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ランプロファイアー岩脈

Feb.20, 1997 ランプロファイアー!?

みなさん。ランプロファイアーとは何かご存じですか?ランプロファイアー岩脈などといわれるので、地学の用語であることは想像がつくのですが言葉が怪しいだけに謎を呼びます。場所は大川郡の白鳥町の海岸にあるそうです。ファイアー?炎?僕は何度もこの辺りを通ってるんですが行ってみたことは無かったんです。それで、平日の午後なんですが急遽行ってみることにしました。

国道11号線をまずは走ります。高松方面からですと、途中でモスバーガー三本松店にでも立ち寄って、テイクアウトしていきましょう。白鳥町もそろそろ終わりかな?というところで、「白鳥どうぶつ園」の看板が出ています。そこを左に入ります。いや、正直に言いますと、「ホテルはくちょう」の看板を目印にした方がいいです。なんといってもランプロファイアーは「ホテルはくちょう」の隣なんですから。というわけで、以降、「ホテルはくちょう」の非常に細かい、丁寧な誘導看板に従い、海に向かいます。で、いよいよ海!というところにホテルがあります。昼間に来ると誤解を受けそうです。夜こそですが。(彼女彼氏に誤解されぬよう。)駐車場が奥に3台分ぐらいありますので、そこに止めて出発しましょう。レンタルのニッケンですが公衆トイレもあります。

ランプロファイアー岩脈:イメージ1

遊歩道が整備されています。まずは、ドーンと階段があります。これが金を相当かけている遊歩道で、階段が丸太でできてるんですが、その丸太にすべり止めのラバーまで貼っています。すごい。ふーふー登ると道は二手に分かれていて、左側の下る道を行くとランプロファイアー岩脈、右に行くと展望台です。気になっているランプロファイアーに先に行くことにします。階段を下ると海岸沿いのきれいなコースで、山側にはツバキやウバメガシが植えられていて、整然としています。少し行くと休憩所があり、海を見ながらお弁当など最高でしょう。但し、本日は強風波浪注意報発令中で厳しい環境です。

ランプロファイアー岩脈:イメージ2

さて、いよいよ問題のランプロファイアー岩脈です。あまり期待しすぎるのもなんだな、という気分で落ち着いて臨みました。案内板に解説文がありましたので要約させていただきます。「黒と白のストライプ模様の岩脈のうち、白色が黒雲母花崗岩で黒色がランプロファイアー。煌斑岩と訳し、Lamprophyre と書きます。花崗岩の隙間にこのランプロファイアーが入り込んでこのシマシマ模様ができた。」とのことです。しかし、どうやって入り込んだかまでは書かれてません。取りあえず実物を見てみます。海の端の岩場というか磯というかをしばらく進むと、ありました。おおーっ、見事なストライプ。ふむふむ、この真っ黒いのがランプロファイアーなんだな。これは世界的にもとてもめずらしいものだそうで、国の天然記念物に指定されています。この縞模様が全体で20ぐらいあり、沖の一子島、双子島にもあるそうです。まぁ、とにかくめずらしい黒い岩なのでした。一見の価値ありますよ。

ランプロファイアー岩脈:イメージ3

トレッキングコースはまだ続きます。途中の分かれ道まで戻って、展望台へのコースを取ります。ウバメガシの林間コースで、クスノキなんかもあります。高いところをトンビが飛んでいます。道はなだらかに登っていて、階段の所をえいと登ると三角点のある見晴らしの良いところに出ます。そこから展望台まではわずかです。もうひとふんばりして展望台までくると最高の景色です。御影石の方位版があり、小豆島などがよく分かります。そこにも休憩所がありお弁当によいでしょう。

-DATA-

場所:
香川県大川郡白鳥町

前山643m

Feb. 15, 1997 阿讃山脈の前衛に登る。

前山643m:イメージ1

柏原渓谷は最近、ログペンションのマウンテンドームで有名である。高松からもわりと近く、手軽に渓谷美が楽しめて自然も残っており素晴らしい。それでも最近は的外れな開発が出てきている。残念なことです。さて、今回はその柏原渓谷の手前に、まさに阿讃山脈の前衛として「でん」と構える前山に登る。午後から雨模様のため、午前中で下りてくる予定だ。

