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大滝山946m

Apr. 8, 1997 道中で出会った彼はとてもいいやつだった。

桜のシーズンが、雨の中終わったような感じです。長い長い菜種梅雨が一息ついたようなので、久しぶりに山に出かけることにしました。息吹きはじめた新緑を求めて、森が豊かな大滝山に行くことにしました。

大滝山にはお馴染みの193号から内場ダム方面に向かい、東山温泉の所で左に道を取ります。しばらく進んで道の右側が渓谷になってくれば、東山のキャンプ場もすぐです。別ページで「大滝山自然公園キャンプ場」として紹介しているので読んでみてください。キャンプ場を過ぎて橋を一つ渡ります。長雨のせいで道は所々崩れていて落石注意です。川の反対岸に休憩所が見えてきたら、実質の登山口の「大生口」です。少し行ったところのヘアピンカーブの内側に駐車スペースがあるので利用します。

大滝山946m:イメージ1

道を戻って登山開始です。川を岩でつくった堰の橋で徒渉します。休憩所に手頃な杖になりそうな木が転がっていたので拝借しました。植生や動物のことに関しての説明文があるので参考にするとよいでしょう。しかし、登りはじめからけっこう急登です。最初はスギの林間を登りますが、所々にツツジと思われるピンクの花がアクセントになっています。えっちらおっちらで、中腹の遊歩道と合流します。ここにある看板が分かり難いので一瞬悩みましたが、左へ数歩進めば登りが引き続き続いているのがわかります。ここからかなり急な七曲がり坂です。尾根に対して直角に攻めているので、こんなものでしょうか。苦しい所で「大生(おおばえ)」に着きます。道標は倒れていました。

大滝山946m:イメージ2

大生からは快適な阿讃山脈の縦走です。右、左の樹間の景色を楽しみながら山頂を目指します。木々を注意深く見てみるとどれも斜めに生えています。これは冬場の雪のせい?それとも日光の関係でしょうか?いずれにしても見事なブナ林です。地面をよく見るとブナの特徴的な三角錐のどんぐりがいっぱい落ちています。そうこうしているうちに、山頂とされている三角点のある「城ガ丸」に着きます。ここ自体はどうってことないのですが、ここからブナ峠へと続く尾根は一段とブナの原生林が見事です。また、左右に崖のような所を歩いていくのも、縦走気分を盛り上げてくれます。

大滝山946m:イメージ3

ブナ峠まできたので、右に下って大滝寺に寄っていくことにしました。お堂の近くにイヌが一匹寝ています。近寄ると尾を振って愛敬を振りまくので、首の下や腹をさすってやると喜んで腹を見せる「服従姿勢」を取ります。かわいいので気にはなったんですが、「ついてくるなよ」と一言残し、お堂に向かいました。なんと言葉を理解したのか、不動の姿勢でお座りしています。感心して、同時に安心して今度は、西照神社へ向かいます。ここは僕が数年来、初詣に来ている所ですが、歩いてきたのは初めてです。今年はいいおみくじが出なかったので、万感を込めて引き直しをしました。するとなんと、正月と同じ番号の札が出てきました。書いていることももちろん同じ。むむむ、大滝山西照神社おそるべし。

大滝山946m:イメージ4

ブナ峠まで戻り、カロリーメイトなど移動食で簡単な昼食にします。ビールだけは忘れず持ってきました。いい気持ちになってきたのでしばらく昼寝です。・・・・・うとうとしたかなと思ったころ、背後で足音が。いかん、恥ずかしいが、と起き上がってみると、さっきの大滝寺のイヌではないですか。けっこう距離があるのにさすがにイヌはすごい嗅覚やなーとあらためて感心。クラッカーを一枚プレゼントします。すると、この彼、食べずに道端の草むらの中に隠しはじめました。さらに感心して撫でていると、なかなか利口そうにつかずはなれずの距離を取ります。旅の相棒にはもってこいの風格です。名残惜しいのですが飼い犬なので別れを告げます。ところが僕が帰る方向に駆け出していくではありませんか。その後も適度な距離を持って、結局「大生」まで来てしまいました。

大滝山946m:イメージ5 大滝山946m:イメージ6

これは、まずい。イヌの帰巣本能は半端じゃないとは分かっていても心配になります。僕はここで巻くことにして、イヌが真っ直ぐ行ったのを確かめて、下りの右側ルートを走り下りました。それにしても完成度の高いイヌでした。しばらくして、ベテランクライマーのご夫婦に出会い、この話をしましたら、「ああー、あの人懐っこいイヌなぁ。いつもついてくるんじゃ。けどちゃんと帰るよ。大生ぐらいで。」僕は巻いたつもりでしたが、彼のいつもの散歩だったわけですね。

-DATA-

場所:
香川県香川郡塩江町
タイム:
大生口 -(45分)- 大生 -(15分)- 城ガ丸-(15分)- ブナ峠
周辺:
大滝山キャンプ場、スパリゾート塩江
ビール:
大滝山キャンプ場に酒屋さんあり。自販機はジュースのみ。
温泉:
東山温泉
地形図:
2万5千分の1「讃岐塩江」

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