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暮坂峠マウンテンバイク

Sep.16, 2001 牧水ゆかりの道

暮坂峠マウンテンバイク:イメージ1

前日の芳ヶ平お手軽マウンテンバイクに続いて今日も車を有効に使って楽チンコースを行くことにした。コースは前から目を付けていた暮坂峠である。ある大雪の翌日に峠の下の畑で弁当を食べていた。近所の家の人と話すと、この畑の道は暮坂峠まで続いているということが分かった。それならばいつか来てみようと思っていたが、どう考えても半日コースである。それだけのためにわざわざやって来るほどではない。そんな訳で延び延びになっていたが今回はそのちょうど良い機会であった。

暮坂峠マウンテンバイク:イメージ2

暮坂峠は詩人、若山牧水の通った道で、また古くから草津温泉と沢渡温泉を結ぶ街道でもあった。沢渡温泉は草津の湯治客が強い酸で疲れた肌を休める「草津の上がり湯」とも呼ばれている。ここまでは公共の交通機関はなく、アプローチはマイカーが便利である。ルートは関越道を渋川伊香保温泉で降りR145を西走し、中之条でR353を四万温泉方面に向かう。さらにトンネルを抜けるとすぐ現れる沢渡温泉の標識に従って左折し、赤い橋を渡る。後は県道55号線を道なりに30分ほどで東屋とお土産屋のある峠に着く。若山牧水の歌碑や銅像も立ち、一休みする観光客達で賑わっている。

暮坂峠マウンテンバイク:イメージ3

峠に「旧牧水道」の標識があった。これに従って谷に沿って下り出す。ほとんど歩く人がいないのだろう、クマザサが茂り倒木もそこ此処にある。張り巡らされたクモの巣もうっとうしい。細い尾根状になりここでルートが二つに分かれていた。直進するリッジコースを偵察に行くが、さらに急下降して谷に吸い込まれていた。もう一つは大きく右にカーブして谷の側面を舐めるように続いていた。これはどちらのコースもおかしい。どう考えても沢渡まで続くルートと思えない。しかし比較的幅広の後者を選んで進んだ。すぐに道は沢の中に消えていた。雨で崩壊しているらしい。それも最近のことではない。崩れた上にたくさんの落ち葉が堆積していた。辺りをよく見ると沢筋に標識が立っていた。ルートはその沢に沿って下降するようだ。滑りやすい片斜面で乗車するすることもままならず、押したり担いだりして降りていくと車の行き交う舗装道に出た。そこにあった標識を確認するとこの「旧牧水道」は目指すルートとは全く別のものと分かった。

暮坂峠マウンテンバイク:イメージ4

車道を30分ほど登り返して再び峠に立った。東屋の脇に別の標識を見つけた。今度は間違いない。目の前の小山に自転車を担ぎ上げた。ルートは左の小山延びて、その後右に曲がって正面に見えるササ山から尾根伝いに下降するようだ。しばらく行くとルートを塞ぐようにイバラが茂っていた。自転車を盾がわりに少しずつ進むがいくつかが刺さって泣きたいほど痛い。わずか20mほどだが、通過に時間を要した。やはりこのルートもめったに歩く人がいないようだ。タラの木も好き勝手に延びていた。クマザサの壁を通り最後のピークに立つと視界が開けた。お椀を伏せたようなこのピークはなかなか気持ちの良い場所だ。ゆっくりしたいがもう午後3時を過ぎている。実は今日は野反湖からの根広尾根の予定だったのだ。台風の影響で道路は通行止め、しかし自転車だからそれは問題ない。かえって静かで良いと思い狙っていったのだが、日曜日なのに工事が入っていて通行できなかった。そして次に狙った暮坂峠だったが、ルートを一度間違えている。

暮坂峠マウンテンバイク:イメージ5

ピークからはほぼ一直線に気持ちの良い尾根道が続いていた。快適に降っていたがすぐに暗い植林地に入った。風もなく蒸し暑い。しかし道は幅広の初心者コースだ。巣があるのか、カラスが頭の上で威嚇の声を上げた。ここもクモの巣がうっとうしい。一度鞍部に出て再び尾根上になったところでルートが二つに分かれた。直進コースは正面の山に続いていた。これは間違いなくもう一つのルートだ。塹壕状になった道を飛ばして行くと細い沢から水を引いていて、よく歩かれた路面になった。さらにアカマツの林を抜けると畑に飛び出した。ここから簡易舗装の道を下るとすぐに車の待つ、沢渡のはずれの細尾集落に着いた。

-DATA-

場所:
群馬県吾妻郡中之条町
交通:
JR吾妻線中之条駅からバスで沢渡温泉へ、そこからさらに10数km。タクシーを利用の場合は中之条駅から。マイカーが圧倒的に便利。
駐車場:
峠にあり、無料。
トイレ:
峠にあり。
ルート:
我々は間違えたが峠の標識をきちんと見ればわかる。
注意:
ここだけでなく最近クマの出没が多数。私もうるさくて嫌なので鈴などは持ち歩かないが、特にソロの場合それなりの準備を。

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