車で塩江街道に出て、鮎滝を過ぎて西谷口に至る。ここのバス停がマイカーでない場合の出発点となる。車は進んで柏原渓谷方面へ。細い林道の別れが来るが無視して「マウンテンドーム」の矢印の方へ。もうしばらく行くと今度は右手に二車線の分かれ道がくる。ここを右折。道は巻くように登っていくがやがて小さい峠を越える。もうしばらく行くと右への林道の別れがくるがこれは無視。そのうちに相津の集落に出る。車はこのあたりで道脇の広い場所に停める。道の右側に祠があるところが登山口だ。この辺り、水路工事中でわかりにくい。登山口には木の道標があるが、工事に巻き込まれ無残にも破壊されていた。登り口は車も入れるぐらいの幅がある。

前山643m:イメージ2

登りはじめはコンクリートの舗装路だ。自然公園の中を歩いているような感覚である。周りは栗の林で路面にイガがたくさん落ちている。クヌギなども見られる。しばらく登ると龍神社の小さい木の鳥居がある。その下のほうに滝が見えている。行ってみるとこれがけっこう立派。二段ぐらいでかなり落差がある。上方には龍神社らしい社が見えているので、道に戻って登って見に行く。おっ、ここにも滝がある。滝は三段であった。トータルで10メートルぐらいだろうか。冬で水量は少ないがそれでも水が澄んでいて気持ちいい。

コンクリートの登山道はここまでで、道の左の斜面を登っていくこととなる。本来は他に道があるようなのだが、滝に来た場合はこのトラバースルートが近い。一踏ん張りで登山道らしき道に出る。そこからちょっと下りぎみに進むと岩の砂防ダムに出る。ここで沢の反対側に登山道は移る。赤テープを目印にしよう。しばらくは沢の右側のスギの林間の踏み跡登山道をいく。100mほどで道はまた沢の方に向かうが、この辺りは倒木があり道が分かりにくくなっている。ここも赤テープ、赤布を頼りに先へ進もう。再び沢を渡り沢の左側に出る。ここから尾根に向かって急登が始まる。この付近も倒木が多いので気を付けたい。石積みもある立派な登山道だったようだが少々荒れている。この急登を登り切ると尾根に出る。

前山643m:イメージ3

尾根を北側、左手に行くと松の美しいピークに出る。まるで盆栽屋かと思うような立派な松が多い。岩のてっぺんに登ってみると雄大な山間の景色が望める。景色をたっぷり楽しんで元の尾根道に戻る。ずんずん進むと・・・・これがけっこうきつい。ほんまきつい。なにがきついて、これはきつい。ほとんど絶望的な急登が展望が悪いまま延々と続く。20分も歩いた頃、ようやく峠の鞍部に到着。ここからは右に行くと西峰に出れるが、時間がないので左に行って山頂を目指す。ちなみにまっすぐ南へ進路を取ると柏原渓谷に出る。頂上へは樹間の展望のきかない道を10分ほど登る。ようやく頂上へ到着。椅子にするのに絶好の岩があったので腰掛けてビールを空ける。いつになく旨い。頂上は展望悪く、昼食を取るなら途中の松のピークか、龍神社の滝壷前辺りがよいだろう。

-DATA-

場所:
香川県綾歌郡綾歌町
タイム:
相津登山口 -(10分)- 龍神社 -(20分)- 松のピーク -(20分)- 峠 -(10分)- 頂上
周辺:
柏原渓谷、マウンテンドーム、柏原渓谷キャンプ村
地形図:
2万5千分の1「川東」「讃岐塩江」

壇特山631m

Feb.9, 1997 おくゆかしき壇特山

壇特山。なんと特異な響きの山だろう。「だんとくさん」と読むのだが、大和言葉が感じられないのがまた新鮮で良い。この山は大川郡大川町の南部にある山で、阿讃山脈の前衛として603mながらもファミリーから経験者まで気軽に山歩きが楽しめる山だ。今日はなんといっても天気がいい。体力増進のためにもはりきって登るとしよう。

