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六合村~芳ヶ平スキー行

Feb.11, 2001 芳ヶ平縦横無尽

六合村~芳ヶ平スキー行:イメージ1

草津白根山の東面に広がる芳ヶ平は最近ヒュッテがリニューアルし管理人の常駐する通年営業の山小屋となった。しかし冬に訪れる者はまれで、その分静かな山に思い思いのシュプールを描くことができる。ヒュッテへは草津スキー場からのアプローチがぐっと楽だが、強風でゴンドラがしばしば止まったり、また未経験者はパトロールの許可が出ない場合がある。悪天候にも気にせず引き返せる(滑って戻ることができる)コースが良い。

六合村~芳ヶ平スキー行:イメージ2

この朝例によって関越道は渋滞の中にあった。しかし渋川でR292に入るとスキーを積んだ車はぐっと少なくなった。長野原から六合村に右折し荷付場の分岐を草津方面へ。峠を登りきったところから品木ダムに右折すれば後は一本道のはずの道が工事中で通行不可。仕方なく草津町から六合村元山集落に入った。集落を抜けた下り坂手前左のゲートの下りた林道が入山口となる。

六合村~芳ヶ平スキー行:イメージ3

駐車スペースには車が一台。先鋭的山スキー集団「スキーアルピニズム研究会」のD氏が入山していた。開けた林道のトレイルを追いかけていくと1km程で芳ヶ平への標識が現れる。さらに雪面に大きくそちらを示す矢印が描かれていた。前日に描いたものだ。六合山岳会のJさんだろうか。ここを左折、ルートはカラマツの植林道になる。ジグザグの道に沿って植林を二面通り抜けるといきなり山ヒダの複雑な谷あいとなる。ここからは読図力が必要となるが、今日は先行者に任せれば良いので気が楽だ。

六合村~芳ヶ平スキー行:イメージ4

お見事!トレイルは一発で平兵衛池の標識に取り付いていた。平兵衛池へは左に100m程、今はすっかり凍りついているはずだ。出発が遅かったので今日はパス。ここから尾根を右に巻くように再び現れた植林の中を行く。しばらくすると樹幹越しに草津の山々が見えだす。林を抜けるとだだっ広い大平湿原に到着。それを表す標識がわずかに頭を出していた。芳ヶ平の東の尾根、末端が三角の雪田で頭に海苔のような樹林があることから名付けた通称オムスビ山に向け大きく右にルートをとる。

六合村~芳ヶ平スキー行:イメージ5

オムスビ山の斜面は南向きなのでクラストしていることが多い。登るときは西寄り、滑るときは東寄りが良い。吹き付ける強風に耐えてひと登りすると芳ヶ平の平原の中にぽつんとヒュッテが見えてくる。オムスビ山の尾根をトラバース気味に降り、平原のウインドクラストに閉口しながらヒュッテに着くと、小屋の犬「バード」と「フローラ」が迎えてくれた。小屋の新堀さんが2時間で着いたねと驚いていた。D氏の先行トレイルと歩き慣れたコースだからだ。

まだ息が上がっているがD氏と長笹尾根を滑りに出かける。昨日入山した仲間の後を追うのだ。途中まで渋峠方面に登り、2000m付近で東にトラバースする。しかしルートを間違えたようだ。下りかけた尾根が急斜面となり谷に落ちていた。あるはずの先行トレイルも見あたらない。仕方なくその急斜面を途中まで一本滑ってパウダーを楽しみ、再び登り返してヒュッテへ帰った。他のメンバーと合流したがすぐに下山時間が来た。あたふたと下山する。気温が低くていつもより雪質が良い。一気に滑り降り1時間で車に戻った。

-DATA-

場所:
群馬県吾妻郡六合村芳ヶ平
交通:
六合村花敷温泉もしくは草津町までJR長野原草津温泉駅よりバス有り。元山まではマイカーもしくはタクシー。
駐車場:
入山口に4~5台可。
トイレ:
芳ヶ平ヒュッテに有り。
備考:
ルートは分かりづらいので読図力が必要。 とくに大平湿原周辺は広いので吹雪かれるとルートを見失う。 標識はほとんど雪に埋まっている。
オムスビ山、長笹尾根は我々の通称なので地図に記名無し。 本文中元山からヒュッテまで2時間、下山1時間とあるが、平均登り4時間下山2時間必要。 視界不良もしくは荒天時は天狗山スキー場か蓬ノ峰ゲレンデに。ヒュッテの指示を仰ぐこと。
芳ヶ平ヒュッテ 宿泊料7500円。 温泉:尻焼温泉(川原全部が温泉になっている・無料)

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