。多少雨が落ちてきたが雨具を出すほどではない。一の森の山頂へ向かう。ここから剣山山頂までは快適な縦走ルートだ。笹原の中を気分よく歩く。ガスが出て眺めが今一つなのは残念だが吹く風は心地よい。3つ丘を越え、目の前に木道が見えてきた。山頂広場だ。付近を見ると、タカネオトギリ、コモノギク、ヒメフウロ、シコクフウロのお花畑だ。写真を撮って山頂へ。団体さんも多い。ガスが取れてきた。晴れ間ものぞくようになった。一行は昼食に。Iさんが自宅でとれたキュウリの即席漬けをごちそうしてくれる。ビニール袋に塩とキュウリを入れただけだが、疲れた体には無茶苦茶おいしい。今日はビールは我慢することにした。少し昼寝をして、温泉目指して山を下ることにした。途中、山頂直下の御神水を汲む。Kちゃんはお父さんの水割り用にお土産にするとのこと。

-DATA-

場所:
徳島県東祖谷山村、一宇村、木屋平村
食事:
頂上でもそんなに高くない。定食系がお薦め。
ビール:
見ノ越、頂上ヒュッテにあるがそれなりの値段
温泉:
一宇村の村営岩戸荘がベスト。貞光方面。0883-67-2826
地形図:
2万5千分の1「剣山」

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