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冬の高尾山・初詣観光記

Jan. 19, 1997 人間万事塞翁が馬、おみくじは運任せ。

1月19日、さすがに正月気分は抜けてます。讃岐で初詣を済ませているので今更都内でもう一回というのもなんですが新春山歩き第一弾、高尾山をお届け致します。前回(筑波山)共々何か楽勝なとこばっかり行っとるようですが冬は無理しないのが鉄則です。それが証拠に所持品は財布、日本経済新聞、プチゼリー、バナナ、筆記用具、ビニール袋とカメラです。それって無理じゃなくて無謀じゃないかと言われそうですが2度目の高尾山、ナメ切ってます(苦笑)。

その日は11時に京王線に乗車しました。めちゃくちゃ遅いですが原因は寝坊です。でも、行ったことあるけん大丈夫。ちなみに新宿から高尾山口駅までは430円、急行に乗れば一時間程で着くでしょう。電車で座るとすぐ睡眠開始(習慣なもので... )。ふと気が付くと窓の外には残雪が見えました。もしや山頂は・・・と思えども多分大丈夫。ハーフコートでしっかり暖は取ってますし靴も普通のハイカットシューズです。それって普通の格好ではないのか!?そんな思いは高尾山口駅の一つ手前の高尾駅で乗ってきた大量の団体客の群れで杞憂と化します。もおええでしょ?ここは観光地なんです。ハイ。

高尾山口駅についたらお腹が空きました。山頂でも食堂はありますが値が張るはずなので一寸ばかし寄り道して駅の近所のボロい食堂に入りました。山菜そばを注文します。一杯700円(た、高い!マクドのハンバーガなら5個買えるぞ)。山口駅から歩いて10分足らずでリフト・ケーブルカーの駅に到着します。ここから徒歩でも山頂に行けますがここでは当然のように往復切符を買います。徒歩以外ではリフトとケーブルカーがあります。寒いのでケーブルカーにしたいのですがさっきの団体客が大量に並んでいるので仕方なくリフトを使いました。どちらを使っても往復800円です。で、リフトに乗るわけですが乗車方法が変わっています。スキーゲレンデにあるような「ごく普通の」リフトは自分が着座位置まで移動しますが高尾山のリフトには着座位置までベルトコンベアが運んでくれます。係員の指示に従ってベルコンに乗ると後ろから座るべきリフトがやって来るわけです。ベルコンの上で歩くと乗るタイミングを逸します。案の定、ベルコンの上でコケてしまって係員に冷や汗をかかせた爺さんがいました。

冬の高尾山・初詣観光記:イメージ1

山頂駅までは結構長い間リフトに乗せられます。山頂駅について暫く歩くとうぅむ・・・やはり下界です。さしずめドライブウェイのない屋島山頂の様相です。本日は冬にしては結構暖かいようでして、参拝者やハイカーがたくさんいました。筑波山で見られたような「ヤマヤ」姿の人はさすがにいませんでした。やっぱり。リフト山上駅から山頂に向かって5分程歩くと展望台に着きます。展望台からは東京多摩地区が一望できますがまだ山頂ではないので早々歩を進めます。

ここで、高尾山周辺の山道について説明します。高尾山の周辺には自然研究路と称した山道が幾つかあります。リフト・ケーブルカーに乗って薬王院(最初は神社かと思ってましたが後で地図を見るとそこには「卍」印があったので寺院のようです)を経由して山頂にいたるルートが「1号路」です。これが東海自然歩道の東の終点にあたります。ちなみに西の終点は大阪箕面です。高尾山周辺の研究路は「1号路」から「6号路」まであります.京王高尾山口駅から高尾山頂までには「稲荷山コース」なるルートもあります。要するに「ようけある」のです。

冬の高尾山・初詣観光記:イメージ2

1号路は参詣ルートですから人通りはかなりあります。山歩きらしい道のりはないのかな・・・と思っていたら4号路との分岐がありました。人影はまばらになりますが山の影になるところは雪が融けずに残っています。薬王院には帰りに寄ることにしてここは4号路に入ることにしました。4号路は行き交う人も少なく案外静かです。やはり山歩きはこうでなくてはいけまへん。途中「みやま橋」なる吊り橋もあります。なかなかいい風情です。分岐から40分ほどで山頂に着きました。

山頂はのっぺりとして結構広く、レジャーシートを広げて食事している人がたくさんいました。売店も幾つかあるので腹が減っても金さえあれば大丈夫です。私は下でソバを食べているのでここでは持ってきたバナナを食しました。日光も風も穏やかでなかなかいい気分です。ビールでも買って飲もうかなと思いましたが冷えそうなので止めました。ここからでも都内が一望できます。こうしてみると都会の密集度は相当なものだと痛感してしまいます。山頂には売店のほかにも公営のビジターセンタ(入場無料)があります。

冬の高尾山・初詣観光記:イメージ3

下山は1号路を使います。薬王院には20分ほどで着きました。そこで引いたおみくじが「64番凶:待人来ず、病直らず、失物出ず、争い事負ける... 」と最悪の極み。今年の私を暗示するかのようです。お~こわ。

そんなこんなで下山した次の日、勤務先の人も高尾山に行ってきたとの話を聞きました。当人の自宅に「厄年なので高尾山に参詣に来なさい」なる意の通知が届いたそうです。厄除けは別にどうでもいいのだけど子供が喜ぶだろうから連れて行ったとの事。以前に高尾山で記帳したらしく住所氏名生年月日を控えられていた様です。いく行かないはいいとして酷くあこぎな話です。比叡山焼き討ちを画策した織田信長の気持ちも判ります。

「地獄というのは人の作った絵空事じゃ!」と言ってやりたいです。(当然渡信長風で)

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