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吉尾山・里山歩き

Autumn 1996 里山の遊歩道を木々に目を向けつつ。

吉尾山・里山歩き:イメージ1

高松市の南東、前田地区の三木町との境に「吉尾山」と言う名の小さな山がある。僕は小学校のはじめての遠足でも登ってたので名前は知っていたが、漢字で意識したのははじめてだ。「前田地域おこし事業推進委員会」の方々の看板には「吉尾山」となっている。僕は心のどこかで「芳雄山」と思っていて、いつもこの山を見る度に友達の「芳雄くん」がだぶっていた。地形図には「芳尾山」となっている。まあいい。標高は102.7m。今回は、小運動と思っていったのだが、案外整備されていて、かつ里山の雰囲気も残しているので、讃岐の里山歩き入門編として歩いて、目に入る樹のことなど中心にレポートする。行ったのが夕方のため写真が暗いのが残念。

吉尾山・里山歩き:イメージ2

位置的には香川医大とコトデン長尾線の高田駅の中間だ。高田駅からは歩いて5分。目の前だ。車は新川の高田の橋の北側の土手をふもとまで近づくと5台ぐらいの駐車スペースがある。登り口には先ほどの看板が立っているので迷わない。持参物は「缶コーヒー・チョコレート・地形図・コンパス・デジタルカメラ」のみ。本当は暖かい季節にお弁当持参できたい。子供でも手軽に短時間で飽きずに登れる低山なのだ。登り口からはお墓が見えている。途中までは墓地の中のまっすぐな道。コンクリートで舗装されているが、雨の日の後などはうっかり滑らないように気を付けて。お墓を抜けると里山歩きの始まりです。

吉尾山・里山歩き:イメージ3

お墓の上からすぐ森の中の登山道(遊歩道)になる。この辺りはクロガネモチやナナメノキなどのモチノキ科の樹が多い。また、クスノキ、ヤブニッケなどのクスノキ科の樹、イボタノキ、ネズミモチなどのモクセイ科の樹も混在している。低い樹ではシャシャンボ、ネジキなどのツツジの仲間や、アカメガシワ、スイカズラの仲間のガマスミ、クワの仲間のイヌビワなどがある。もう少し登ると四国電力の鉄塔に出て開ける。この辺りはアベマキ、アラカシなどのブナ科、センダン、ネズミサシ、エノキなど。頂上が近づくと、人の手が入って間もないのか、クロマツ、ソメイヨシノ、ヤマザクラが多い。頂上までふもとからゆっくりで 20分だ。普段ゆっくり見ない樹にも目が止まる。豊富な種類のゆえだろうか。

吉尾山・里山歩き:イメージ4

頂上は平成6年にかなり整備された。この辺りのお椀山の例に違わず、端竿がある。祝日には日の丸が揚がるのだろうか。休憩所もあるがちょっと意外だ。眺めはすこぶる快適。僕も冷えてしまった缶コーヒーを飲みながら四方を眺める。南に目をやると嶽山、公渕の二子山、背後に讃岐山脈がどっしりとしている。東はため池を配して三木の白山が美しい。西は讃岐富士にも似た山々が島のように田園に浮かんでいる。北はなんと言っても屋島。屋島はあまり近づくとゴツゴツとして屋根のようでなくなることを考えると、吉尾山から瀬戸内海、小豆島をバックに眺めるのがベストかもしれない。

吉尾山・里山歩き:イメージ5

頂上には休憩所の他にこじんまりとした祠がある。そこに、象徴的に、アベマキとクスノキがこの山でも大きいのが並んでいる。杉山にはない、里山の良さを残した頂上だ。

吉尾山・里山歩き:イメージ6

下りは、鉄塔まで同じコースを取る。頂上からは、香川医大に抜ける道も付いている。さて、鉄塔から右にコースを取ると果樹園に出る。柿とみかん。柿は1個だけ残してきれいに収穫済だがみかんは熟れ頃。けど、決して立ち入ってはいけない。果樹園沿いの道を下っていくと、お墓の方面へまいている道が見える。車のほうへ戻るため今回はそっちのコースへ。この辺りはトベラ、カキ、アケビ、ハゼノキ(かぶれに注意)、クチナシ、そしてお墓までくると登ったときの道との合流地点にクリ(ブナ科)の大きい樹がある。今回は駆け足だったがぜひゆっくりと里山の風情を楽しみたい。懐かしさの中で不思議と落ち着くハイキングになる。

-DATA-

場所:
香川県高松市前田東町
交通:
琴電長尾線高田駅下車5分(北西方向に見えてる)

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