壇特山631m:イメージ1

高松からだと県道10号の長尾バイパスを大川町を目指す。みろく公園が目印だ。そこから南に入ると、別のページで紹介している「南川自然の家」に着く。さらにそこを奥に進む。「大クス」というのを目印にするとよい。というのも、この壇特山の麓には県の天然記念物指定の木が2本もある。その一つが「大クス」で分かれる道の中央に大きい看板があり、迷わず寄り道ができる。もう一つが「大桑」で、これは目指す登山口の途中にその大きな枝を張っているのが見物できる。どちらも私有の木であるから見物の際はマナーには気をつけたい。舗装したての林道をさらに進むと真新しい「壇特山登山口」の木の札が立っている。さて、適当なところに車を停めて(まいど)、里山歩きを楽しもう。

壇特山631m:イメージ2

登りはじめてすぐは、擬木を利用した階段があるがすぐに竹林の中の小道になる。幅30cmぐらいの細い箇所もある道だ。竹林はご多分宜しく荒れているが、スズメの声が心地よい。道はしだいに尾根に登る急登になる。最近夕方ジョギングを開始したため、足が張っていていつもよりきつい。ここは一人なのだからマイペースで行こう。ということで早くも小休憩。ファミリーでも大丈夫だが竹の切り口が道にもあるので、足元には気をつけたい。さて休憩終了。そのうちまわりは竹林から、クヌギとマツ、スギの混合林になる。バタバタッという音に空を見上げると、黒と白の縞縞の小鳥が小枝をドラミングしている。コゲラだ。一番小さいキツツキの仲間だ。あっちこっちにいる。せわしなく枝を飛び回り木を突ついているのがかわいい。

壇特山631m:イメージ3

いくつか尾根にあがっては平らな道を歩き、急登を登っては尾根に出てを繰り返すと、一段ときつい上り坂になる。んー、これは頂上への上り坂であってくれー、と思いながら歩みを進める。期待どおり開けていて平らな頂上が現れた。雷に打たれたような大木の折れたのがある。まずは祠にお参り。お賽銭をとポケットに手を入れると・・・穴の空いた物しか手に触れない。しまった50円しかないがー。まぁここはもったいないとかは考えず気持ちよく賽銭箱に投げ入れる。山頂からの眺めは晴れてはいるものの薄い雲のためガスがかかっているようで今一つ。それでも三本松方面の青い海が見えている。阿讃山脈の眺めはもちろんすばらしい。大川中学校のみんなが立てた記念の札がある。ここは三等三角点のある、そして東讃屈指の展望を持った山である。

-DATA-

場所:
香川県大川郡大川町
タイム:
登山口 -(45分)- 頂上 -(30分)- 登山口
周辺:
南川自然の家、大クス、大クワ
ビール:
さぬき新道までない。南川自然の家の前のタバコ屋らしき建物に自動販売機があり、ジュースの自動販売機なのに黒ラベルが混じっているではないか。いざ!と買おうとしたら100円玉はそのまま落ちてきた。やってないのね。夏は買えるかもしれん。
温泉:
寒川町のカメリア温泉か、みろく公園内のゆーとぴあみろく。

雨滝山253m

Feb.9, 1997 昼寝とビールは雨滝山

雨滝山253m:イメージ0

天気がいい。こんな日はビールを飲んで昼寝に限る。ビール、ビールと冷蔵庫へ。あっ、ないやん。しもた話や。しゃーないんで買いに行くことにする。しかしまぁ、外に出るなら飲むのも昼寝もお日さんの下でと思いはじめる。今日の予想最高気温は13度。2月としては気持ち悪いぐらいの温かさだ。よっしゃ、手身近なところで雨滝山や。ということで、津田、大川、寒川の三町にまたがる独立峰、雨滝山に出向くことにした。

雨滝山の登山口は各町から1ルートづつ、計3ルートあるが、今回はもっとも登山道らしいとされる津田町からのルートを取ることにした。寒川町から津田川沿いに北に向かい、津田町に入ってしばらく行くと城北橋が見えてくる。そこで酒屋さん発見!1本でいいので自動販売機で買う。目に止まったのが「ファーストレディー」。CMに出ている女の人が最近気になっていたので、関係はないけどこれにする。プリティーウーマンの曲のあれですよ。ビールも調達できたのでいよいよ登ることとして、車を橋を渡って右に行ったところの道の脇に停車する。いや、駐車する。

