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本白根山スキー

Feb.18, 2001 火口に向かって滑降

本白根山スキー:イメージ1 本白根山スキー:イメージ2

本白根山スキー:イメージ3 本白根山スキー:イメージ4

草津本白根山から南に適度な斜度を持った尾根が延びている事に目を付けたのはずいぶん前だった。スキー場営業時に一度試みたがその時は係員に「黙って行ってくれればいいのに、訊かれたら許可できない」と言われた。草津シズカ山スキー場が閉鎖されたのを機会にここからアプローチして山頂を目指した。先月にも一度挑戦しているが、その時は強風とホワイトアウトで高度計は山頂を示していたが確認できなかった。リベンジの意味も込めて再びシズカ山スキー場へ向かった。

本白根山スキー:イメージ5

長野原から草津に駆け上がると草津町の手前にまだ大きく「シズカ山スキ-場」の看板がある。そこを左折してしばらくでスキー場跡に到着する。道は何故か除雪されていてリフトも架かったままだ。今日は快晴、ゲレンデの延長した先に本白根山山頂が見える。

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向かって右手のゲレンデをリフトに沿って登って行く。止まったままのリフトは寂しそうだが、我々にとってはそんな静かな山が嬉しい。一度緩くなったゲレンデが再び急になる。そこを登り詰めるとスキー場の最高地点、広い平原が続いている。レストハウスを通り過ぎていよいよ本当の山に入る。

本白根山スキー:イメージ7

左手の谷に沿って最初の小山を目指す。これがスキー場の由来となった静可山なのだろうか。途中からトレイルが現れた。昨日誰かしらが登ったらしい。ブッシュを抜けてその山に取り付く。ほんのひと登りだ。上部はシラビソやカンバに囲まれた広い尾根になっていて、一服するには最高の場所だ。しばらく尾根に沿って行くと突然立ち枯れた林となった。おそらく火山ガスでやられたものだろう。緩やかに登るとカールの末端のような雪田になる。ここまで来ると硫黄臭が漂ってくる。

本白根山スキー:イメージ8

正面の沢筋は山頂部から延びている。この両サイドの尾根どちら側を登っても良い。向かって左側は木立のないバーンが広がり滑降の楽しさを期待させられる。しかしそれだけに雪崩の危険も感じる。なるべく横に切らないように一直線に登って行った。歩き出して3時間弱、旧噴火口跡「鏡池」を囲む外輪に到着した。

本白根山スキー:イメージ9

外輪を左にとり最高地点までは荒々しく風に削られた雪波を突っ切って行く。ここは樹林の中なので雪があるが隣に見える山は風に飛ばされて地肌が出ている。最高点には夏道の標識があった。いよいよここから火口壁を鏡池に向かって滑降する。ふかふかパウダーの中を滑り降りるとアッという鏡池に着いた。シールを付けて取り付いたあたりを目指して再び登り返す。外輪に出ると遠く富士山が望め、その脇には浅間山が噴煙を上げていた。おそるおそる滑り出した登路の大斜面はすぐに最高のバーンになった。一気に滑り降り、立ち枯れの林は右手の谷に入りると滑りやすい。登りにも休んだ小山で大休止。ビールが旨い。登るときには硬く締まっていたゲレンデも春のような陽気に緩んでいた。

-DATA-

場所:
群馬県吾妻郡草津町旧シズカ山スキー場跡
交通:
マイカーもしくはJR長野原草津温泉口よりタクシー
駐車場:
数台可
トイレ:
無し
備考:
シズカ山スキー場は来シーズンにも営業再開の話がある。また草津スキー場から本白根山にアプローチする方法もあるがパトロールの許可が必要。旧ゲレンデ内はスノーモービルが走り回っていることが多く要注意。本文中の硫黄臭は昭文社のエアリアマップに毒ガス危険の文字、充分注意を。「山と渓谷」(97年3月号・週末山スキーのすすめ)にこのコースが掲載されているが、これらのことは明記されていない。草津町には無料の共同浴場が多数ある。

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