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奥会津リバーツーリング

Jul.01, 2001 伊南川~只見川カヌーツーリング。

奥会津リバーツーリング:イメージ1

福島県の南西部に位置する奥会津の里は、檜枝岐村。舘岩村。伊南村。南郷村。只見町。金山町。昭和村。三島町。柳会津町の、九つからなる町村によって形成されている。その流域には、檜枝岐川と舘岩川が合流して伊南川となり、約60kmの流程をへて只見川に合流する福島県最後の清流がある。最後のと敢えて言ったのは、伊南村合流から只見町まで約45キロ程の流程間には、パドラーが超えられない大堰堤は皆無だからだ。しかし、堰堤計画は今現在存在しています。山岳渓流の荒々しさから、山野草が咲き乱れるフラットなチョークストリーム迄をのんびり過ごすカヌーツーリング。今回は、伊南川のアユで有名な山里のリバーツーリングから、釣りとキャンピングライフを紹介します。

奥会津リバーツーリング:イメージ2

私が愛用するカヌーは、20年程前に手に入れた13フィートのオープンカヌー(フジタ製)だ。穴が開いたのは数え切れないぐらいだが、その都度グラスファイバーで保守しているので、何とか今でも浮いてます。でも、継ぎ接ぎだらけでとても人前には出せない代物なんです。そんな相棒に命を託して、舘岩川と檜枝岐川の合流地点(内川地区)から、一泊二日の清流下りを開始しました。漕ぎ出してから直ぐに、小さな堰堤を難なくクリアしたが第一の関門となる舐め底の一枚岩が迫っていた。このフィールドは、急な左カーブから筋目のある一枚岩のトレールを過ぎると直ぐに、落差1メートル程の落ち込みプールになっている。増水等で危険な時は、一旦カヌーを担いでプールから再び漕ぎ出すが、今回は平水だったのでフロントの荷物ウエイトを調整して一気に突入。この岩場の筋目は3つ有り、どのゲートにトップ(舳先)を向けるかが勝負所だ。一瞬にして左サイドと判断、パドルでスピードダウンしながら無難に通過!しようと思ったら、何と流れの割れ目に玉石が挟まっているのを見てしまった。ガツーンと小気味いい音が、ケツの下から湧き上がり目前の落ち込みも頭から消えてしまった。何のパドルワークも無しにプールに着地。いや、着水して我に返った。大きな開口部は無かったが、急いで引き上げて船底をチェック。70cm程の引っ掻き傷は有ったものの、相棒の命に別状は無かった。しかも、この場所で良型ヤマメをルアーでゲット。怪我の功名か、晩のオカズは確保できました。

奥会津リバーツーリング:イメージ3

大きな転覆事故も起こさず、伊南村を過ぎて南郷村に侵入を試みた。上流部から比較すると、川幅も20m程に広がり大きな淵が連続してくるリバーエッジが多くなる。南郷村役場裏周辺は、立ち込みでは入渓不可能なベストエリアをルアーフィッシングで狙う。タックルは、6フィートUライトアクションロッドにABUカージナル33をセット。ラインは、5ポンド100ヤードをストック。この辺りは、スーパーヤマメと称する熟女魚達が生息しているのだ。熟女魚とは、何者かだと!疑似鈎師が誘う偽者のプレゼントを巧みに交しながら、修羅場を潜り抜けてきた尺上の幅広山女魚をそう呼ぶのです。セットルアーは、6gバイトスプーン。これは、私のオリジナルカラースプーンだが、数々の実績をモノにしている自信作です。リバーサイドにカヌーを寄せて、アップクロスにファーストキャスト。流速5キロ、水深約1m程の本流域だから、ターゲットは複数たむろして居る筈だ。しかし、期待に逆らってヒットセレクトの三つ目までがノーアクション。瀬尻まで少し下げてから、縁起の悪い四番手はパープルオレンジに決めてシューティング。沈石の左サイドを通過した時、ノッシリと分身に吸い付いてきました。永年の感触から、熟女魚と判断して慎重にランディング体制を敷く。否応無しに引き寄せられた獲物は、ピンクの頬にブルーマークを纏った尺上の山女魚だった。テールウオークを満喫してから、気分良く彼女を解放して今夜のキャンプサイトを求めパドルを握った。

奥会津リバーツーリング:イメージ4

リバーキャンプは、只見町に進んでから直ぐの左手河原に決めた。この場所は、夜中の増水にも安全な台地があり、流木も沢山あるのでベストサイトになります。手早くモンベルのテントを設営して寝床は完了。キャンプと言ったら、焚き火ですよね。私は、一人旅でも夜花火(火の粉)が好きでいつもしています。河原の玉石で、ファイアーサイトを構築してから焚き付けを下に重ねます。時間が有れば、ナイフで切れ目をたくさん入れて、着火効率を高くします。古木をどんどん燃やして置き火を作ります。パーコレーターでコーヒーを入れながら、ハンゴーを並べてから獲物を調理。付け合せは採取したクレソンしか無かったが、置き火が沢山有れば濡れたウエアも乾きますし、ご飯も焼き魚も美味しく出来上がります。もちろん、明朝の出発前に焚き火の形跡を残してはいけません。後片付けは、キャンパー最後の仕上げです。

南会津山里のリバーツーリングライフは、檜枝岐村。舘岩村。そして伊南村から南郷村を経て只見町に進入。約一時間程で、田子倉ダムから流下する只見川と合流します。この流程間には、小豆温泉。古町温泉。きらら温泉。宮床温泉。さゆり温泉。湯ら里温泉。等いつでも入れる湯船が待っています。流れも小さな堰堤が数ヶ所ありますが、ハードルートも無くカヌーをちょっと担げば容易に乗り越えられます。黒谷川の合流地点では、上陸して手打ちソバを味わったり、昔のサケ漁歴史資料館(昔は日本海からサケが大挙して遡上していた)を覗くのもいいでしょう。但し、増水時にはハードランディングエリアも二ヶ所程出現しますので、油断は禁物ですよ。私なんか、数年前横転してカヌーに逃走された苦い経験があるんでね。安全確認は必ず実施してください。

-DATA-

場所:
福島県南会津郡
交通:
磐越道坂下IC→R252経由→R289伊南村まで約一時間30分。
東北自動車道西那須IC→R400→R121→R289経由。舘岩合流まで約2時間。
駐車場:
河原
トイレ:
河原

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