雨滝山253m:イメージ1

最初登り口がわからなかったが、「雨滝石鎚参拝案内」のしろい案内板があるので助かった。民家の中の車道をいくと、「雨滝山登山口」の案内がある。さて登りだ。しかし、コンクリート舗装路を登って驚いた。雨滝山のふもとは、高松東道路かなんかのルートになっていてすさまじい工事中だ。山谷の肌が剥ぎ取られて、赤土を見せている。幸い、日曜日の今日は工事をしていないので静かだが、平日は通れないかもしれない。どうしても必要な道路なのかなーと工事現場を横切る。登山道は工事の都合で作った「安全道路」になる。傾斜のきついコンクリートの道で歩きづらい。それをこえるとやっと登山道らしい道に出る。

雨滝山253m:イメージ2

しばらく登るとベンチがひとつ。休憩をする。お腹があんまり減ったので、オールレーズンを3枚食べる。おいしいですよね、これ。ファンが多いのもうなずける満足感だ。続いて登るとぐねぐねとした登りが続く。飽きたころに金毘羅大権現に到着。その横をパスしてひたすら登る。登山口から20分ぐらいだろうか、周りがうっそうとしてくる。アラカシかなにかの樹林帯だ。ウバメガシ、いわゆるバベも目立つ。道のわきの林には岩がいくつか目に付く。昔、城跡だったとかでそのなごりだろうか。それにしてもカラスが多い。グギャーグアーという汚い声なのでハシボソガラスだろうか。30羽ぐらいいる。その横を「うっとしいのー」といった感じでトンビがくるりと飛んでいるのが印象的だ。

雨滝山253m:イメージ3

しばらく急坂を歩く。やがてお堂が見えてくる。おっ、これが頂上か?と見るとまだ奥に道がある。ここは信者の方が護摩だきをする神聖な場所だ。奥に進むと、怪しいものを発見。レールがある。ふもとから伸びてきているらしい。みかん畑にあるあれだ。お猿の電車みたいなのが走るのだろう。モノレールですな。しかし、これはなんのために・・・護摩をたくときの修験者の人がどっかと座ってやってくるのだろうか?いかん。神聖な場所なのだここは。けど、「はんにゃはら・・」と言いながらこのモノレールで登ってくるのなら僕は絶対見に来るぞ。

雨滝山253m:イメージ4

山頂まではもうすぐだ。おじぞうさんのお堂があり、その横に白い椿が咲いている。山頂はけっこうゆったりとしている。看板が立っていてよく読むとここは、雨滝城跡でその昔、安富氏が支配していた山城らしい。津田湾を一望できる、天然の要害だったようだ。看板を眺めていると、寒川町側から登ってこられたご夫婦が登場。話を聞くとそのルートは途中まで車が入れるため10分ぐらいしか登らないとのこと。それにしてもお二人で楽しそうだ。里山ハイクはこうありたい。というわけで写真を撮らせていただく。

雨滝山253m:イメージ5

さて、いよいよビールを飲もう。あっ、予想以上の暑さにビールが温かい!あちゃー。残念であるがファーストレディーを飲む。うん。それなりに旨いぞ。つまみは、「カライーカ」と津田湾の眺めだ。こうしてみると津田の松原も、そう広くないことが分かる。かつては遠海漁業で栄えた津田港もなんかひっそりしている。酔いがまわってきて昼寝をすることにした。芝生が生えているので地べたにごろり。んー、日差しが暖かいよ。気持ちいい・・・気が付いたのは1時間後、ふたりっこに出てくるような小学生の姉妹の「人がねてるよー、おかあーさーん!」の声であった。

-DATA-

場所:
香川県さぬき市津田町・寒川町・大川町
タイム:
登山口 -(15分)- 金比羅 -(20分)- 頂上
周辺:
津田の松原
ビール:
城北橋の近く酒屋あり
温泉:
津田の松原に温泉あり。タラソテラピーもできるぞ。

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